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新卒社会人向け~仕事で疲れてしまった方へ~【プライベート編】

【はじめに】

新社会人デビューや転職などで大きく環境が変わった時、思いもよらないことがあなたを待ち受けているかもしれません。

それは、思いがけない嬉しいことかもしれませんが、逆に自分が何でこんな目に合っているのか分からないくらい悲惨なこともあります。

今回は、「新卒で現場配属されて、一時期メンタルがやられそうになったけどギリギリで踏みとどまる決意ができた。」ぼくの経験が少しでも誰かの役に立てばと思いシェアします。

【本題】
最初に、本記事を書くに当たった経緯を簡単にご紹介します。

ぼくは昨年に新卒として現在の会社に入社し、半年程度の研修を終え、念願叶って希望の部署に配属されました。

機械学習のPoC(概念実証 : アイデアが実現可能かどうかを検証する)を行う部門で働いており、学生時代から勉強をしていたので短期間でもそこそこの成果を上げることが出来ていました。
(即戦力とみなされて配属希望が通ったのですが、決してそこまでではない・・・)

そんな折、配属2ヵ月目である事件が起きます。ふとした業務指示の取違いにより怒られるのですが、その時の上司の言葉にひどく傷つきます。

これまでも、ささいなことで怒鳴られたり、そもそも狂っていたスケジュールの遅延原因をぼくに問い詰めてきたり、曖昧な指示の上に確認を取らせない上司ではありました。

また、ぼく自身が良くも悪くも大らかな性格であり、ただの悪口や説教であれば自分の中で消化出来ること、配属から間もなく分からないこともたくさんあり、教育してもらっている立場であることなどもあり、それまでは我慢出来ていました。

しかし、この時上司から言われた言葉は、本当に人間性を疑われるような一言で、簡単に言ってしまえばパワハラでした。その後も、夜中に電話越しで怒鳴られ続けました。

週末、本当に凹んでしまい、どうしよう、どうしよう、と会社に行きたくない気持ちでいっぱいでした。
なにより、今でこそそんなことはないと分かるのですが、その時は僕自身の行動が全て間違っているのではないか、自分は働くことに向いていないんじゃないか、などと本気で自分を追い詰めていました。

本当に人間が落ち込むときって、自分に価値がないと本気で思ってしまった時だと思います。

さて、前置き長くなりましたが、この時の落ちに落ちたメンタルから少し復調するまでにぼくが取った行動の中で、自身の助けになったものを3つほどご紹介します。(ここからは明るくいきます!笑)

1.社外の友人・知人に相談する
この記事を書くに当たって、この1の過程が非常に重要です。
2,3はこの1があって初めて意味のある過程と言えます。

もし、本気でメンタルやられた場合、迷わず友人・知人にすぐ相談しましょう。できれば、現役で働いている方が望ましいと思います。

飲み会の席などで話題の一つとして振るのではなく、可能な限り相談事として、正直に話を聞いてもらう方がベターだと思います。

相手の時間を奪うことが心配であれば、今すぐにでなくても、別の形で恩はいつでも返せると信じて、相談しましょう。

正直に話すことで、働くうえで自分自身に直せる部分がないか、業界的に耐える期間が必要なものか、上司が本当にハズレなのか、などなど相手の受け答えからより大きな発見があると思います。

また、多くなくてもよいので、できる限り様々なコミュニティの知り合いに話を聞いてもらいましょう。
人の意見は十人十色で、コミュニティ次第で意外とあなたの違った一面を認識していることがあります。

もし、これを読んでいる方が今余裕あれば、今のうちに勉強会に参加したり、SNSで適度にコミュニケーション取る人を作っておくなり、コミュニティを少しずつ広げていくことをおススメします。

ぼくは当時、以下の方々に相談しました。(少し生々しいかもしれません。)
・小学校からの友人
・交際中の彼女
・大学時代の部活の先輩
・元インターン先の同期と先輩
・勉強会で知り合ったデータ分析の師匠的存在の方

全員、それぞれ違った答えを返してくれました。
また、ぼくの説明の仕方もおそらくだいぶ違っていた思います。

ただ、自分の言葉で今の状況を人に話して、相手からのフィードバックをもらう過程で、様々な気付きを得られると思います。

あと、ぼくもコミュニティが広いほうではないですが、きっとあなたのことを心配して気にかけてくれる人は必ずいると思います。
一旦仕事のことは忘れて、無理やりでも時間を作って知人に相談してみてください。

もしどうしても見当たらなければ、ぼくのTwitterまでDMいただければ話聞くだけでもお付き合い出来たらと思います。


2.自分が何をしたかったのか一度見つめなおす

1を踏まえたうえで、今自分がどういった行動をとりたいのか、将来何を得たいのか改めて考えてみましょう。

なんでそもそも今の仕事に就いたんだっけ、お金がいくらたまったらこの仕事を辞めてやる、本当にこの仕事でよいのかな、など、おそらく人生のリスクや今後の状況などを、1の過程を踏まえた上で色々と考えてみましょう。

実は、いつでも今の状況と縁が切れると思えば、辛いことも大してダメージにならないのではないかな。と思います。

僕の場合であれば、以下のアイデアにまとまりました。(かなり雑然ですが)
・新卒でコロナ禍の中、安易に会社を辞めるのはリスク大
・自分の中でやってみたい職種はあるが、今の仕事でまずは結果を残す
・人間関係は苦痛ではあるが、そこを徹底して対策する
・まずは辞めても問題ない貯蓄を作る
・仕事は"自分のできる範囲(キャパシティ)"を明確に定め、それ以上は断る
・一つ一つの失敗を自分のせいにしすぎない。次上手くやればよい。

自分の視野を意図的に制限することで、集中力がかなり高まりました。

人間、本気で悩んだ時こそ、自分自身を改めて見つめなおすチャンスだと思います。


3.仕事とは全く別の方向の趣味に励ましてもらう
学生時代、趣味と仕事が同じって幸せだろうな、という方向性で就職活動をされた方って意外と多いのではないでしょうか。

本当にそれだけだと、仕事で何かしらのトラブルに直面してしまった場合、逃げ道がなくなってしまいます。

意外と僕の周りでも、仕事を趣味の延長として楽しんでいる人こそ、別の息抜きの時間を持っています。

"趣味"というと人に話せるようなものでないといけない風に聞こえてしまいますが、何でもよいと思います。
Youtube見たり、スポーツ見たり、子供と遊んでみたり。。。。

ただ、できれば機械と向き合ったりするより、人間が出てくるような趣味だと良いと思います。
もしかしたらその人も自分と同じように悩んだことがあるかもしれない、この人は今何を考えてるんだろう、何がモチベーションなんだろう、と凹んだ時こそ湧き上がってくるものが、あると思います。

やや押しつけがましくなってしまいますが、ぼくの場合は仕事とは別に、格闘技が好きだったので、不安定かつ挫折の多い格闘家の人生と今の自分を照らし合わせて、自身を奮い立たせていました。

最後になりますが、一点だけどうしても伝えたいことを書きます。
それは、「社会人になって、人間関係で悩むことは決して恥ずかしいことではない」ことです。
おそらく、あなたの周りの人はあなたに頑張ってほしいと思っているでしょうが、それは辛いことを辛いことのまま耐えてほしいわけではなく、あなたらしく仕事に没頭して頑張ってほしいのではないかな。と勝手に思います。

悩んだら、思いっきり周りの人に甘えて、話を聞いてもらいましょう。

また、この後色々と吹っ切れた僕がどのように復活を遂げ、仕事を続けているかの記事を書く予定なので、よければご一読下さい。

【まとめ】

ぼく自身が新卒社会人で本当に疲れてしまった時、頼りになったのは以下の3つでした。
・社外のつながり
・自分の中の価値観
・仕事とは別方向の趣味

【おまけ】
余談ですが、疲れてしまったときは大きめの書店に行ってみるのも個人的なおススメです。
騙されたと思って、大きい書店を一巡して、自分の興味ある本を本能的にどんどん手に取ってみてください。
今まで自分が「やらなくちゃ、覚えなくちゃ」と思っていたことはほんの一部で、まだまだ知らないことだらけだなぁと頭をリフレッシュできると思います。
一巡すると、実は今まで見えていなかった、自分の好奇心を刺激する本にもきっと出会えると思います。

【一言】 
自分の人生、自分のペースで歩こうね(´・ω・`)

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