淡々と気持ちを波立たせずに作業を進める
*表題写真からお見苦しくて申し訳ありませんm(_ _)m
民泊清掃の仕事は
◉寝具のリネン類を剥がす
◉リネン類を洗濯する
(洗濯しながら)
◉ゴミを片付ける
◉水周りの掃除
◉掃除機かけ
◉次のゲスト用の寝具の準備
大体このような流れで掃除をする事が決まっている。と言うかこの順番でやる必然性がある。
洗濯は時間がかかるから最初に取りかかる。洗濯しながらゴミの片付けと水回りを掃除したら、濡れている箇所の水分を全て拭き取って水回り掃除を終わらせる。床が濡れているのに掃除機をかけたら掃除機が故障するからね。床までキレイにしたら、やっと次の宿泊のための寝具をセットするのだ。そうしないと、せっかくセットしたキレイなシーツやカバーに埃や髪の毛がくっ付いてしまう。
だけどね、この順番を入れ替えて掃除をする必要がある場合が時々ある。それは
部屋が恐ろしく汚い時
だ。とにかく、床が抜け毛やほこり食べこぼしのゴミでザラザラしている。床に何かを引きずった跡がマジックで落書きしたかのような状態、ゴミ箱があるのに部屋の床にティッシュなどのゴミが散らばっている。トイレの床がびしゃびしゃでトイペがごちゃっと床に丸めてある。家具の場所が勝手に移動させてある……(T . T)
こんな事が実際にあるのだ。そしてゴミが大量に残されていて、当然分別などされていない。ナマモノもそれ以外も、飲み残したペットボトルも全部一緒くたにぐちゃぐちゃに捨ててある。
もうね、ひどい有様よ💢
そんな風に部屋がメチャクチャに汚い状態から掃除を始める時は、ゴミを片付けるのと掃除機かけを先にやる。そうしないと、床の埃や抜け毛がこれから洗うリネン類にくっ付いたり、掃除するために部屋を歩き回っていると、汚れを広げてしまうから
(T . T)
汚れがひどい部屋は、いくらキチンと掃除機をかけてもどこかしらに抜け毛が落ちている。掃除を丁寧にしても一遍ではキレイにならない。掃除機をかけたはずの場所も、どこかに髪の毛がくっ付いていて中々キレイにならないのだ。最後は見つけ次第、落ちている髪の毛や埃をいちいち拾うしかない。静電気で髪の毛が掃除する人自身に纏わりついているのかもしれない。
インバウンドの利用が戻って来て、一番に懸念される事態だよ。ここまで部屋が汚いの、外国からの来訪者で特にアジアからのゲストにこの傾向が強い。差別をするつもりはないが、事実だから仕方がない。一度なんか掃除機のノズルまで詰まらせて平気な顔でチェックアウトされ、1部屋の掃除が1日で終わらなかったことがあった💢
一概に決めつけるのは何だが、どうも「キレイに部屋を使う」という考え自体が全く意識にない感じなんだよね。つまりはキレイとか、汚れているとかの差が分からない?そんなのどうでも良い?と言う感じで部屋を使っているのよ。部屋がキレイだって事に価値があるのが分からない、と言うか ┐(´д`)┌
価値観の多様化とは言われるが、こんな風に「旅の恥はかき捨て」とか「汚した意識が希薄」のような価値観には染まりたくない。そういう人たちを大らかに許容することも気持ち的には難しい。
せめて清掃の仕事自体がイヤにならないように、今はあまりイライラと気持ちを波立たせず、淡々と日々の仕事としてこなして行くほかないのだろう、と思っている。
インバウンドの宿泊が戻って来た今、先が思いやられる。
↓珍しい三角柱のガラス器。重量感があり透明ガラスが魅力的です。
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