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ちょっとした違いが大きな差に?/このファッションはステキ?

昨年だったか「おっ、これは?」と目を付けて買った1枚の白いブラウスがある。このマークはマーガレットハウエルかと思う。BOOK OFFで見つけた。

ノーアイロンでなんですが💦

半袖、前開き、ヘチマカラーに胸のパッチポケット2つがポイントになったデザイン。素材は木綿。短めの着丈でボトムにはインしないで着るタイプのブラウスだ。半袖でもキャップスリーブかと思う程、袖も短めだった。木綿地という素材もあり、カジュアルで元気な夏服って印象のブラウスだった。

みけ子は身に付ける服の基本カラーは白、グレー、紺の3色である、その基本カラーからもピッタリだし、脱ぎ着のし易い前開きは重宝する。値段もお安めであったし、その時はほぼ直ぐに買ったかと思う。

お気に入りの服は長く着たいので、前開きのボタンは手芸店から貝ボタンを新しく買って付け替えた。前見頃の中心にあるボタンは、案外目立つのだ。安っぽいどこにでもあるプラスチックの四つ穴ボタンよりも、穴なしの厚みのある貝ボタンの方がオシャレっぽく見えるから。こうしてこの白ブラウスは、自分の夏のお気に入りアイテムの一つとなった。

左が元々のボタン。付け替えた貝ボタンが右側です。

昨年はマドラスチェックのギャザースカートや、たっぷりとした膝下丈のワイドパンツと合わせて着ていた。身体のラインを拾わず風が通り抜けるゆるみを取ったブラウスは、着ていても着心地が良かった。

そうやって所有してから2年目になった今年。またこのブラウスを出して着初めた。だけど、なんだかしっくり来ないのよ。どうしてかな?

今年も夏らしい木綿地や麻地を使って、パンツやワンピースを何枚か作った。(現在も製作中)その新しく作った木綿地のパンツに合わせて見たんだけど……なんだか合わないの。

濃紺の地に白でプリントが入った、木綿のロングパンツ。ややワイドシルエットのこの手のパンツは今年流行のデザインだ。色の組み合わせとしてバッチリ👌だし、今日はこのスタイルでお出かけ❣️と思って全身が映る鏡の前に立ってみたんだけど……あれ?なんだかこれ違うわ💦

さらっとした木綿地の上下。
涼しいし色味も爽やかです。

このプリント地のパンツに木綿のブラウス。素材的にも色の組み合わせとしても、特に問題はない。だけどどうしてなのか、似合わない、おかしい。

しばらくそのコーディネートを眺めていたら、その違和感の正体が分かった。

柄パンに白ブラウス、これは

戦中戦後のもんぺスタイルではないか❗️


なんてこった○| ̄|_

身体のラインを拾わない、程良いゆるみと短め丈の前開き。そしてヘチマカラーってどれも昔からあるデザインなのね。それに木綿地の柄のあるパンツではねぇ。トラディショナルな雰囲気の組み合わせと言えばそうだけど、戦中戦後の女性のもんぺスタイルを知っている人にとっては、イメージとして「オシャレ」なんかではない。イメージの話だけどスマートでナウな感じ(笑)に多少でも見られたいならば、このコーディネートはやめた方が無難だわ。

頭の中で思い描いた事と実際に身に付けた時とのギャップは、やはり実際に見てみないと分からないものだわね。



↓漆製のカボチャ型の蓋物。ユニークでユーモラスな蓋物小物入れを是非普段使いに♬


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