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競歩、はじめました

競歩、やり始めたらおもしろい。

マラソンは競技人口が多いですが、競歩やってるひとは稀です。

ランニングで速くなるのは資質が無いと難しいですが、競歩を始めて速く「歩く」のはテクニックを磨けば到達できるレベルが高いと直感しました。

おーし!マスターズを目指すぞー!


荒川下流を「歩いてます」

元オリンピック選手の柳澤哲さんの講習会にも参加してヒントを得ました。日々の「歩き」に何が足りないのか試行錯誤を繰り返していますが、これが面白い。始めて2か月ですが、短期間のうちにどんどん速くなるからです。

ランより体に優しい競歩

「競歩って腰をクネクネさせて歩くアレでしょ」と思うでしょう。

やり始めて分かったのですが、あれは結果なんですね。両方どちらかの足が常に地面に着いていなければならないのが競歩という競技で、ランのようにジャンプがありません。脚や腰、関節に極めて優しいんです。その分テクニックがモノを言います。

上半身と下半身の連動が誰でも実感できるのが競歩。腕を直角に曲げて、振るというより後ろに引く感じで上半身を誘導します。すると、下半身が腰を中心に動き出します。それでアノ独特な動きが作り出されるんです。

腰が「8の字」で動いて、ウエスト周りの筋肉が総動員されます。意識しなくても8の字になってしまうのです。腰が動けばウェストも動く。なので歩くだけで腹筋が鍛えられていきます。

速く歩くには、腕振りと足の回転数を上げる+歩幅を広げる、になるのですが、まずは回転数を上げるをやってます。ランよりも心拍数が上がらない、つまりアップアップにならないので乳酸が溜まりにくいのも良い。

シューズは厚底は向かない

シューズもランニングと違います。いまや厚底靴全盛のランニング界ですが、足の前側を中心にして速く走るランと違って競歩はガチなヒールストライク、つまり絶対踵接地するフォームなので、厚底靴では力が逃げて前へ踏み出せません。グニャっとなって力が逃げてしまうのです。なのでいま履いているシューズはペッタンコ。それでも足には優しいのが競歩。

腰の上下動が極めて小さい

両方どちらかの足が常に地面に着いていなければならないのが競歩なので、ランニングとは違ってジャンプしないから腰の上下動が小さいの特徴です。

トップ選手は上下動がたった2センチ。アマチュアでも3センチ台だと上手な選手だと柳澤さんは言います。いま使っているスポーツウォッチGARMINはランニングダイナミックポッドという上下動を測るデバイスで測っています。ランニングの時よりも半分以下の上下動です。

上位選手はランナーよりも速い

競歩の上位の選手はサブ3で歩くそうですが、まずはサブ4を目指します。それと、競歩(ウォーキング系)は100キロといった長距離系も人気です。競歩のメソッドは「歩く」を究極の効率化するので、スーパーエコな省エネ歩行で長距離移動する旅にも使えます。

初回のレースは江東シーサイドマラソン

レースへの挑戦は11月26日の江東シーサイドマラソンです。10キロマラソンにエントリーしていますが、これを競歩で「歩き切る」のが目標。

75分が足切りなので、時速7キロでは失格です。時速8キロ以上で歩かなければなりません。ランナーには時速表示は馴染みがないので換算すると、

時速6キロ=キロ10分
時速7キロ=キロ8分34秒
時速8キロ=キロ7分30秒
 ※いずれも歩幅80cmx167rpmで

競歩初心者の最初のチャレンジは時速6キロで、次が時速7キロです。江東シーサイドマラソンを歩き切る時速8キロ以上というのは相当速いレベルなのです。それを3か月で仕上げようというのは私のような初心者にはかなりのチャレンジです。おもしろそう!

ランや自転車も使ってクロストレーニングしながら技を磨いていこうと思います。ご興味を持たれましたらご一緒にどうぞ!


ではでは@三川屋幾朗

参考:柳澤哲さんの「ウォーキングplus競歩」
https://www.pro-walkingcoach.com/


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