障害や難病を抱える方のVtuber事務所?

過日「VChallenged」という事業が立ち上がりました。

公式HPはこちら

運営(経営)をされるのはSatoshi Kitani氏

現時点での私の所感ですが

『感動ポルノ界隈のヤクザがVtuber業界に来た』

としか思っていません。

・募集要項の内容の軽薄さ
・年齢、性別の限定
・素人でも想像がつく障害への無配慮
・著作権意識の低さ

この辺りが全く考慮されておらず「障害者」というカテゴリーが欲しいだけに見えます。
恐らくは軽度の方のみを対象にしており、重度の方は想定もしていないのではないでしょうか。

そもそもVtuberは「ジェンダー・年齢・障害の有無」が問われないバーチャルキャラクターに誰でもなれる世界なわけです。

既に活動してる人が障害がある事をリスナーに打ち明けるのと、初めから障害がある事を前提にコンテンツとして展開するのでは、意味合いが全く異なります。

そこにキャッチコピーとして「障害者です!」というのを持ち出されてしまったら「つまりこの人たちは障害というのを商売にしたいだけなんだろうな」って。

自閉症の人は?パニック障害の人は?

心無い言葉が飛び交うインターネットの世界で、そういった障害を抱えている人をバーチャルの皮を被らせたとしてメンタルを守ってあげられるのか、守れるだけの経験と実績があるのかが不透明すぎるわけです。

深入りするつもりはありませんが、Vtuberという世界が賑わっている昨今に影を落とされないよう、Vtuberの一ファンとして今後も注視していきたいです。



・・・という事を、4月ごろに下書きして投稿しようか悩んでいるうちに、早速動きがありまして。

所属していた「夢巴またね」さんが早々に脱退したそうで。

10日ほど後に、かなりご立腹だった様子が投稿されています。
ネット上では実際の所どちらに非があるのか分かりづらいので、夢巴またねさん脱退について何かを言うつもりはないのですが、これに関連した運営側のスタンスが垣間見える一幕がありました。

私個人としても、この方のお名前と絡み方(闇深いなどの言い方)を目にしたら一先ず「面倒なアカウントに目をつけられたなー」とは感じるかもしれませんが、組織アカウントがミュートしてスルーするわけでもなく、即断即決でブロックするというのは少々驚きでした。

サブアカウントもブロックされてしまったようで。
実際のところ、どちらも事実上の捨てアカウントみたいなものにしか見えないので、ブロックされた事については「まぁ分からなくはない」と思っています。

ただ、こちら以外にも「誤字の指摘」に対してブランドアカウントで即ブロックするという対応をしている様で、私個人としましては

「面倒ごとからはとことん逃げる」
「真っ当な指摘にも誠実に対応する気はない」

人が運営しているんだなという印象を受けました。

新しい事を始める時は、必ず社会から何かしらの反発があると思います。
でも中身が伴っていれば、それは小さな成果を積み上げて、やがて新しいスタンダードへと形作られていくと思うのです。

発足から半年も経っていないのに誠実さが微塵も垣間見えない「VChallenged」については、最初に私が感じた通り

『感動ポルノ界隈のヤクザがVtuber業界に来た』

が個人的な結論だなと。
もう話題に触れる事もないでしょう。


かしこ

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