掃除が出来る、整理整頓が出来るのってそれだけで価値がある事だよ
と、日々感じている。みけ子がやっている民泊清掃は、退室したゲストの使用後の状態をキレイにし、次に宿泊するゲストの準備を整える事だ。
使ったゲストによっては、もうどうしようもなく散らかっていて汚くてウンザリするような部屋の使い方をする人もいれぼ、ホントに昨日泊まったんですか?と思う部屋まである。キレイに使ってくれたゲストに当たればラッキーで、その逆はもう運が悪かったと思うしかない。
そんな宿泊施設の清掃にほぼ毎日関わって来て思う事。それは「掃除が出来るって当たり前に感じるけど、実はすごく価値がある」って事。
みけ子はこの仕事についてかれこれ延べ6〜7年だ。途中、民泊が法的にアウトになり仕事自体が無くなって、他の清掃関係の仕事をやってた期間も1年以上あった。そのことも含めて自分が感じたのは、掃除や整理整頓ができることが「当たり前」ではない、ということなのだ。
散らかす、汚すことは誰にだってできる。やりっぱなし出しっぱなし使いっぱなしで、元に戻さなければいいだけだから。そして案外、そんな「元に戻さない・戻せない」という人が多いという事を知った。常日頃、片付けたりキレイに使う事に心を砕いたりしない人がいかに多いか。そういう生活習慣が身に付いちゃった人はね、それを正すのが実はものすごく大変なんだよね。そんな習慣が「良くない」ってことも実はよく分かっていないんでは?とさえ思えるよ。
散らかった状態が普通で、その状態を是とする感覚。そんな感覚の人って案外多いのではないか。散らかって汚れた部屋が、実はどんなにかその場にいる人の気持ちに作用するか。そんな乱雑な部屋や場所は、その場にいる人の心を知らず知らずに蝕んでいる。気持ちがざらついて来ていることを、きっと自覚していない。繊細な感覚とは無縁な人、と言わざるを得ない。
そんな人はきっと、周囲の人の気持ちの変化や非言語の思いも汲み取れない、気づかない。そんなこと気づかなくって良い、と考える人も居るかとは思うのだが、結局気づかない人は、自分も周囲から気づいたり気遣ってもらえないという事だ。
いつも周囲のキレイさに気を配ること。面倒かもしれないけど、するとしないとでは後の結果に雲泥の差が出てくると思うのだ。
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