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【恋愛オタク】の私が、男の人を「好きだ」と思う瞬間


コングラボード頂きました❤️



先日、「無名人インタビュー」というものを受けた。

【無名人インタビュー】
「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」
年間200人に無料でインタビューする社会を平和で幸せにする企画。

【インタビューについて】
無料で受けられます。記事はnoteで公開します。
ノープランで参加OK。質問はインタビュアーがします。
匿名参加で大丈夫です。Zoom、顔出しなしで行います。


自分のことを幼少期までさかのぼっていろいろ聞いていただいて、
自分でも新たな発見があったりして面白かった。

私へのインタビューは、1ヶ月後くらいに記事にしてもらえるとのこと。


インタビュアーの方と雑談をしていた時に、

「みけさんは、想像以上に恋愛の人ですね」と言われた。

恋愛のことばっかり話したつもりはないけど、
あらゆるタイプの人に6年くらいインタビューをしてきた人にそう言われるなら、

私はやっぱり、「恋愛の人」なんだろう。

ちょっと笑ってしまった。

未就学児の頃から、36歳になった今もなお、
恋ばっかりしている

自分でもちょっと困ってしまうけど、
そういうふうに生まれてきたのだから、
もう、受け入れるしかないなーと思う。



「どんな人がタイプですか?」
と聞かれて、

「えーっと…
見た目が良いと嬉しいな。笑
スタイルが良くてシュッとしてて、肌がきれいで。

あとは、面白いなって思う人が好き」
と答える。

「どんな人を面白いと思いますか?」

当然、そう聞かれますよね。
でも、いざ聞かれるとパッと答えが思い浮かばない。


今のパートナーのパルル君もかなり面白いけど、

彼の面白さは、
ちょっと変態レベルが高すぎて、
なかなか活字に残せないという難点がある。
(個人的にすごくツボなので、書けないのが悔しい)


どうしよう…。
何かいい具体例がないかな…。

記憶の糸をたぐりよせていくと、
ある光景がよみがえってきた。


高校時代、
英語の授業中のできごと。

当時の彼氏のA君(イニシャルではない)は、
風邪気味だったのか、鼻をすすったり、くしゃみをしたりしていた。

それに気づいた英語の先生が、
「ほら、これを使いなさい」と言って、A君に箱ティッシュを手渡した。

彼はパッと顔を明るくして、
「ありがとうございます!」と言い、
教室中に響き渡る音を立てて、鼻をかみ始めた。

クラスのみんなが失笑し、
私は自分のことのように恥ずかしくなり、
頬を赤らめてうつむいていた。

放課後、A君にその話をした。

「英語の授業中さぁ…めっちゃ鼻かんでたよね?
私がちょっと嫌味っぽく言うと、

A君は、
「やー、あの先生めっちゃいい人だよね! 
俺すごい嬉しくなっちゃったわ!!
と、笑顔で堂々と言った。

その瞬間、彼の背後にピカーッと後光が刺したように感じて、
私はそのまぶしさにあてられて、

負けた」と感じた。

お前のほうが、よっぽどいいヤツだよ!!

この人の、こういう、自分の感情を素直に表現できちゃうところ。
私から見れば「恥ずかしくてたまらない行動」をしておきながら、
堂々と笑っているところ。

そういうところが、敵わないと思うし、
そういうところを、好きだと思った。


そうだ。

私は、

その人の素直な気持ちや生き様が、
人目を気にしないくらいに、強く前面に出て、
それが、ちょっとカッコ悪く、
面白く作用しちゃったとき。

そんなときに、
あ、コイツ、「おもしれー」って思う。
好きだ」って思う。

その人の「面白いところ」を、
もっともっと、見つけて、コレクションしたくなるのだ。



私も、
人によく思われたくって、
可愛い彼女だと思われたくて、

さんざん格好つけて生きてきたけど。

誰かの記憶の片隅に残っている自分は、
大きな音で鼻を噛むような、
そういう、滑稽(こっけい)な自分かもしれない。

意地汚く、残り物を食べてた時だとか。
小さなことでくよくよして、落ち込んでいた時だとか。

そういうものしか、
もしかしたら残らないのかもしれない。

でも、だからこそ、
人生ってとっても可愛くって、楽しいなって思う。


私は、こんな、
面白くって、ヘンテコで、
愛しい気持ちと記憶でお腹いっぱいなまま、

大人を生きてやる。


それが、いつまで経っても大人になりきれない自分の、
世界へのささやかな反抗なのです。



玉ねぎヘアを試してみる🧅


本日もお読みいただきありがとうございました♪



みけ みわ子


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