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古い振り子時計の中からタランチュラが出て来た‼️

*ちょっと気味の悪い虫の話です。嫌いな方は読まないでね💦

あれはもう十五年以上前、ここに越して来る前に住んでいた所での話だ。

まだ子どもらも小さくて、家の中をウロチョロ、ドタバタ、キャーキャー言っていた頃だったと思う。

我が家は昔から古い家具や食器類が大好きで、家の中に置いてあるものがほぼ全て古くて特徴のある品物ばかりだった。

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↑昔の写真を見ても、やっぱり妙な家だわ💦

今はもう成人している長女に言わせると、TVで見るドラマの中の一般的な家庭の中のシーンで、部屋にカラーボックスなどが置いてあるごく一般的な部屋が「ドラマだからこういう作りなんだ。珍しいなぁ、ウチとは違うなぁ。」と思っていたらしい。実際に友達の家に遊びに行って部屋にカラーボックスとか今風の家具が置いてあるのを見て「これが今の普通なのか!」とびっくりしたそうだ。それくらい我が家は妙な家だったのだ。

そんな変な家だったから、使っている掛け時計はネジを巻いて動かす振り子時計だった。昭和の初め頃のものなのかどうなのか?はっきりした時代は分からないけれど、落ち着いた色の木のボディと施された彫刻も雰囲気があり、引っ越す度に新しく越した家の一番良い場所にかけていた時計だった。まだ子供がいない時に購入したものなので、確かに子供たちには「掛け時計ってこういう物!」との普通一般とは少し違う認識はあったと思う。

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振り子時計はネジを巻く場所が文字盤上の左右対称に2ヶ所あり、向かって右側の「4時」の位置が時計を動かすためのネジ穴、そして左の「8時」の位置は1時間に一度時を知らせる音を鳴らすためのネジ穴である。昔の家屋敷の広い座敷に置いてあるならばまだしも、今時の狭いマンションやアパートで1時間に一度、「ボーンボーン」と時を知らされてもうるさいだけで💦 いつしか時を知らせる方のネジは巻かなくなってしまった。

振り子時計だから週に一度はネジを巻かないと止まってしまう。そのネジを巻く作業が珍しく楽しかったのか、子供たちはそのネジ巻き作業をいつも面白そうに見ていた。

時計は家の壁の高い位置にかけてあったから、みけ子が椅子に乗って週に一度のネジ巻き作業をやっていた。

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そんなある時。また振り子時計のネジを巻こうと、ネジが入っている時計の下部分(↑の青い部分ね)の振り子カバーの蓋を開けると……

中からでっかいクモがっ!


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ゆうに7〜8センチはありそうな、毛むくじゃらでモソモソ動くでっかいクモが時計の振り子の扉を開けた途端に這い出してきて……❗️❗️❗️

その場にいた私と子どもの3人で

ぎゃ〜〜〜〜〜〜っ❗️


と大絶叫してしまったわ💦だって本当にタランチュラみたいなクモだったのよ!

親子3人でびっくり仰天の大絶叫、大パニックに陥ったみけ子と子どもら計3人、腰を抜かさんばかりでその場を逃げ惑った(←大袈裟)

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↑YES - Owner of a Lonely HeartのMVの一場面。タランチュラというと真っ先に思い出すのがこの場面。

そのタランチュラみたいなクモをその後どうやって追い払ったのか、叩き潰したような記憶はないし、でっかいクモが時計の中から出て来てびっくりした記憶があるだけで、その後のことはまるで覚えていない。

今調べてみたら、そのクモって「アシダカグモ」って日本にいる、室内に潜むクモの中では最大のクモらしい。

一体そんな大きなクモがいつもはどうやって、どこに潜んでいたのか。何をエサにしていたのか?↑上記を読むと、家の中ではGをエサにする益虫らしいのだが。

確かに、以前住んでいた場所はマンションではあったが裏がすぐ山になっており、虫とかも多かった記憶はある。だけどねぇこんな大きなクモ、ウチの中に潜んでいて欲しくないよねぇ。

子どもらがまだ本当に小さくて、子育てなんてまるで性分に合わず母親らしくもなかったみけ子の、今よりもう少し若かった頃の話でした(笑)



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