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8月23日のおはようございます

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8月23日のおはようございます。

昨晩はとても涼しい夜で、今朝もとても涼しい朝です。こんな気温がそういえばあったのだと、体がほっとする時間です。

まだ酷暑が去ったわけではないようで、日中は危険な暑さになるとのこと。今日も夕方に雨が降って涼しい夜をもたらして欲しいと期待はしておきます。

今日の猫は、私が子どもの時に実家にいた猫です。名前はタマといいました。

昨日の記事をご覧頂いた、いきもの画家POPPOさんより、タマの写真を見たいとのリクエストを頂きました。写真を探していたところで、ならば今日の猫はタマにしようと思い立った次第です。

タマが家にいたのは、もう数十年前のこと。他のところで産んだ子供を家に連れて来て、いつの間にか入り込んでいました。第一発見者は当時小学生の私です。

猫というものを身近に見るのが初めてで、最初はびっくりして、怖いと感じました。それはそうです、子どもを守っている母猫だったのですから。

四匹いた子猫は貰い手を探して、残った母猫をじっくりと見ていた母が一言、「飼おうか」。これでタマと私たち家族の運命が決まりました。

猫が家にいる暮らしというのは、体験してみなければわからない、言葉にしても伝えきれないものです。畳の上に寝転んでいると、しとしとと足音が聴こえて猫が近づいてくる。そのうちに胸の上に乗ってくる。小さい足でぎゅっと踏んでくる感触、ごろごろと喉を鳴らす音。

今は身近に猫がいませんが、(タマ以来の猫との暮らしはないのです。数十年間)、まざまざと思い出すことが出来ます。

田舎の家でしたから、トイレは外で勝手にしてきてくれる、たまに数か月間いなくなる、ネズミを捕って畳の上に放置している、などなど、ワイルドです。現在の都会での猫生活では体験できないかもしれません。(現在の田舎でも、猫は屋内飼いが基本ですね。外を出歩かせない)

タマが虹の橋を渡ったのは、私が大学生の時です。母に電話をした時にそれを告げられて、電話ボックスで泣きました。

幸運なことに、地元の大学にお勤めの方にタマの動かなくなった体を見つけて頂いて、動物のお墓に一緒に入れて貰っていました。(当時は飼い猫のお墓などは全く一般的ではなかったのです。)帰省のたびに大学へ行って、お墓参りを出来るのがどれほどありがたかった事か。

飼われていた猫は、この世を去る時に飼い主のもとを去ると言います。タマもそのタイプでした。いなくなる前に、母にひとこと「にゃん」とあいさつをして去った、義理堅い猫でした。

タマの写真です。

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白黒の写真は、私が通っていた大学の課題で「スナップ写真を撮ってくる」というものがあり、その時に撮ったものです。デジタルカメラなどというものは世の中に存在せず、実家にあった古いカメラを使った記憶があります。

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場所は、家の屋根です。トタン屋根でした。この家はもうなくなってしまいました。

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猫を飼おうと、この数十年間、何度も思いましたが、結局飼う事はなく今に至っています。ずっと猫を飼い続ける人と、一生涯に一匹の猫だけの人と。猫飼いの人には二種類があるそうです。

猫の思い出話におつきあい頂き、ありがとうございました。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

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昨日このサコッシュをお買い上げ頂きました。ありがとうございます!

私が猫の絵を描くのもタマのおかげです。


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