コロナ〇〇ではないけれど

先週末に、一年お付き合いをしていた彼と
お別れをした。
切り出したのは私。

世に言う、コロナ破局とかいうのではなく、
その前から悩んでいたことではあるのだけど。

少し距離を置きたいなと、思っていたところに
コロナ禍がきて。
私の方の仕事は在宅になり、
向こうは出勤を続ける生活。
一緒に暮らしていたわけではなかったから、
当然、会わなくなるわけで。

彼は、私と一緒に暮らしたいと前から話していて、
その話し合いがしたいのに、なんで会わないとか
言うの。と、少し不機嫌そうに言われた3月末あたり。

緊急事態宣言が出る前ではあったけど、
極力人と接触する機会を減らしましょうと
言われてはいたし、実際、在宅勤務に切り替えて、
通勤電車にも乗らなくなった中、
決して近くはない彼の家と私の家の間を、
どちらかが電車に乗って移動するとか、
私には考えられなくて。

この人、どれだけ自己中なんだ。
と感じてしまったのが最後のひと押し。

好きな人には会いたい
って気持ちはわかる。
だけど、そんなピュアな感情だけじゃなくて、
いい大人が、ワガママ言ってるようにしか感じなくて。

俺をばい菌みたいに言わないでよと
彼は私に言った。

もう、何言ってるんだろう、と思った。

そんな感じのモヤっとした感情を引きずりながら、
LINEとかでは連絡を取り続けていたわけだけど、
これ、緊急事態宣言が解除されたら絶対にこの人、
すぐ会いに行く!とか言うんだよなって思ったら、
今のうちに、お別れをしたほうがいいって結論に至った。

電話越しで号泣しながら
悪いところは全部直すから、一緒にいてほしい。
と、ベタなセリフを言われてしまったけれど、
30代後半のいい大人が、性格直さなきゃ
一緒にいられないって
もうそれは、合わなかったってことだよ……

ごめんねと何度も何度も謝られたけど
電話切った後にきたLINEには、
3月に誕生日プレゼントであげた空気清浄機は、
最新機種で高めのやつだったから、別れる手前に
渡すようなプレゼントじゃないし返してと、
そんなことが書いてあった。

もう、笑うしかない。笑
誕生日プレゼントとはなんぞや。
付き合ってた一年のうち、たまたま私の誕生日が
別れる2ヶ月前だっただけだと私は思うのだけど。
なんならこれ、発送する料金分、わたしマイナスじゃん。
あれかな、レンタルサービスを利用したと思えってことかな。笑

まあ、いやだ!もらったものだし返せない!って言うのも
法的には言えるらしいんだけど、それよりなにより
めんどくさいし、返すよ。笑
大事にお使いくださいませ。

そんなこんなで、私の決断は正しかったな
と思いつつ、いい歳だし、いい加減、運命の人は
あらわれないもんかなーと
まだまだ夢見ている37歳なのでした。

大丈夫。
たぶん。笑

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