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その殺人は誰が儲かるのか?

300㎢しかないガザ地区居住者の2/3は1948年「ナクバNakba」から逃れた旧イスラエルに住んでいたパレスチナ避難民だ。「独立戦争」と称する米系ユダヤ人シオニストたちに土地を奪われた民だ。その怒りは70年経っても根深い。
しかし・・70年である。動的平衡は取れていた。10月7日まで。
それが唐突に壊れた。
利害は交差しているので実態は見えないが、それでも不思議なことは幾つかある。
以前紹介したように、今回のハマスからの攻撃はイスラエルへエジプトが再三警告をしていた。ネタニアフはそれを無視した。
そして(真珠湾)攻撃が始まると「知らなかった・ふいをつかれた」とメディアに叫びながら「正義は我に有り」と反撃を仕掛けた。

一方ハマスは、今までのやり方だと一般住民の中に兵士を紛れ込ませ(ここがポイント)市民を盾にしてきた。一億玉砕米英鬼畜を叫びながら人々を巻き込む戦争である。つまり・・市民は絶対に避難させなかった。
・・今回はどうだろうか?
250万人のガザ住民の60万人が周辺国へ避難している。
おかしいだろう?なぜハマスは唐突に戦争のやり方をかえたのか?
自分から攻め込んでおいて、イスラエルからの反撃が有り次第、従来の戦争法を翻してハマス住民を拡散させた・・なぜか?
今のままで進めば、シオニストたちが熱望したようにハマスは無人となり、彼らのものになる。
ハマスはどんなメリットが有って、抜本的な戦略方針に変更を加えたのか? ガザを捨ててハマスが得られるメリットはなにか??

エジプトが再三イスラエルに警告を出してきた理由は簡単だ。避難民と称した「ムスリム同胞団」分子が自国に紛れ込んでくることだ。これは中東諸国すべてが恐れている。つまり、そのきっかけを今回はネタニヤフが作った・・ということだ。911に似たきな臭さである。

バイデン(民主党)を操作するDSは、新しいキッシンジャーをでっあげ、中東各国の既存指導者を守るために米軍を派遣し(イスラエルじゃないよ) 新しいペトロダラー世界を紡ごうとするのか?そこまで傲岸か?


無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました