時代というもの
私達が教えられた時代というものは権力の移り変わり。
その一章、二章という区切り。
昭和、平成、令和。
しかし本当の意味の時代はそうではない。
時代というのは個別の物語。
一人一人の物語。
人の人生を丸ごと指して「時代」という。
時代の移り変わりに
大局的に名前をつけるのは後の話。
巨星墜つ。
そういう話がある。
ピカソが生まれてそして死ぬ。
チャップリンが生まれそして死ぬ。
その個別の魂の紡ぐ物語の一つひとつ。
あなた達一人ひとりも「時代」。
あなた達の魂の肉体での活動の始まりから終わりが「時代」。
時の代わる時。
この星で肉体を授かり、産まれ、時が始まり終わる。
そして肉体を脱ぐ。
それが「時」の終わり。
それが時の交代。
「時代」という言葉の持つ本当の意味。
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