見出し画像

事業部の扉を自ら開け!マネーフォワード法務チームのプロフェッショナリズム

会社の急成長に合わせて変革中&仲間を募集中の「法務チーム」のご紹介です!

雨宮さん関田さんは、それぞれ企業法務と金融法務のスペシャリストとして、1年前にマネーフォワードにジョイン。

法務紹介_3

そんなお2人に、執行役員 CLCO (Chief Legal & Compliance Officer) 坂さんも交えてお話をお聞きしてきました。

「法務として成長できる場所を探している」
「法律事務所から事業会社へ転職を考えている」

そんな方々に、マネーフォワード法務チームを知っていただけたらうれしいです!

企業法務と弁護士。経験豊富なスペシャリストがマネーフォワードに入社した理由

ー これまでのご経験や転職理由、マネーフォワードでの仕事について教えてください。

雨宮:僕は、企業法務経験は25年になりますね。

これまで、ベネッセ、任天堂、Yahoo!などの大企業からITベンチャーまで様々な組織に所属していまして、管理職やバックオフィス全体を統括する執行役員も経験しました。

マネーフォワードに転職した理由は、これまでやったことのない「金融」の領域など非連続なチャレンジをしたいと思ったから。

僕は、常に自分にとって「未開拓な場所」にいたいんです。同じ所で安定してしまうと、気づかないうちに自分ができる範囲の仕事をしてしまって停滞してしまう。周りが成長している中で停滞することは相対的には後退、それって危機感を感じるべきことだと思いますし、何より新しいことをする方が仕事も面白いですよね。

周りからは「役員からまたプレイヤーに戻るの?」「いつまでも落ち着かないね」なんて言われることもありますが(笑)

マネーフォワードでは「法務コンプライアンス1部」で部長をしています。

法人のバックオフィス向けSaaS個人向け家計簿・資産管理サービス金融機関向けFintech推進サービスや、マネーフォワードのコーポレート領域を担当する部門です。

僕個人としては、来年改正施行される「個人情報保護法」の全社対応プロジェクトの推進も行っています。これも中々、法理論や新しく出てくるガイドラインなどをいかに全社の実務に落とし込んでいくのかかというところで、奥が深くて面白いですよ。

採用広報note (6)

関田:私は、16年間法律事務所で弁護士をしていました。

金融法務を専門に、金融機関を主たる顧客とする外資系法律事務所の後、直近は司法研修所時代の友人らが立ち上げた法律事務所で事業会社側でファイナンス周りの案件などを担当していました。早い段階でパートナー弁護士になり、やりがいも感じていたのですが、外部アドバイザーだけではなく企業の内側からインパクトを与えることのできるインハウスも経験したいと考えて、マネーフォワードに入社しました。

マネーフォワードの良いところは「ベンチャー」でありながら「一部上場の大企業」でもあるという2面性です。ベンチャーらしく経営陣はフラットでヒエラルキーもないし、自分が関与できる部分が大きい。一方で、上場企業としての体力もあるので、やろうとしている事業がやりきれないということもない。

そこに魅力を感じて、「1回きりの人生、法律事務所からだけではない違う景色も見てみたい」と思い飛び込んできました。

マネーフォワードでは、金融法務のバックグラウンドを活かして、マネーフォワードケッサイマネーフォワードシンカHIRAC FUNDなどのグループ会社によるファイナンスサービスの領域とマネーフォワード本体のファイナンス(資金調達やM&Aなど)を担当しています。

直近では、三菱UFJ銀行との合弁会社(株式会社Biz Forward)のプロジェクトも、合弁契約の交渉から合弁会社の設立も含めて担当し、取締役も務めています。法務の枠を超えて事業立ち上げに関われるのは面白いですし、まだまだやりたいことが沢山ありますね。

採用広報note (7)

事業理解と当事者意識。「法務はここまで」ではなく目的達成のために垣根なく飛び込む

ー お2人が企業法務として大事にされてることはありますか?

雨宮:例えば、契約書の確認であっても、その先にある「事業の成功」を考えて対応することですね。

「法務なので契約書を書いた後のことは知りません」ではなく、実際の取引やオペレーションまでを想像して、契約書のその先をギュッと還元して盛り込むことを意識してレビューしています。

そして、そのためには事業理解が必要だし、それが企業法務の楽しいところでもありますよね。

関田:おっしゃる通りで、言われたことをやるだけでは、本当の意味で法的なリスクヘッジもできません。雨宮さんは相談を受ける時に「なぜこれをやりたいんですか?」って、よく聞いていますよね。

雨宮:問い詰めたいわけじゃないんですよ(笑)純粋に知りたいんです。

「これって法的に問題ないですか?」の本質的な回答は、全てのプロセスの集積の中にあるので、僕が事業やその目的を正しく理解していないと、相談してくれた人に正しいことを伝えられないですから。

そして、このアプローチが叶うのがマネーフォワードの良いところですね。会社によっては「事業の良し悪しはこっちで判断するので、法務はそこまで突っ込んでこなくていい」って返されちゃう場合もあるので。

関田:「法務はここまで」といった垣根はないですね。これは法務に限らずですが、目の前の仕事を自分事として思えるか、自分事の仕事を増やしていけるかで日々の充実感が全く違うと思います。

Biz Forwardで経営メンバーと事業計画策定などにも参加していますが、そういう事業の最初のところにはもっと関わりたいですし、何なら法務知識があるからこその新しいアイデアを持って、自分で新規事業を立ち上げるのもいいんじゃないかと考えています。

雨宮:それくらい、僕たちは会社の事業を自分事として見て、突っ込んでいく気持ちだということです。

関田:後は、タイムリーな対応も大事にしています。

検討や確認に時間がかかる相談は、こちらで必要期日を設けて伝える。それ以外のすぐに対応できるものは、最速で回答をするようにしています。

当たり前のことですが、どんな仕事でもタイムバリューがありますし、何より、法務が遅いことでビジネスが止まってしまうなんて、あってはいけませんからね。

採用広報note (9)

事業部との信頼関係があるからこそ、法務としてのバリューが発揮できる

ー 事業部メンバーから見ても「こんな最初の段階で相談しても良いのかな?」というタイミングから、法務チームが前のめりに一緒に検討してくれるので、すごく頼りにしています。

関田:我々としては、そういう柔らかい段階から入れる方が嬉しいです!色々なパターンを考えて、選択する余地も生まれるので。

雨宮:そうそう。事業が生まれて広がっていく段階に関わってこそ、法務としての付加価値も発揮できると思います。

関田:こういった事業部との良い関係性は、これまで法務を支えてこられた坂さんの力が大きいと思います。

坂さんがメンバーと信頼関係を築いて「坂さん(法務)の言うことなら聞いてみよう!」と思ってもらえている。杓子定規で親身でない対応をする人だったら、法務は「相談してもあまり意味が無いし、必要最低限の時だけ関わればいい」とそっぽを向かれる存在になっていたかも。

そんな状態だったら、私と雨宮さんもここにいないかもしれないです(笑)

こうやって法務チームの増員を進められているのも、それだけ会社に必要とされているということ。これまでの信頼に加えて、さらにパフォーマンスを高めて、同じ志を持った法務メンバーみんなで成長し、会社の成長も加速していくというのを実現したいですね。

坂:そうであったら嬉しいです。

僕は前職で、法務よりも経営企画や社長室などフロントに近い場所にいた期間が長いので、そこで自然と法務リスクと事業成長とのバランスを取れるようになったのかもしれません。

一方で、僕自身は弁護士資格は持っていても、経験的にお2人のような法務のスペシャリストとは言えないので、スペシャリスト不在の状態は法務チームの大きな課題だと考えていました。

お2人が入ってくれたことで、法務チームはこれから組織としてさらに強くなっていくと思います。

採用広報note (10)

仲間になって欲しいのは「事業部の扉を開けられる人」

ー 最後に、どんな方に法務チームに来ていただきたいですか?

関田:一言で言うと「事業部の扉を開けられる人」でしょうか。

待ちの姿勢で、事業部メンバーからの相談に応えるだけではなく、扉を開けて事業に飛び込んで行って価値を発揮できる人。

逆に「法務がそこまでしないといけないんですか?」という人は、来ていただくとアンマッチだと思います。マネーフォワードの法務はそれをする所なんです。

雨宮:そしてそれを叶えるための信頼関係は、日々のやり取りの中で生まれるものなので、対社内であっても「細部まで自分自身のサービスレベルを考えられる人」がいいですね。

もちろん、入社後すぐにそのレべル感を求めているわけではなく、スタンスの話です。

3年後にこのレベルを目指したいから、この半期でここまで、1年後はここまでと成長線を引いて、ナレッジシェア、1on1などを通じてキャリアプランを提示していくのも、僕たちマネージャー陣の役割です。

関田:ここにいる3人で見ても、事業の初期フェーズから法務を推進してきた坂さん、企業法務のスペシャリストの雨宮さん、弁護士事務所から移ってきた私と、異なるバックグラウンドのメンバーがお互いリスペクトし合いながら仕事しています。

他のメンバーも特性の偏っていないバランスの良いチームだと思うので、弁護士資格の有無なども気にせず来て欲しいですし、お互いに多くを学べる環境だと思います。

坂:お2人が入って、今まさに組織を変革している段階ですが、ゆくゆくは「マネーフォワードの法務チームにいた」というのがその人のブランディングに繋がるような強い組織にしたいですね。

関田:それですね!

雨宮:社内外どちらからも圧倒的に信頼される法務チームにしましょう!

採用広報note (11)

⇩興味を持っていただけた方はこちらへ⇩
エントリーお待ちしてます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?