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「欲望を最小限に」が理想。でも今の自分にはそぐわないのかな💦

今の世の中、大量生産・大量消費でお金さえ出せば必要以上のものが手に入り、家の中はモノであふれている。最近はそんな風潮に疑問を持つ人も増えるなど、多少の変化があるようだけど。モノであふれた状態から「断捨離」してスッキリ暮らそうみたいな流れが主流なのかな。

スッキリ暮らしたい願望は自分もいつも心の中にある。自分の好きなモノを厳選して持ち、お気に入りを大事に修理しながら使えなくなるまで使い倒す。それは本当にモノを大切にして丁寧に暮らす日々であることは間違いない。

振り返って、我が家。モノを捨てられないダンナは古着屋から買ってきたという、昔のリーバイスのコレクションでタンスをいっぱいにしている。赤耳だのなんのと言っているが、サイズの合わないものや、着ないでコレクションするだけの赤耳リーバイスを「昔のもので貴重だから」という理由で場所を取って保管していることに意味があるのか?いや、たまにはサイズの合うものは着用しているのかな?

リーバイスのページから写真お借りしました

みけ子も古いもの好きなので、気持ちは分からなくはない。だけど片付かない、モノだらけの家で窮屈に暮らすつもりはないのだ。売れるならばさっさと売っぱらってタンスの中身もスッキリさせたい、と思っている。

自分はその場その場で必要なものにはお金は惜しまない方だと思う。長男が中学で茶道部に入った時は、オーダーで洒落た浴衣をあつらえた。当時パルコに店舗があった、今風の着物屋さんのものだった。浴衣1枚でスーツ一着くらいの値段がしたよ💦その浴衣を着てお手前を披露していた長男は、我が息子ながら惚れ惚れするカッコ良さだった。長男の晴れ舞台?なのに温泉宿で着るような浴衣など着せたくない。そしてそのオーダーした浴衣、今年になってもう着ないと言うのでメルカリで先日売り払った。買った時の1/10以下の金額で一式出品したから、価値の分かる人にあっという間に売れた。

THE YARDとかいうブランドだった。

その場で必要と思うことに、多少の無理をしてもお金を払う。後でローンの負担が重いとか、不相応に高価な商品を買っちゃったかな?と思ったことも1度ではない。だけど無理をしてでも入手したものは、それ以上の価値を自分たちにもたらしてくれたように思う。

自分たちが気に入って、無理して買った骨董のうつわも毎日の食卓を楽しくしてくれた。子供達も巣立って、家族の人数が減ったり必要な数が少なくなってきた現在、その品物に幾らかの値段をつけてネットで販売することも出来る。不必要になったからと言って、捨ててしまうと言う選択肢など考えられないものばかりなのだ。骨董のうつわなんてそんなに簡単に売れたりしないんだけどね。

江戸期の貴重な伊万里

洋服でも十分に着てちょっとばかり飽きて来たものは、素材を生かしてリフォームできないか考える。実際、今年はそうして新しく生まれ変わった服が2着。日常着としてかなりの頻度で活躍してくれた。

そしてもう還暦を過ぎているみけ子ではあるが、家のローンや子供の教育ローン、そして自分が不動産を買うために組んだローンの完済が多少は見えて来たので「もう一軒、新たに別の収益不動産が買えないか?」と考えている最中である。ま、頭の中で考えているだけだけど。

「少なく所有して過剰に欲しがらず、消費社会の風潮に踊らされず」を常に頭には置いているのだが。タンス一杯の赤耳リーバイスのダンナと収益不動産もっと欲しいのみけ子と、この夫婦では未だ「欲望を最小限に」など無理なようだ
┐(´д`)┌



↓戦前戦中の金属が貴重だった時代の磁器製のおろし金。必要最小限のもので質素に暮らしていた時代のもの。白い肌が美しく面白い形はオブジェとして飾って映えます。



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