雑記 2020 06 15 私とじゃがバター

   これは習慣に出来そうだ。プランクもやった。グレイト、もしかしてもしかするぞ。さて、今日のお話は私が愛してやまない食べ物の話だ。

   まずもって、私はかなりの偏食家であることをお伝えしておきたい。野菜は苦手な物がすごく多いし食生活も乱れている。そして食べれるもの同士を組み合わせるだけでも食べられなくなったりする。例えば、ベーコンも卵焼きもご飯も好きだが炒飯はそこまで好きではない。大抵ネギ入るし……それはともかく、私の好みは偏っている。しかし、昔からフライドポテトは大好きだった。

   私はじゃがいもが好きだ。それも、じゃがバターだとか粉吹き芋だとか、そういうじゃがいもを丸々使うタイプの調理を好む。じゃがりこも好きだしポテトチップスも好きだ。……さて、この中からじゃがバターとの出会いをつらつらと書いてみようと思う。今挙げた中だと最後に好きになったじゃがいも料理だ。

    私は随分長い間、じゃがりこはサラダ味以外を口にしなかった。食べたことの無い味を食べて失敗するのが嫌だったからだ。しかしある日、友達から一本貰ったじゃがバター味は本当に美味しかった。今ではサラダ味と同じくらいの頻度で食べている。じゃがバター味のじゃがりこを齧っていると思い出すものがあった。昔から憧れていたお祭りのじゃがバターだ。割高で、食べた事がなくて……お祭りの屋台ではベビーカステラやフランクフルト、からあげとかき氷くらいしか食べた事が無かったが、「じゃがバター」の文字が見える度に気にはなっていたのだ。

   そしてある日の夏祭り(と言ってもド田舎なのでしょぼいものだ)、母親に連れられた私は初めてじゃがバターを食べる。先程、じゃがバターは割高だと言った。だがそれだけではないのはご存知の方も多いだろう、確かにじゃがいもは一個しか無い。しかし一個がどデカいしバターがそれはそれはたっぷりと塗られている。実物のじゃがバターを見ると私は確信した。絶対に美味しい。ホクホクの大きなじゃがいもに、バターをたっぷり付けて食べるとそこに広がっていたのは今までに知らなかった新世界。じゃがいもの最高の食べ方のひとつを知った日だった。割高なんかじゃあない。家庭で再現するのは難しいあの満足感が得られるなら私は何度でも祭りに足を向けよう。ベビーカステラも買ってしまおう。

   以上、痩せたいにもかかわらず小ぶりなじゃがいもでじゃがバターをいっぱい作って食べた愚か者の述懐だった。痩せたいのか太りたいのかはっきりしろ?はっきりと言おう、好きなものを好きなだけ食べた上でスリムになりたいのだ。読者諸兄、何か良策を思いついたら是非に私まで。

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