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三日見ぬ間の桜かな/桜が含まれることわざや言い回し

(桜の花の散りやすいところから) 世の中の移り変わりのはげしいことのたとえ。
※俳諧・蓼太句集(1769‐93)春「世の中は三日見ぬ間に桜かな」

コトバンクより

自分の苗字に桜の文字が入っているのもあり、桜の季節は何だかソワソワしちゃう。人混みやどんちゃん騒ぎがキライで、積極的には花見に行ったりなんかしないんだけどね。風景の中にふわっと柔らかい桜色が目にはいると、何だか心まで柔らかい気分に包まれる気がする。

ウチの長女は4月生まれで、ちょうど桜が咲く頃の予定日だったのでサクラにちなんだ名前を付けた。関西の有名な桜の名所から取った名前だ。苗字と組み合わされると、まるで芸名みたいな名前なのだ。苗字も名前も苗字みたいな名前ではある。私ら両親もその桜の名所には行ったことがない。本人もきっとそう。だけどもう付けちゃった名前だから、今さら苦情は受け付けません😆

サクラが入った諺や言い回しを調べてみたんだけど、案外諺は少なかった。名詞に「サクラ」を付けて色を表し、粋な感じを演出するって言葉は多かったけど。サクラエビ🦐とかサクラダイ🐡とか、桜肉🐴とか……。その中で「桜色」って表現、今頃のフワッと柔らかい空気感とか初々しい雰囲気が、言葉を目にするだけで思い浮かぶ。

以前「猫」が含まれる言い回しについて書いた事があったが、その多さに比べたら「サクラ表現」の少ない数には少々びっくりだった。

サクラには敬愛の情を示しつつ、咲き誇るサクラそのものには遠慮してって事なのかも知れない。和服で、花の盛りの時期にはその花の紋様の着物や帯を身につける事を遠慮する、みたいな慣習がある。そんな気遣いと奥ゆかしさなのかも。



↓三角柱の形のガラス花瓶。ガラスですが重量があり、ボリュームのある花をたくさん生けても大丈夫です。


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