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11月11日のおはようございます

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11月11日のおはようございます。

今日は1111と1が並ぶゾロ目の日ですね。デジタルの時計や車のナンバープレートで、このゾロ目をよく見ます。歩いていてふと目をあげると1111の車が走って行ったり、時計の数字が333だったり。それで何かラッキーな事が起きるかと言うと、特別にこれという事もありません。特に何も起きないのが一番ラッキーなのかもしれないという気もします。
今日もご覧頂きありがとうございます。

昨日に続き、鳥と猫です。今日の猫は鳥がいっぱい。昨日はドリトル先生のお話をしたところ、懐かしいとのコメントを頂き、とても嬉しかったです。ドリトル先生の物語はちゃんと愛されているのだと安心しました。
今日の鳥がいっぱい集まっている絵は、エドワード・リアをイメージしました。

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ドリトル先生とならんで、エドワード・リアも私のお気に入りです。
本業は鳥の細密画を描く画家でしたが、子どもたちに向けて描いた「ノンセンスの絵本」が有名で、今でも絵本のコーナーなどにあります。(タイトルは「ナンセンスの絵本」の方が多いです)

「ノンセンスの絵本」に登場する人たちは、みんな逸脱しています。
大きな髭に鳥がたくさん巣をつくったり、鳥がいっぱい飛んできて帽子がもみくちゃになるのを歓迎したり、カラスとダンスを踊ったり。
鳥以外のネタもかなりのもので、とがった顎でハープを弾いたり、猫と踊って帽子にお茶を注いだり。
珍妙な世界が5行詩と独特の絵で展開されます。

私がこの本を最初に見つけたのは大学の図書館でした。
不安を抱えた大学生の心に、この珍妙な世界がどれほどの薬になった事でしょう。逸脱していていいんだ、こんなに楽しそうじゃないかと救われる思いでした。
いま手元にあるのは、柳瀬尚紀さん訳の岩波文庫版です。
ときどき読み返しては解放される気分を味わっています。

エドワード・リアは、病気などが理由で孤独を生きた人でしたが、その孤独があればこそ、人をこんなに楽しませる力もあったのだろうと思います。
ちなみに、エドワード・リアは猫好きでもありました。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

今日の音楽は、バラキレフのイスラメイです。
何となく、エドワード・リアのリメリックに合うような気がします。

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mikepunchプロフィール https://note.com/mikepunch/n/n867833e989ac

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