やりたい事が見つからない人
「やりたい事がない」
これは筆者も17歳から思い続けていることです。
「なんとか生きていける」を達成できてる時点で動物としては幸せですが、周りの様子をSNSなどで目にしたり、進路相談で「やりたい事はないのか?」など聞かれるとやりたい事を考えなければと思うのかもしれません。
結果的によく分からないので、食べ物やゲーム、ショート動画や漫画などのすぐに快感を得られる娯楽に時間を多く使ってしまいます。
数百年前までは集中力を妨げるものといえば「面白い小説と友人」と言われていましたが今では選択肢は無限とも言える量なので目の前の報酬を追いかけるだけで人生が過ぎていきます。
やりたい事がない2タイプ
「やりたい事がわからない」というのは2タイプあるのではないでしょうか。
1つは無理だと思ってること。
例えば「こんな豪邸に住みたい!」と思ったとしても「でも今は手取りで16万円だから無理だよな…」と本当はやりたい事や欲しいものから目を逸らしているパターンです。
このパターンは逆算思考と言って、「豪邸に住むのに必要な金額を試算」「その金額を稼ぐ職業や人物を調べる」「その金額を稼ぐにはどうタスクや習慣に落とし込むか」… のようにやりたいことから逆算して今やる事を行なっていく思考法が役立つでしょう。
もう1つは虚無です。
このタイプは現実の満足度が常に60%くらいなので、特に強い不満もないし欲しいものもないけど90%とか100%やりたい事も特にないパターンです。
もしくは人生自体に「こんなもんだよね」と諦めが入ってる人です。
先ほどの逆算思考は先にゴール(やりたい事)があるパターンですが、このタイプは特にないので順算思考で考えると良いかもしれません。
例えば、今ある状況をほんの少し改善してみるのです。
「収入をほんのちょっと増やしてみよう」「周りの人をほんの少し笑顔にしてみよう」「運動習慣を少し増やしてみよう」など今までやってる事に少しの改善を加えて、その後どうなるかを実験的に観察してみるのです。
どんな結果がやってくるかは未来のお楽しみです。
まとめ
20世紀はどちらかというと「やりたい事を決めてそこへ向かう努力をする」というのが推奨されていました。
そもそも「やりたい事」というのが未来の結果を見ているので、「じゃあそのためにどうするの?」→ 「無理 or 努力できる」という思考になります。
確かに「やりたい事」を決めると「未来はこう進む」と自分も周りも分かるので安心しやすいです。
未来がわからないと不安ですから努力できる人は努力に傾倒し、そうでない人は宗教とか占いに傾倒します。
一方でこれからの時代は今の状況をもっと観察して「もっとこうすれば良いかも」と積み上げを増やしていく生き方も面白いのではないでしょうか。
未来の不安を持たず、過去も悔やまず、今日だけ。
今この時だけ素晴らしいものにすると心がけると思っても見ないところに到達するかもしれませんよ。
あなたが考えてるそれ、今やっちゃいましょう。
いつも応援ありがとうございます! すごく嬉しいのでお気軽にリアクションしていただければと思いますm(_ _)m