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今年初の東京行き。

先週、施設で暮らす母に会いに東京へ行ってきました。
5ヶ月ぶりです。

前日に「明日あさってと面会に行きます」と施設に連絡して
ついでに母にも電話を代わってもらって
「明日会いに行くよ」
と伝えて、母も
「明日な。夕方4時過ぎるんやな」
と何度も念押して確認しあったにもかかわらず
予想通り、私の顔を見て
「まぁ!どこの誰かと思ったら!」
と驚く母。
ま、「あなた誰?」と聞かないだけオッケーとしときます。

とにかく母は、すぐ忘れる。
3歩歩いたら忘れる鳥のように、すぐ忘れる。
2日目は朝から母のところへ行って、部屋でおしゃべりをして過ごしました。
昼時になって、ヘルパーさんが食事の時間を告げにやってきて
母はヘルパーさんと一緒に部屋を出て行きました。
しばらくして、またヘルパーさんと戻ってきた母が笑いながら言うには
利用者の皆さんと食事をして
楽しく食後のおしゃべりに花を咲かせていたところ
ヘルパーさんから
「娘さんが待ってるから部屋に戻りましょう」と言われて
あ!娘が来てたっけ!
と思い出したんだそう(笑)

しかし。会いに行くごとに母は小さくなって
いろいろタイムラインが交錯してるなー、記憶が混同してるなーと
思うことも多くなりました。
母に会っておしゃべりする楽しさ嬉しさがある反面
つらさや寂しさ、一緒に住んであげられない申し訳なさなど
いろんな思いが入り混じる東京行きです。

そんな東京行きですが
今回は知り合いのデザイナーさんに会ってきました。
そのデザイナーさんから
【純胡椒】をいただきました。
純胡椒。
外食などでパスタやチーズ、生ハムなんかにちょこんと乗っている、
カリッと噛むとピリッと辛い小さな丸いアレです。
胡椒の実を青いまま塩水につけたものです。
彼女は、子どもの頃にインドネシアに住んでいたことがあるらしく
いただいた純胡椒の瓶にも
原産国は【インドネシア】の表示。
さっそくパスタを作って純胡椒をのっけてみましたら
なんだかレストランの一皿みたいになりました。

あ。ほんとに余談ですが『純』つながりで。
今回もせっかくなので
タブレット純さんのサテライト中継も見に行きました。
ラジオの中継で姿は映らないのに
パッと激しい手振りをつけてミッキー安川のモノマネを熱演するタブレット純氏に
また意外な一面を見たような気がしました。