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自分が「民泊清掃請負」で個人事業主になったきっかけ

以前みけ子は個人事業主として仕事をしていた女性の、手伝いアルバイトスタッフとして民泊清掃の仕事を始めた。ちょうどそれまでやっていた派遣の仕事がどうしても合わず、派遣元の担当者に「もう私ダメです❗️仕事続けられません‼️」と電話して仕事を辞めたことが最初だった。

そんな時にFBでつながりのある女性の投稿が目に入った。「未経験者OKのお掃除の仕事、興味のある方いらっしゃいませんか?」という内容だった。

派遣を辞めたばかりのみけ子はその仕事をやってみる事にした。掃除の現場にはその女性(仮にAさん)の運転する車で出向き、指示を受けて必要な作業をする。未経験者でも出来るのは全くその通りであったし、主婦の経験がある人ならば特に問題ない仕事。多少の体力は必要だったが。

その仕事自体は無事に取り組めていたのけど、ちょっと別な問題があった。Aさんが気難しい人で、対応に気遣いが必要だったことだ。気遣い程度のことならばいいのだけど、給料の振込日を勝手にずらしたりされるのは本当に困った。一緒に仕事をしているのだから、「こういう事情があるので次回の給料の振込は@@日になる」と事前に言ってくれればこっちだってそのつもりで準備するのに。

給与をもらう立場から言って、働いた分の給与の遅配は死活問題だ。そのことを訴えると「あなたが死活問題だってそんなことこっちには関係ない」と来たもんだ。え〜っ、それはないわ。それで人を使って問題ないと思っている訳?

最初はそのAさんの車で現場まで行き、一緒に野外も含めた現場で作業をしていた。そして始めてから少し経過して今やっている「民泊清掃」の仕事が新たに加わることになった。Aさんと話し合いながら仕事のやり方や手順と必要な備品を揃えるところから仕事は始まった。問題なく仕事が回るようになった後は、民泊清掃の仕事はほぼみけ子一人で担当するようになった。

多少問題はあったものの、そんな状態で仕事を始めて1〜2年程。ある時そのAさん、仕事のスケジュールを見逃してみけ子に仕事を割り振りし忘れたことがあった。ゲストが到着してから部屋の掃除が全くなされていなかったことが分かり、部屋のオーナーさんともう一人が大急ぎで部屋に急行した。それって重大な問題よ。

オーナーさんが大慌ててAさんに連絡をしたのだけれど、当のAさん無責任にも連絡をガン無視した。彼女は現場からは離れた場所に居住していたし、夜になって掃除に入ることがイヤだったのか何なのか。事の顛末を側から見ていて、みけ子もハラハラした。手伝いに行くべきか迷ったが、それは差し出た事だと思って静観した。

掃除のスケジュールに関しては、オーナーさんとAさんとの繋がりでやり取りをしていて、下で働くみけ子は指示を受けた内容を実行する役割だった。分からないことはAさんに聞くし相談しながらミスの無いようにやっていたつもりだ。

この時の「掃除スケジュールの見逃し」は完全にAさんのミスだった。そのことで今後のことを危惧したオーナー氏が「これまでAさんと繋がっていた連絡グループにみけ子さんも混ざって下さい」という話になった。もちろん自分はその事をすぐに承諾してメッセンジャーのグループに混ざったのだが、その顛末がAさんには気に入らなかったらしい。Aさんは激怒💢「あなたとは今後一緒に仕事できません‼️」とその民泊掃除の仕事から勝手に抜けてしまった。

次の日もその後も民泊清掃の仕事はぎっちり入っていたし、自分の役割としてどんな事情があっても投げ出すつもりはない。自分は自分の仕事をしっかりこなすだけだ。


引き継ぎもせずに仕事から抜けることで、Aさんは(裏切った?)みけ子に仕返ししたつもりだったのかも知れない。でもみけ子としてはこれまで下請けだった仕事が直にオーナー氏からの発注依頼になることで、収入が増えたのよ。対応が面倒で何かと気遣いのいるAさんが抜けてみけ子は心からせいせいした(笑)請求書の書き方さえ満足に知らなかったけれど、ネット上のテンプレートはたくさんあった。これまで給与として振込になっていた金額は改めてオーナー氏に自分で請求書を出す事になった。戸惑いつつも思わぬ経緯から自分は個人事業主になっちゃった。

その前からシェアハウス等、小規模に賃貸運営はしていたけれど、これが本格的な個人事業主としての出発になった。「災い転じて福となす」の言葉通りの展開だった。

雇われずに仕事をしたい、と思っていたことがひょんな形で実現した。この個人事業主という形での仕事は不安定ではあるし大変なことも多いよ。だけどひとまず失速せずにこれまで続いているのが、ラッキーだし有難さでいっぱいである。

Aさんとはあの時、これ以上やり取りしても不毛だなと思ったので繋がりを即ブロックした。道理の分かる人じゃない。その時の気分で理不尽で非常識なことを平気で実行しちゃう人だ。これ以上関わり合うのは時間の無駄というもの。自分は自分の仕事や役割を淡々とこなすだけだ。今も続いている民泊清掃の発注主であるオーナー氏はビジネスパートナーとしてしっかりした人であるし、これからも大きな変動がなければ仕事は続けて行けるだろう。

まずは着実に間違いなく誠実に。目の前の自分の仕事に取り組んで行くだけだと思っている。



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