みんなのミカタ。の野望😎

みんなのミカタ。＠ママ×現役臨床獣医師

2020年6月9日 01:20

こんにちは！
みんなのミカタ。2投稿目です♡

前回は自己紹介がてら、このnoteで成し遂げたいことを書きました！

その中で出た、
将来どんな獣医師になりたいか
について、深堀りしたいと思います！

…え？獣医師になるのがゴールじゃないの？
…え？開業とか専門医目指すとかじゃないの？

Non-Non！！
結構みんな考えてること違うんです😲

今日は、みんなのミカタ。の
野望展望大解剖！…なんて。🤗

学生の頃は小動物獣医師が
夢であり目標だった

獣医師になるには獣医学部を卒業して国家試験に合格しないといけません。
(いつか別枠で紹介します。獣医師希望の学生さんにオススメ！)

晴れて大学に合格して、辛い辛いつらーーい定期試験を乗り越えて、さぁいざ卒論！国家試験！

…と息もつけない6年間を過ごす中で、自分は公務員か、企業就職か、小動物獣医師か、大動物獣医師か、研究職か…と進路の方向を決めていきます。
(また別noteで紹介します！)

その時、あれよあれよと色んな所に実習に行くのですが、ピンと来たのは小動物獣医師。

やはり、飼い主さんの目の前で堂々と話す姿に憧れを覚えますし、なにより自分の力で動物を救うこと、そして感謝されることに魅力を感じました。
なんて素敵な仕事なんだろう！

そして臨床の中では外科が好きで、

将来は外科が得意な小動物獣医師になるんだ！

そう思っていました。
まだ将来のことを悩んでいる大学生からしたらすごく明確な目標に見えたかもしれません。

…しかし、卒業して国家資格をとって実際の臨床現場に放り込まれれば、ある程度のレベルまではいける(行かざるを得ない)。

学生時点では気づきませんでしたが、

卒業して働いたらもう、目標終了、だったんです。

実際に働いてから

まずは仕事を覚えることに必死！
動物看護士の仕事は1～2ヶ月で覚えて、あとは診察のノウハウや実際の臨床知識を勉強するのに追われる生活です。

毎日毎日壁にぶち当たって、それでも試行錯誤しながら、上の先生を頼りながら、なんとか診察をこなしていきます。

しばらくして、自分のキャパシティも増えてきたら、さぁここで一旦立ち止まって考えるタイミングがやって来ます。

自分は、どんな獣医師になりたいの？

…うまくコミュニケーションをとっていたので、患者さんとの距離も近くなって、顔見知りも増えてきました。飼い主さんに寄り添える獣医師に少しはなれたかな？

…前は他の先生に手伝って貰っていたことも1人でできるようになって、技術も少しは向上したかな？

…やっぱり外科が好き。どんどんチャレンジさせてもらって、経験積んで、あとはこれを繰り返せば出来ることも増えるのかな？

…あれ、これで果たして、

患者さん1人1人に寄り添って
信頼して大事な家族を預けられる、
気軽に相談したり
喜びも悲しみもわけあえる、
そんな獣医師

になれるのか？？

経験のある先生も、
コミュニケーション能力が高い先生も
たくさんいる。

私じゃないとできないことをやりたい。
唯一無二の存在になりたい。
獣医師として、私はこう生きてきたんだ！
と胸を張って死んでいけるような人生を送りたい。

ここからはもう日々考える生活です。

みんなのミカタ。の誕生

実際に診察していると、些細なことでも真剣に考えている飼い主さんが沢山いらっしゃることに気づかされます。

気軽に相談してくれたらいいのに、是非親身になって話を聞きたいと思う反面、

けれどその度に動物病院に行っていたらキリないよなぁ、とも思います。

その折衷案が、オンラインという場ではないでしょうか。

オンラインを使えば物理的距離を超えてより多くの飼い主さんの相談に乗ることが出来る

今この瞬間から治療の可能性を広げることができる

動物さんに対して、より細やかな、BESTな対応ができる

そうすれば得られる心強さも安心感も全然違う！

そのきっかけ、走り出しとしてSNSを活用しよう！

そこで誕生したのが「みんなのミカタ。」です。

みんなのミカタ。の野望

オンライン化が凄いスピードで進むこの時代、人医療でも昨今オンライン診療が導入されてきました。

まだまだ獣医療では法整備もされていなくて実際の運用は先だとは思うけれど、

オンラインで実際に飼い主さんの話を聞いたり
アドバイスしたりすることは今からでもできる！

いわば0次診療みたいな存在ーー
オンラインにより獣医師をより身近な存在にしたい！

そうすれば、
普段から気になるちょっとしたことも獣医師に聞ける、
病院に行くタイミングを見逃さない、
ネット等に溢れる誤情報に惑わされない、
診療時間など気にせず自由に獣医師とコンタクトがとれる

なにより、「いつでも相談していいんだ」という安心感が生まれる

言葉が話せない動物だからこそ、
獣医師と飼い主さんの二人三脚で
ずっと元気に、幸せに過ごさせてあげたいし、
それができて、私達自身も幸せを感じられるものです。