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鳴子温泉に来ている。鳴子は(自分には)天国なのだ❣️

県北の名湯、鳴子温泉郷に来ている。

先月半ばの少し大きな地震のために新幹線が止まってしまい、ここ宮城は春休みや卒業旅行シーズンの旅行客のキャンセルが相次いだ。

民泊清掃の仕事をしている自分にも影響は大きく、先月半ば以降の予約はキャンセル続き。本来ならば稼ぎ時なのに思わぬ空き時間を過ごすことになってしまった。

その状況はここ鳴子温泉でも同じだ。温泉街を歩く人の姿もやはり少ない。せめて自分は仕事がぽっかりと空いたこの機会に、温泉でも楽しもうと♨️鳴子に来た。

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列車を降りて一歩外に出ると、街全体に漂う硫黄の香り。高濃度だと身体には影響があるのかも知れないが、ほんのりと漂う硫黄の香りは自分には大変心地よく、好ましく思える。この香りを嗅ぐと「あぁ、帰って来た❣️」と思う。こんな風に思える場所がある事を大変に幸せに思う。

宿はいつも利用する「北多賀旅館」(仮名)家庭的なこじんまりとした宿で、最近は予約の電話で名前を言うと直ぐに「いつもありがとうございます♪」と挨拶が返ってきて、それもまた嬉しい。

鳴子温泉は泉質が豊富な事で有名で、この定宿の「北多賀旅館」の直ぐ隣りにある「南多賀の湯」(仮名)は泉質がまた全く違うのだ。こちらは白濁硫黄泉、そして自分が今宿泊中の「北多賀」は硫黄の香り漂うお湯である事は同じだけど、美しいエメラルドグリーンだ。お湯も身体への当たりが柔らかい気がする。

*ここまで書いて来て、鳴子温泉の事をよく知る人ならば旅館の名前に笑いがこぼれた事と思う。別に仮名にする必要は無いとは思うけど、私特有のユーモアって事で(笑)ひとつのファンタジーとして読んで下さいね♪♪♪

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私がこの鳴子温泉にしょっちゅう通うようになったのは、つい3年程前の事だ。シフトでのホテル客室清掃をやっていた頃。ホテル清掃以外にも仕事を掛け持ちでやっていた事もあり、毎日がバタバタと忙しかった。それが、自分の誕生日にぽっかりと何も予定が入らない日があり、思い立って1人でも素泊まりOKな部屋を予約してみたのだ。自分へのプレゼントとして。その時の素泊まりの宿が大当たり🎯だった❣️お湯も良く昭和の始め頃?と思われる作りの詫びた建物で、冬枯れた風景とも相まって風情は満点だった。それ以来の鳴子通いで、現在よく泊まるこの宿に落ち着いたのは1年程前だったかな?

駅からもちょうど良い距離で、鉄道を使って仙台から来るのにも汽車旅を楽しむのにもちょうど良く十分な時間だ。たまの贅沢と言う程の宿泊料金でもなく、家計に影響しない程度の出費で気軽に楽しめる。何とも理想的な余暇を過ごせるのだ。

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一人でここに来る時の行動パターンはほぼ決まっている。JRで駅に着いたら、どこかの立ち寄り湯でまず一風呂。上がったら中山食品店(仮名)に寄って温泉卵を買い、お店のおばちゃんと世間話。ちょっと戻ってお菓子屋さんの深田(仮名)で名物栗団子2個入りを買う。お昼は駅前の喫茶店のまるか(仮名)でナポリタンにするか、くらや食堂(仮名)で中華のつけ麺にするか。または温泉神社入り口近くの蕎麦屋「大花」(仮名)で鴨南蛮か天ざるもいいな。

今回の鳴子滞在は2泊、1泊目は私一人で泊まり、今日は週末休みのダンナも合流する。ダンナはこの北多賀旅館は初めての宿泊だ。ダンナのお気に入りは自家源泉4種の「翁の湯」(仮名)である。だけど今回は私のお気に入りのここに予約した。せっかく泉質豊富な鳴子温泉なのだから、沢山のお湯や宿を体験して欲しい。

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というのは建前で、せっかく連泊するのに2泊目で宿を移動するのではゆっくり滞在を満喫出来ないから。だけど「翁の湯」は一人で泊まるのはちょっと……。以前泊まった時、私たち以外の宿泊客が居ないのに、上階から正体不明のラップ音が聞こえて来た事があったのだ。「チェケラップ!イエー!」とかのラップじゃないよ💦


と言う事で、昨日からの温泉連泊。外からはしきりにウグイスの声がする。朝湯に浸かってポヤポヤしている頭と身体に、ひんやりした空気が心地よい。今日は晴れの良い天気になりそうだ。

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鳴子温泉で過ごすたまののんびり時間は、湯に浸かり、自然豊かな場所に来る事でブレブレだった自分の気持ちや身体をリセットする重要なひと時だ。ここで自分軸を取り戻して、また日常を健全に過ごせる。と、自分では思っている(あくまで主観)

それにしても、1人の朝ごはんに米1合は多かったかな。漬物、めかぶ、温泉卵の必要十分な日本の朝ごはんなんだけどね(笑)


あと1泊、鳴子温泉での滞在を楽しんできます。





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