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1年目春学期が終わる…

6月の中旬になりました。7月からは夏学期です。ここで、今の心境と振り返りをしてみたいと思います。

思い切って入学してよかった!!

それが今の気持ちです。

私はイラストレーションコースのことを知った時から強く心惹かれていました。2回の体験入学も受講し、行きたい気持ちはどんどん強まりましたが、通常の通いの大学より安いとはいえ、継続的に仕事をしてない身分で、2年以上の学費プラスαを使う決断をするには勇気が要りました。それともう1つ。私はプロのマンガ家を目指しているのですが、勉強しながら作品も描けるのか?マンガに全力投球できるのか?という問題もありました。

学費は貯金です。もしもの時のための、普段は手をつけていなかった貯金に、思い切って手をつけました。もしもの時は周りに泣きつくしかなくなりましたが(苦笑)、死に金を生き金に変えられたかもしれないとも思ってます。

マンガの問題は…両立できるともいえるし、できないとも言えます。

これまでの3ヶ月、マンガの締め切りとイラストコースの課題の締め切りを切り替えながら休まず頑張ってきました。ギリギリこれくらいの量なら、頑張ればこなせそう、と思えるマンガ賞をいくつか選んで挑戦しました。量産する力もなく、作画も遅い自分にしてはよくやったと思っています。が…

マンガ賞では結果が出せませんでした。結果がすべてではないけれど、思ってしまいました。「こんなことなら欲張らないで、イラストコースのことにもっと力を注げばよかった…」

これは単なるぼやきですが、真実でもあります。私は2兎を追って2兎を捕まえることもできると思っています。ただ、力量やその時の状況による問題です。私の場合は、もう少し余裕を持ってこなせる目標を設定して、目の前のやるべきことに最大限の力を注く方がよかったかもしれません。

4月の中旬にマンガ賞の締切があったため、イラストコースの勉強はその後からスタートしたのですが、このスタートが遅れたことでその後の展開が大きく変わってしまったと思っています。

美術解剖学と構図の科目は、課題の締切が早かったので、かなり急いで動画視聴しましたが、本当は、参考図書などもちゃんと目を通しながら、もう少し時間をかけて理解していくべきでした。美大仲間の「骨の授業のおかげで、骨や筋肉のことがよくわかって描けるようになった」といったツイートを見かけたりしましたが、自分はそこまでいけなかった。ノートを取って、課題の模写をこなしただけではそこまでに至れませんでした。口には入れたけど咀嚼しないで飲み込んだ、という感じでした。

というわけで、今後はとにかく動画視聴はできる限りコツコツ早めに進めつつ、その都度噛み砕きながら進んで行きたいと思っています。成績は良くなくても、とにかく2年で卒業するつもりですが、聞き流してやっつけるように勉強して評価も良くないのと、自分なりにちゃんと理解しようと努力したけれど評価は良くないのでは、全く違うと思うのです。

マンガを描きたい時には描いてしまうけど、あっという間に過ぎてしまう2年間、この貴重な機会をもっと大事にして、今後の創作活動に生かされるような学びを目一杯吸収していきたいです。

6月になってからは、キャリア論とメインビジュアルの動画視聴を開始しましたが、発見・感動・学びがいっぱいです。また、授業ではありませんが、講師ラジオも印象に残る話がいっぱい出てきて大好きです!

これまでにない新しい学びの場で、魅力的な講師の方々のお話や授業を聞けて、私は本当に運がいいと思います!









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