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世の中は真面目で一生懸命な人ばかりでは無い ベーシックインカムについてちょっと考えた

働かないキリギリスを、勤勉なアリが食わしてやるのか?

以前ベーシックインカムについての議論をTVでやっていた。みけ子は最初の部分ちょっとだけしか見ていないのだけど、中々面白く見ていた。ベーシックインカムって最近割と耳にするワードだけど、それって何なの?と思う人も多いだろう。

最低限の所得を政府が全国民に支給する、つまりは働いている・いないに関わらず、同一の金額が国民にずっと支払われるってことのようだ。

もしそんな制度が実現したら。全国民にいくらかの現金が支給されるって、単純に考えるとうれしいけど?でも問題もありそうだ。

シェアハウス運営をやっていて知り合った、生活保護を受けているある人の事を例に考えてみる。

その方は、入居者さんのお知り合いの人と言う関係だった。障害を持っていて障害者認定を受けているとのことだったが、外見からはどうもそんな感じには見えない。誤魔化している?嘘をついている?のかも知れないが、医者からは診断が下りているのだろうし。障害については本当のところは分からなかった。

そしてその人は障害者認定と同時に、生活保護も受けているとのことだった。シェアハウスに1ヶ月だけお試し入居をしていた女性の彼氏さんだったのよ。

彼氏さんというかなんというか、その男性はシェアハウスに入居をする女性(視覚障害者だった)を上手く丸め込んで、金づるにしているという風に見えた。まともに働いていない人だったからね。入居申し込みがあった女性を一旦はシェアハウスへの入居を許可したものの、その方には短期間で退去いただくことになったよ。2人で入居できる部屋もあったのに、休みの日はシェアハウスのリビングに彼氏さんは入り浸り。そんなんじゃ、ちゃんと家賃を支払って入居している他の入居者さんにも示しが付かないよね。

その人が入居していた期間、それまでそんなこと一度もなかったのに冷蔵庫の中から食品が無くなったり、部屋でタバコを吸われたりもあった。紛失したのが、冷蔵庫内の食品程度で良かった。これが他の入居者さんの金品が盗まれたとかだったら大変だったわ。

生活保護という制度でさえ、自分がいいように解釈して本来支給されるべき人かどうか怪しいのに、受け取っている人がいる。そんな誤魔化しをして生活保護を受給するなら、そういう人たちもまとめてベーシックインカムで面倒見ちゃえ!って事なんだろうか。

パートで家計を支えているシングルマザーの貧困など、現代にはそういう制度で助かる人も多いかと思う。

日本の国民の三大義務ってある。

教育を受けさせる義務
勤労の義務
納税の義務

最低限の収入が保証されるのであれば、「勤労」と「納税」をパスしたがる人も増えちゃうのではない?働かなくとも最低限の収入が保証されるならば、人によっては勤労意欲を失って、何となくダラダラしてるだけの人が増えてしまわないのかな?教育を重要視しない人も増えてしまったりしない?不真面目な生き方をしている人をも、ベーシックインカムの制度で堂々とのさばらせる事にはならない?

本当に困窮している人が救われるなど良い事も多いが、この制度全体の良し悪しは果たしてどんなものか?

ムズカシイ論理など分からない、みけ子の頭ではいくら考えても全く手に余る内容ではあるわ。



↓お正月の食卓に。朱塗りに縁起の良い二枚貝の蒔絵が施された小皿です。お屠蘇を飲むのにも合いそうです。こんなうつわを使ったら、お正月気分も盛り上がりますね。


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