自力出産
「産院はどこだった?」と聞かれ、
自宅で出産しました、と答えると皆に驚かれる。
へその緒の切り方は、ネットで調べました😃
野口整体の智慧をお借りし、身体への意識の向け方、対話の仕方、などなど今まで修得したことの集大成でした。
夫と二人で向かえた出産は、終始穏やかで、
夫が取り上げて、へその緒の処理をしてくれました。
めっちゃ安産で、陣痛と陣痛の間は寝たり、鼻歌をうたったり、自然と自動運動が出たりしてました。
産まれた時、最初に聞いたことは、
「蒙古斑ある?(性別は)どっち?」でした。
助産師に断られた2日後に産まれ、自分たちだけでやるしかなかったのですが、結果、とても良かったです。
夫は、120点満点の出産だった、と褒めてくれました。
産まれた時、感動で、泣いたりするのかと思ったけれど、集中とリラックスの中で淡々としていました。
すぐ側に薬品があり、冷たく不自然なベッドの上で、明るい光の中での出産なんて、赤ちゃんがかわいそうで耐えきれない。
会陰切開なんて、まっぴらごめんだ、しかもその後縫うんだよ?
上手に産めば裂けないし、切る必要なんてどこにも無い。
促進剤が、赤ちゃんに与える影響も大きすぎる。
痛くて叫ぶこともなく、皆が痛いと思う正体ってなんだろう?ということを、見ようとしていた。
胎盤は綺麗につるりと出てきた。46歳、冬のできごとでした。
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