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「先生」の旧宅がおしゃれなカフェになった

みけ子が現在週一で通っている、事務系パート職場。勤務し始めてから10年以上が経つ。ここに震災以前は自分は月曜から金曜日まで毎日仕事に入っていた。まちづくりのNPO法人で、自分はここで事務作業と「先生」の秘書をやっていた。

先生の秘書をやってた頃。掲載許可いただいてないので皆さまのお顔はマスキングで失礼します。

先生は思い出してみても、経歴は素晴らしいしその道のパイオニアであった。プレイパークを日本に紹介した人であり、一時期県の教育委員会委員長までやっていた人物なのだ。

その先生の旧宅が、最近おしゃれなカフェになったらしい。

先生は、数年前にお亡くなりになっている。NPO法人の顧問としてまちづくりの中心人物であったし、県の要職を勤められていただけあって今も一目置かれる存在である。みけ子が市民活動の世界にどっぷり浸かり、東北大片平キャンパスの歴史的建物の保存に成果をあげられたのも、先生がいらしたから、という部分は大きい。

そんな先生の(一応)秘書役をやる事になったみけ子。元々はそのNPO法人事務スタッフ募集で仕事をする事になったのだが、まぁホントに頼りにならないイイ加減な秘書であったことよ💦 思い起こせば、本当にすごい立派な方と一緒に仕事が出来て幸いだったとしか言いようがない。先生から学んだことは大変大きい。

先生とカレーの名店「アジャンタ」で。

この先生の旧宅では折に触れて人が集い、カレーパーティを開いたりなどイベントを開催した時は手伝いに行き、一緒に楽しんだ。まだ小学生だった子供たちを連れて行ったこともある。先生の手作りの竹トンボを庭で飛ばしたり、火を焚いて焼き芋を作った。七輪を出して「くさや」を焼いて食べたこともあったなぁ。

先生が亡くなってからこの旧宅はしばらく空き家になっていた。自ら図面を引いた自宅からは、庭に植えられた四季折々の花が見られた。庭に面した大きな窓は、ドイツから直に輸入したものだと聞いた。地下鉄駅からすぐだけど、広い敷地で大変贅沢な作りの建築だ。

きっと場所も良いし、近隣は住宅地だから近所の住民を始めおしゃれなカフェ好きの人たちに大評判になるだろう。行ってみたいけど、混んでいて待たされたりするのもイヤだしな〜。少し時間が経って、来店者が落ち着いてからゆっくり行ってみることにしよう。

人が集い、人々の交流の中から新しい何かが生まれる。そんな場になることを先生も喜んでいるのではないかと思う。何にせよ、これまで活用されずにいた先生の旧宅がイイ感じに活用されるのは、本当に喜ばしいことだ。



↓朱塗りの小皿。貝の模様が蒔絵で表現されています。漆塗りの蒔絵皿、本物を是非食卓に取り入れてみて下さい。






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