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ライジン初期案


概要

物語を一言で説明すると、 俺 VS 俺の孫

三行で説明すると
主人公が81年後からタイムリープしてきた孫に命を狙われる。
未来から主人公を守る時空軍が登場しさらに主人公覚醒する。
最悪の未来を阻止すべく未来のテロリストから仲間を守る。


1話〜3話


キャラクター

守られるべき現代人4人 + 時空警察 + テロリスト

主人公: 深山 花武人 (ミヤマカブト)

覚醒前
覚醒後

・17歳 (2030年という設定)
・兄とキャッチボールしていたら雷に打たれて色素がバグる & 半身麻痺の障害者
・運がいいとでも思わなきゃ死にたくなる状況
→ 父は借金を母に押し付け失踪。母は会計士として働く。主人公はコールセンターで学校終わりにバイト
・高校3年、学校では避けられているのでぼっち
・周りの人間をよく観察する能力が高い
・龍を連れた女性が助けが入る
・学校終わりに新たな場所で修行する

・テーマ:因果応報 = 不安や恐怖、怠惰などのネガティブ感情ではなくポジティブ感情こそ世界を切り開き光をもたらす

ミッション:テロリストを未来世界の監獄へ転送する

内面ミッション:絶対積極、恐怖に打ち勝て

母 ユキ(45):

夫に借金を背負わされ闇金に目をつけられるも単身で事務所に乗り込んで交渉し返済計画を持ち出す。
借金返済の傍ら、子供を育てるためにパートから会計士の資格を取得して就職するパワフル母ちゃん。
夜まで仕事をしているため家にあまりいられず、カブトと妹に家事などを任せている。

兄 明義人 :家でダラダラしてるニートで自殺未遂をしてるため家族も強く言えない。常に高校時代のジャージを着ている。
話しかけても反応はそこまでないので会話は全くしなくなった。
(実は落雷の際にすでに死んでいる)

妹 木葉(コノハ)(8):

不登校だったが主人公が頑張る様子を見て学校に行こうと頑張った
母に迷惑をかけたくないと我慢をする優しい子。

蝶野 蜜音(ちょうのみつね)

・24歳で年上の彼氏がいるが仕事でかまってくれない
・不真面目な物理の先生でカブトのクラスの副担任。変人と言われてる
・物理の質問をしてきた一人ぼっちのカブトのことを気にして一緒にゲームをしてくれたり他の勉強を教えてくれたりもする
・部員1人の演劇部の顧問で部室でRPGやってる
・単純な性格でゲームで負けると暴言が出る
・学生にジュースとかアイスをたかるので男子生徒からは教室の女王と呼ばれている
・31歳(2037年)に蘭人を出産

時空軍

時空テロリストなどを追いかけて未来の監獄へぶち込むスペシャリスト。
だが本当の目的は人類の存亡に関するあるものを探している……
軍隊員の名前はコードネームである。

未来の時空軍:シナモン

・龍の眷属ドローン(飛空能力)を使う
・28歳(未来はさらに若く見える設定)、
・戦闘能力が高く努力して能力を磨く
・真面目な性格で好きな言葉は覚悟
・研究施設は日本の様式

身体強化や遺伝子などの改良にも精通している。

「未来を知っていようが知っていまいが、覚悟を決めた者が次の未来を作ることができる」

未来の時空軍:ウイキョウ

・犀の眷属ドローン(パワータイプ)を使う
・知恵者の29歳
・ドローンとは裏腹に頭脳戦を使うことを好む
・研究施設は古代中国のような様式

未来の時空軍:チョウジ

・イカの眷属ドローン(光を使う)
・27歳で「目の前の事を確実に終わらせる」がモットー
・自戒、戒律を守るため正義感が強い
・光に関する研究をしており『光の魔導士』の異名。
・研究施設はギリシア神殿のような様式や真っ白で四角い施設。
・強力な指向性の光を対象にのみぶつけることができ一瞬で相手の視力を数十秒奪う。
・擬態などもできる
・妹がコスイ
・妹がいじめられていたことがわかった際にブチギレて相手をボコボコにしたことがある。シスコン気味。
・スポ根漫画が好き
・妹を守ろうと強くなるため入隊したが妹も兄を守るため入隊

未来の時空軍:コスイ

・タコの眷属ドローン(自在の触手)
・武器はマオリ族のパトゥヌイ(タコを模した棍棒のような剣で先端に返しがついている) / トゥフィキ
・25歳チョウジの妹。「差別なく誰でも助ける」がモットー。
・与えることが楽しいと感じ「サンタマインド」と呼んでいる
・ヒーラー、医療に詳しい。量子コンピュータで最適の薬を生成。
・未来の化学に詳しく臓器なども生成したりする
・研究施設はヨーロッパのような城の様式
・兄を守りたいということで後を追いかけて軍へ
・平成のギャルに憧れている

未来の時空軍:マサラ

・アリの眷属ドローン(小さい軍隊)
・忍辱、耐え忍ぶ。力自慢。タフネス。
・素顔を知る者は少ない
・生物研究をしている
・研究施設は半透明でドーム型の卵のような建物

未来の時空軍: ジーラー

・ライオンの眷属ドローン(重力兵器で相手をひれ伏させる)
・禅定、集中し心を安定させる落ち着いた軍隊長
・56歳の最年長リーダー。
・重力を強めたり弱めたりできる。
・未来の道具ですら転送してしまうため物理的に防ぐことは未来の道具では不可能になる。
・「世の中は起きてくそして食って寝て、あとは死ぬを待つばかりなり」がモットー
・重力に関する研究を行っている。
・研究施設はアフリカの模様をしている施設

時間設計士 クミン

・29歳 タイムデザイナー
・未来に与える影響を調整する仕事
・何か行動をするたびにデザインの依頼がくるので大忙し
・仕事が増えるとイライラして貧乏ゆすりがすごくなる
・普段戦いはしないがお気に入りは初心者でも使える手裏剣ドローン
・未来に与える影響を隊員に教えるためにクミンの元でタイムデザインの授業を受ける人が多いためクミンを先輩と呼ぶ人がいる

アシスト メティー

・24歳、サポーター、食事や諸々のアシスタント
・現代の食料を調達する場合でも未来の影響がないものを選ばないといけないため、クミンの弟子である目ティーが調達に行く
・いざという時のために眷属ドローンとして鳩を持っている

テロリスト集団ライジン

時空軍から軍事機密やノウハウを盗み独立。
世界政府の強まる権力に異を唱え政府解体に向けて動く。

深山 雷人

2111年 37歳

・テロリストとして手配されるライジンの創設者
・主人公の孫にあたる、主人公とは64歳離れてる
・座右の銘:「本気で思い描いたことは実現する」
・カブトの作った組織が権力を持ちすぎたため、子孫の雷人は94年後の世界に組織を壊そうと独立組織ライジンを作り上げた
・人類で最も重要な人物の一人の称号から一転、人類最悪のテロリストへ
・仲間と共にヤクザ組織や企業、宗教組織を買収して力をつけていく
・親分、社長、教祖、国王のように組織では崇められている
・幼少期、父が譲ってくれるものと思っていた組織を政府に明け渡したことを恨みに思っている

深山蘭人 

時空軍創設時、2073年、36歳の様子

・雷人の父、カブトの子
・カブトが未来で創設した研究所のデータを明渡し時空軍を作った張本人
・(2037年)にカブトの子供として生まれる。
・37歳の時(2074年)に雷人が生まれる。

花宮 紅蘭(ハナミヤクラン)

・2046年生まれ
・雷人の母、蘭人の妻。
・28歳(2074年)に雷人が生まれる。

花宮 秋茜(ハナミヤシュウセン)

・20歳(2030年)、クールな大学生
・塾講師をしていて七星と出会う。担当は歴史。
・教員を目指しており真面目な性格
・33歳(2043年)で第一子誕生
・36歳(2046年)で紅蘭が生まれる

天道 七星(テンドウナナセ)

・14歳(2030年)、バレー部
・受験ということで塾に通い始め徐々に花宮に想いをよせる
・卒業を機に告白するも年齢が理由でフラれるが1日だけデートしてもらってそこで終わり
・社会人になってから偶然出会い交際を始める
・27歳(2043年)で第一子出産
・30歳(2046年)に紅蘭を出産
↑ライジン襲来のない世界線の話。

・天真爛漫な性格。

テロリスト集団:彼らは彼らなりに世界を良くしようと動いている

セージ

潜入と暗殺のため最小限の道具、眷属ドローンなし。

タンジ:

眷属ドローン:蜘蛛
老いる苦しみに悩んでいる
特殊繊維を巻き取ることで包丁よりも鋭い切断を可能にする。
さらに蜘蛛には毒が仕込まれているため暗殺にも適している。
弱点としては武器による転送。

ペリル:

鳳凰の眷属ドローン
愛する人との別れを経験している
空間兵器

セサム:

カエルの眷属ドローン。
欲望が強く欲しいものが手に入らないのが気に入らない。
求めても得られない苦しみ。

波動兵器:
音や光の波動によって思考を変えたり感情を動かすことができる

ジング: 

憎むものがいる
罠の達人
地雷

カプシ:

眷属ドローン: ヒラズゲンセイ
心身の苦痛。
南米ギャングのボスと連携する。武力と金があるため。

化学兵器
マスタードガス、VXを使用する。

負傷した兵士を抱えるのにさらに二人の人間が使われる。
つまり、人は殺すより半殺しにした方が敵の戦力を削げるのだよ。

ホワジャ

眷属ドローン:コウモリ
超音波などで機械類の故障をもたらす。
遺伝子操作により無病の体に。

マリフ:ロシア 麻種を表す

眷属ドローン:シャチ
生きること自体が苦しみだと言う考え。


眷属ドローン:ベタ(闘魚)→空中にふわふわと浮く戦闘魚雷



山田 丈二 パニーカンパニー上司


重要技術

霊石の発見

・量子的なこの世のものでもあの世のものでもない石が存在することが未来世界でカブトにより発見される。
・霊石は人間のエネルギーや思念によって呼応することがわかっている。
→ すなわち、人間の意思によってエネルギーの発生が可能になる時代
・霊石は空中に浮遊させたり、変形させたり、異次元転送したり、サイズが大きい霊石は人間の方を飛ばすことも可能。
・回路を組むことで力を増幅したり、個人の識別に使える
・霊石が未来の世界では金脈となっている

それぞれがなぜUFOに乗り込んだのかの理由もある。

2111年の者たちが探すもの

人類が滅亡する直前に過去最高のエネルギーを使ったあるものを発明した。
そしてあるものはまだ平和な世界である2030年代に転送されたという。
それをめぐって時空軍とライジンは戦っている。
あるものの正体、それは「GRNV UIVVAV」である。

UFOの設定

未来の金持ちの間では過去にタイムスリップして災害を観測する旅行が流行っていた。
つまり災害時や歴史的な事件の際に上空には大量のUFOが浮遊しており全てステルスシステム(並行世界 / 別次元へ移動)で感知も観測もできないようになっている。
そんな中、ステルスシステムが故障したり、オンにし忘れて稀に現代に姿を見せてしまうものもあったためUFO騒動が起きることがあった。

墜落なんてものは本来あり得ない。
例えるなら現代で飛行機が街中に落下するようなもの。
仮に墜落するにしても飛行機が不時着するように、未来に転送されてその時代の影響を最優先で考える。

墜落するとしたらUFOの脱出システムを無効化した者がいる。
タイムスリップ前の船は入念に整備されているため、システムの無効化や墜落事故は前もって複数の人間が計画しなければ無理。

現代にUFOが墜落することで得する奴は誰なのか。

1、未来では墜落によりUFOの会社の株価は下がるためその際に信用取引してた奴がいたら怪しい。

2、飛行機テロのようにその時代に対してテロを起こす第三国の存在やテロリストの思想→ その時代の特定の者を殺すことで未来を変える
(将来は近づくことさえできない人間が過去ではコンビニでバイトしてたりするため容易)

3、個人的な快楽や怨恨 → 未来の世界より過去での栄光を手に入れたい者や、未来の恨みを先祖にまで遡り晴らそうとする

参照。。。UFOの移動手段:ワープドライブ
→ 相対性理論により、速度が上がれば空間が歪む。
つまり太陽の何倍ものエネルギーor OO で空間自体を歪めることで高速移動をすることができる。


世界線とリンク

通常であれば過去に戻るとその先の未来が変わるため世界線が変わることになる。
つまり、いくら過去に戻っても別の世界線の未来が変わるだけで現在は変わらない。

しかし、リンクを行うことで過去に行ったことで起こした結果を現在に反映させる事ができるという設定。
ワールドリンク。
過去の挙動が全て現在に反映されるためかなり注意が必要で、核兵器と同様に危険な兵器とされている。

・過去に戻って過ごした場合戻ることはできるが現代の時間は3倍で経過している。(過去に1年過ごせば現代に戻ると3年経っている)

・現代と未来を中継して連絡が取れる基地は銀河鉄道であり、宇宙を進む蒸気機関のような形をしている。銀河列車は宇宙空間上の地点の座標を入力することでワープできる。

未来時間の計算式
遡った年数(年) × 1/60 × 3
60年後の世界なので3倍速。


未来の日本や世界情勢

・2036年に首都が京都になるが構造物は再生可能エネルギーや木材を基調とした建物が増える。
・戦争を経験したことで高校生になる前に1年ほど兵役ができる
・霊石を発見したことでエネルギー問題が大幅に改善、一気に巨大な会社として世界に君臨する
・2040年前にUFOと呼ばれる飛来物を制作可能になる。ステルス戦闘機のようなものにちかい。
・窓に映像を投影してビル自体がディスプレイになっており、そこに広告を流しているのが都会の景色
・2054年にスーツ型のタイムマシンが完成する。過去にマシンを設置していなければ移行できないため、限度がある。(通常は駅に出現することができる)
・空飛ぶ車は実現するが墜落しても死なない程度の6mほどが原則となっている
・平均寿命は110歳ほどになっているが見た目は60代
・未来の世界でもスマートフォンを使用することもある



超決定論

https://www.wikiwand.com/ja/%E8%B6%85%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E8%AB%96

一巡した後の宇宙では再び同じ行動をとるのか?
→ 量子力学の観点からそれはない。

空間兵器

三角形などの空間を結んだところで別の世界線と繋ぐためタイムマシンと同じ原理で別の世界線に転送、つまり空間兵器になる。
球体では二角形や一角形も作ることが可能。


空の概念

そもそもこの世の中に価値があるものなんて存在しない。
例えば今のお前たちはお金が大切だと思ってるが、猿や鳥がお金を大切だと思うか?
単なる紙切れだ。
仮に明日からケツ毛に価値があるとして、みんながケツ毛で支払うようになればケツ毛を大切にしたりケツ毛を失うのが怖くなる人間の出来上がりだ。
何に価値があるかどうか決めてるのは自分なんだよ。



フォトン修行

望みを持っている時に人間は特殊な周波数を出す。
それは本当の自分に繋がる心の振動のようなもの。
これは喜びなどポジティブに満ちている。
この状態だと必要なものを受動する準備ができているということ。
→ フォトンを受けて覚醒できる。 preference

一方で欲にはネガティブやエゴ、恐怖などから生まれるものもある。
混同してしまうとエゴに飲まれる。 want

超集中状態(ゾーン)に入ることができれば

人間の肉体の構造では今を知覚することと、過去を思い出すしかできないが周波数を変えることで未来を少し感知できるようになる。
これは引き寄せの法則のように呼ばれるものではあるがエゴが出ると見えないし引き寄せられなくなる。

時間は存在していないわけではなく肉体があるからこその錯覚として体験することができる。


刹那

君たちの時代ではゾーンはすでに知ってる人は多いだろ?
だが我々はその先の集中を使っている。
それが刹那だ。

刹那?

刹那っていうのは時間でいうと
拍手
手を叩く瞬間の65分の1の速度だ。
これをしっかり捉えられるほどの集中。
この状態に入るとゾーンどころではない。
銃弾ですらスローに見えるぞ。


幽体離脱

ロバート・モンローのヘミシンク、音によって幽体離脱を可能にする。

アーナーパーナサティ瞑想

ニミッタ

チベット仏教の謎

1, 意識の転移
頭のてっぺんから宇宙と繋がる意識、頭頂部の皮膚が薄くなり水が出る?

2, チュクモ(証拠)
高度4000mの雪山で裸で過ごし、雪を溶かすことができる

3, チュクタム(聖なる心)
坐禅を組んだまま1ヶ月も瞑想状態で心臓や血流が止まってても生きられる→空海の「入定」もそうなのかもしれない

4, 虹の体
死ぬ際に虹のエネルギーになって消えていく

未来ガジェット・概念

眷属ドローン: 

・未来のバイクのような乗り物であり軍事用なら戦車や戦闘機にもなる

AI EYE :

現代の行動が未来に与える影響を計算するツール。
量子コンピュータで量子がxyzの3軸で動く場合の計算を物理空間上で行えるため、不確定かつ膨大な量の未来予測が可能になる。
AIを使用すればそれを視認も可能。

AI EAR:

NYOI MAN:棒状の武器、伸縮可能

Aidol:

未来世界ではスマホのように自分の分身のようなものを持つのが当たり前となっている。
スタンドのように大抵は身辺の雑務や作業をしてくれるが、業務用や軍事用など様々なタイプがある。
アイアンマンやスパイダーマンみたいな姿。

パワードスーツ:
薄いタイプからごっついタイプまで色んな種類のスーツがある。
未来では軍事や肉体労働だけでなく移動手段としても使われる。

光力:

未来の世界で使われる新たな力。これにより核融合や光を超える研究も加速した。

デーヴァ:

光力を使い自立して行動するロボット。

AI レールガン:

防御→敵の攻撃などを察知した際には予測し自動迎撃する。
攻撃→量子を使い一つ前の攻撃の軌道を変更することができる。

カンタムロッド:

量子の力を使い武器を生成する。
持ち手しかないが、棒から剣や槍まで生成可能。

如意ボーグ:

棒形AI。伸縮可能。

ディメンサー:

体の周りを羽のないドローンのようなものが浮遊する。
防御→攻撃を迎撃することに特化
攻撃→敵の元へ飛び火炎放射などが可能

転送光子、未来ワープ装置:

未来人にのみ効く光子エネルギー。
一定の光子を纏った後にその人間が未来へ戻りたいという意志を示した際に転送される。
つまり、ボコボコにして未来の世界に帰りたいという”負け”を認めることで未来へ転送される。


・未来から現代への転送は走る車から飛び降りるようなもの
リンクワールドは車上の人間が飛び降りた人間と鎖で繋がってるようなもの
後からそこに戻れないがその先には戻れる

・過去への転送はミサイル発射のようなもの。
 → 時空警察の出動はミサイルに対する迎撃である。

・2027年より本格的にコンタクトが開始され全人類が宇宙と繋がる。

・細胞共生進化: 別の生物を取り入れることによって進化する。
猛毒の酸素をエネルギーにできる生物と融合してミトコンドリアが生まれたように、放射能や何かに対応するために宇宙の生命体と融合して強化する。


・宇宙人にはいくつかいるが、未来の世界では人間と宇宙人の融合体として別の惑星で文明を存続させた種類もいる(ハイブリッド化計画)。→ 並行世界で周波数が違うため認知できなくなっている。

・人類は次の100年の間に「第6次ハイブリッド種」へと進化した。

・宇宙人の目的は「集合意識」を拡大すること。つまり「みんな家族」というより広い愛情を持つこと。

・日本は「人類全体に関わる自然と技術を掛け合わせた創造性が高い」ため未来では重要な国の一つになっている。
特に日本人は自然霊との繋がりが強く、神道的な集合意識としての精霊を信じる力がが強く自然や宇宙と繋がる能力が高い。→ 創造性が高くなる。

ドミノ

超小型で最弱と思われるキャラ。
小型が故に潜入がしやすいがかなり大きな力を放出できる。

その仕組みは異空間にドミノを設置してドミノが倒れる力が1.5倍ずつ増幅し最終的な力が現世界に放出される。
力が増幅するほど時間もかかる。
30個ドミノを設置すると世界一のビル並みの高さになる。


銀河未来鉄道が通っている場所

上空には目に見えない鉄道が通っており、そこを中継地としているいわば上空50〜100kmほどにある駅のようなもの。

【場所】セドナ、シャスタ山、ハレアカラ山(ハワイ)、富士山、キリマンジャロ、エベレスト、チンボラソ山(エクアドル)、ユカタン半島、グラストンベリー、エアーズロック、エッフェル塔、タージマハル、クリート島(ギリシア)、クレムリン、カイロ、ホワイトハウス、ロシア、北極、南極、モンゴル中心、北京、メキシコシティ、ラパス(ボリビア)、ブラックロック


おもしろワンシーンメモ


お色気シーン

いつまでも毒と疑って薬を飲まない主人公
私のことどう思う? と聞くシナモン。
綺麗な女性だけど、怪しいというか…
と言っているすきに口に薬を含みキスをするシナモン
呆気に取られてる間に薬をうつす
安心しろ、毒じゃない。
そして君はもっといいものを受け取った
→ 薬に加え、遺伝子を唾液を経由して受け取る伏線とか


遺伝子組み換え生物

じゃあ未来の世界には俺たちの知らない生物がいるってことか!
ちょっと珍しい生物作ってペットにしてもいいかな。

やめとけ。カルタヘナ法で捕まるだろ。



「フォトンベルトを通過する過程でテレポーテーションやテレパシーを使えるようになった人類も誕生している。」

「ってことは俺って将来すごい奴になるってことか!
…これは言っても大丈夫かもしれないが、すごくなるのは君の息子だな。」
「え?息子?じゃあ俺は…」
「死なれたら困る一般人だ。」

「つまり君には戦いだけでなく恋愛してセックスして子供を作ってもらう必要がある
俺はまだ、ど… 彼女もいないのに、そんな急に言われても!」

「この時代の人間は原始人レベルだな!
画面上のいいねの数より自分の情熱に従った方がいいのに。」
「でも、評価されると嬉しいじゃん」
「未来では自分を評価できるのは自分だけって言うのが常識だ。
君に向けられたいいねボタン、ロボットが押してるかもしれないぜ」



カトリック教会の「7つの美徳(七元徳)」

・知恵 ↔︎ 無知・愚かさ
・勇気 ↔︎ 臆病・臆断
・節制 ↔︎ 放蕩、無節制
・正義 ↔︎ 不正、不公正
・信仰 ↔︎ 疑念、不信
・希望 ↔︎ 絶望、失望
・愛  ↔︎ 憎しみ、敵意

→ これを原動力にするキャラクター

7つの大罪

2008年に発表された新たな7つの大罪

遺伝子改造
人体実験
環境汚染
・社会的不公正
・人を貧乏にさせる事
・鼻持ちならない程金持ちになる事
麻薬中毒



→ 雷に打たれ障害を持った主人公
→ 何者かによる「あと804日生き延びろ」の文字
→ 不運が立て続けに起こりビビりな性格
→ いよいよ襲来
→ フォトンベルトにより進化する
→ その結果ものすごい組織を作る
→ 孫の世代で権力を持った組織が乗っ取られ暴走



あなたは存在する・・・存在することをやめることはできない。存在の表現方法は変われど。=死は別の状態への変容。リニア時間上の終わりの概念は存在しない。
全ては今ここにある・・・時間を直線的に捉えれば輪廻天性はあるが全ては今あると考えれば過去と未来はエネルギーの繋がりである。
全ては一つ、一つはすべて・・・
この原則以外は常に変化する


世界線(マルチヴァース)

過去に戻り改変した際には今の世界線ではなく別の世界線の結果が変わる。
そしてそれを観測することが可能で研究に用いられる。
→ しかしそれは非人道的だとして禁止された

思想として我々が生きている世界が本当の世界線だという天動説的な考えの一派、そしてお互いの世界線が動き影響しているという地動説的な考えで分かれる。

例えば、世界線Aの人間によって世界線Bの人間が殺されたとしたら、世界線Bの人間は世界線Aの人間に復讐しようと考えるかもしれない。

・過去や未来というのは実は存在していなくそれら全てが別の世界線、並行世界である。
並行ということは”今”まさに同時に起こっている。
すなわちタイムスリップというのは別の世界線へと移動するだけに他ならない。
問題はその世界線への距離。


脳波共有と偉人

ブッダなどかつて悟りを開いた者や神と繋がった者は宇宙人と脳波を共有していたことが理由であるという説。





マハ=ユーフォーの一つ
守るべき4人のため四機と母艦一機
マハの内部は直径5kmの町くらいの大きさ
ピザタウンと呼ばれる円弧で分かれる。
未来では人が国や惑星を作れる。
マハの場合、多くは研究や実験施設、中央と外側が通気口で中央周辺には飲食スペースが並んでいる。

テロリストも二機持っており、それを破壊するのは現代を大きく巻き込む戦争になるため慎重

メモ
蘭人のエピソード
頭で思い描いたことを空想上でARのように作り出すことができた。つまり、ドラゴンを思い描けば彼の中では実際に卵から25日で孵化して性格を持つ生物として実現でき、空想上の実験も可能なため数十億ドルの実験ですらタダで行える能力。

初めは一度見たものの残像をはっきりと別の場所に映す妄想からだった。
すると空想したものもはっきり見えるようになり、本で読んだもの、教科書の理論も映したくなったのだ。
これはゾーンの状態から生み出されるが彼は直感的にその先に気づいていた。

ゾーンを越える力を求めていた時にフォトンベルトと人間の能力の覚醒について知る。
彼は直感的にとにかく高いところと気づき富士山上空でゾーンに入りその先に覚醒する。
こうして彼は空想映像を記憶から映写にすることができるようになったのだ。
ここから彼の発明は加速する。

空想上の人物タルパによって歴史上の偉人を師匠につけたのである。

彼は頭の中で実験したいくつかの事を実現するために大学に入る。
曰く、大学は投資効率が高いそうだ。

加えて彼はBMIによって他の者が彼のタルパを視認でき触れられるようにも改良した。
生み出したタルパは初めは映写物だが、一週間経ったところでAIに置き換わるため自立する。

タイムマシンを研究したのは昭和のテレビにハマっていた時、8時だよ全員集合などのドリフを生で見たかったからというもの。
曰く、「研究を促進させるのは結局のところエネルギーである。人間は誰もが情熱というエネルギーを注ぐことができる。」

しかし見ているうちに家族と楽しく見る事が幸せだと考え組織を作ることに。

だがその過程で彼のタイムマシンの技術は国によって奪われた。
そこで彼は使われてない土地を占拠して国を作り上げたのだ。
秀吉の一夜城作戦で数日で国が出来上がり、武力を行使しても入国できない区域になったのだ。
関係を良くすれば彼らの技術の恩恵を受けられるため他国は仕方なく彼らを国と認めている。

組織のメンバーが増えたことでエネルギー問題にぶち当たったので小型核融合を完成させる。
その過程でついでに超伝導と放射能を無効化する技術も実現する。

だがここで核融合施設の事故が起こったのである。
メンバーのうち数十人が死亡し、国を占領したくせに救急を求めるのはおかしいと非難され帝国は崩れていく。

ここで悲しみに暮れたが、核よりも危険な手を使うことにした。
それがワールドリンクだ。
観測ではなく過去や未来という並行世界へ実際に移ることができる技術を開発することにしたのだ。
実はタイムマシンは観測用でしか運用はできなかったが、量子もつれによって過去を観測することで多少の過去改変はできることに気づいていた。

ワールドリンクが完成した後、爆発事故の前にまでタイムスリップをする。
爆発の原因を調べていく中で他国のスパイ組織が関わっているということがわかってくる。

実は独立国家を作った後、収入を得るために世界中のVIPのみに入国を許可する超高級観光施設を作っていた。
温泉もあることで地価も高騰している。
そこでは昼食1回で1万円以上は当たり前だ。

引力と重力波に関する制御も可能に。





ストーリーメモ(雑に、模索して)


パソコン画面で文字の入力画面。
「タイトル:俺より運の良いやついる?」

・小学生でコンセントに鍵を突っ込み感電し記憶失う
・中学時代、サッカーしてたら雷が直撃
・雷の後遺症で右半身が動かない
・障がい者で周りから友人が離れ一人の時間を謳歌
・毎日自分が死ぬ夢とカウントダウンが見える
・夢の出来事が起きるが事故で済む
・今日がカウントダウン最後の日なのでもしものためにスレを立てる ←今ここ

なんか質問ある?

中学校の時、サッカーのヘディングをした瞬間に雷が頭を直撃。
後にサンダーボルトシュートと言われたが俺はショートした。

なんとか一命を取り留めるも体の色素がバグって白髪しか生えてこなくなり体は日焼けしたかのような黒さを纏った。
脳から信号が行かなくなったようで右半身が麻痺してる障害者生活。

障害者になって見た目も変わったことで途端に周りは俺に気を遣い
避けるようになった。

じいちゃんにそれを愚痴ったら
「いいなぁ。わしは足が痛くて旅もできんし目が悪いから景色も見れんけんの。」と言われた。

母親は「あんたよりじいちゃんのほうがきついんやから、生きちょるだけ運が良いと思わんかい」だそうだ。

まぁ、起きたものは仕方ない。
不幸を探したところで死にたくなるので運が良いと思うことにしてる。

そうそう、最近はまたよくわからんいじめにあっている。

突如「あと304日生きろ」と謎の画像付きメールが届いた。
最初は迷惑メールと思い無視していたが、次の日から毎日のように上から石が落ちてきたり、乗ってる車のブレーキが効かなかったり、工事中のクレーン車が倒れてきたりと死にそうになる毎日だ。

何度か事故って体はボロボロだが、それでも生きてるのが本当に運が良い。

そしてついに今日が生きろメールの最終日。

このメールは事故と関係あるのか。
それなら、今日を乗り越えればそんな生活ともおさらばできるかもしれない。

てことで今日はどこにも出かけず家でゴロゴロしながらこのスレを立ててるわけだ。

なんか質問ある?

釣りだろ?

>残念ながら釣りじゃないから今障害持ちだ。

雷に打たれたって、今どうやって文字打ってんの?
> 左手だけで打ってる。歩く時は杖か車椅子。

ん?なんか焦げ臭いな…

逃げて!早く!

母さん!どうしたんだ!なんだこれは!

とにかく今は早く外に出て!

出火原因はスマホのバッテリーだそうだ。
母が風呂に入ってる間に燃えたという。

てことで俺は家を失った。

だけど母と俺は生きてるだけ運が良いのだろう。

パッパは?
>父は離婚していない。

とりあえず今日は近くのホテルに泊まれるらしい。

これも運がいいでしょ。


ん? 人影?
カーチャン、いや、何か持ってる、違う。

男は切り掛かってきたため杖で防ごうとするが杖が切れ、次に肘から先が腕ごと切られる。

「やっぱ、殺したくねぇなぁ…
その顔見ちゃったらさぁ…
もっと早く死んでくれればよかったのに…
あぁ、本当にやるしかないんだよな…
一線超えちゃったからさ……
すまんな」

そう言うと男が再び切り掛かるがその時、目の前に助けが入る。龍

もう来るのかよ!早すぎるだろ!

お前らの動向はある程度追っていた。

腕が…
助けられずにすまん!

へへ、命あるだけ運がいいっすよ。

スーツを纏った女性と龍を従える

ユーフォー施設に来てもらう

フォトンベルトの覚醒について聞くが覚醒しない

国際テロ組織について知る

好きな眷属ドローン

未来が変わるため街を襲う未来からの

磁場ゼロに置かれた霊石で神隠し的に転送できる




俺の運命は5年前、一筋の光によって変わった。

■河川敷、曇天
雨が地面を叩きつけ、その速度が徐々に増していく。

深山花武人/ミヤマカブト(12)は兄である深山明義人/アギト(15)と野球の練習をしている。

カブト「うわ、兄ちゃんもう帰ろ!」

カブトは野球ボールを持った右手を頭の上に掲げ雨除けにしている。

アギト「あと一回、投げて終わろうぜ!」

アギトはバットを構えて待っている。

アギト「よし、こい!」

カブトは振りかぶってボールを投げるがその時、空から雷が河川敷へと落ちた。

■カブトの部屋、朝

勢いよく目を覚ますカブト(17)。

カブト「はぁ… はぁ…」

目覚まし時計に目をやると6時5分を差している。

カブト(5年前に雷が落ちてから変わったことが3つある)

ベッドから起き上がり近くに置いてあった杖を左手に取ると右足を浮かし、右手をだらんとさせながら部屋を出るカブト。

■深山家 洗面台

洗面台で鏡を見ているカブト。
白髪で顔は黒くなっている。

カブト(1つは体の右半分が動かなくなったことと色素がバグって肌と髪の色が変わってしまったこと)

■深山家 廊下

廊下に出ると玄関側にある部屋を一瞥するカブト。
部屋にはAgitoと書かれている。

カブト(2つ目は兄が部屋に引きこもってしまったこと)

■深山家 居間

母ユキ(45)と朝食を一緒に食べるカブト。
カブトは頭に痛みを覚えて頭を抑える。

ユキ「カブト… また?」

カブト「うん、すぐ治る……」

カブト(そして3つ目は頭の痛みとともにやってくる予知夢)

一瞬、夜の市街地で棒を持った男が見える。
「あと1日、生き延びて…」と誰かわからない女性の声が聞こえる。

カブト「はぁ……」

ユキ「今日はなんだったの?」

カブト「なんか夜、男の人がいた。あと1日だって」

ユキ「そう…… 今日はちょっと早く帰ってくるから」

カブト「わかった。ごちそうさま」

カブトは食器を片付け、学校の支度をする。

カブト(急にやってくる予知夢はその日の命の危険を知らせてくれる。
カウントダウンのように生き延びてと声が聞こえるが、それももうあと1日。それが過ぎるとどうなるのかはわからない)

■学校

赤い鉢巻をつけてバトンを持った学生ゴールテープを切る。

うわー!やったぞ!

赤い鉢巻をつけた体操着姿のクラスの人たちが喜んで騒いでいる。
離れたところで夏服の制服を着た状態のカブトは杖に寄りかかってその様子を無表情で眺めている。

杖をついてワイワイ盛り上がる教室へと入ろうとするとそこでは

「今日打ち上げ行こうぜ!」
「カラオケっしょ!」

という声が聞こえているがカブトが入ってきた際にクラスが少し静かになった。

「あ、えっと… 深山くんは、きついっしょ?」

という学生の言葉に対して

「うん、僕は遠慮しとく」

と返す。

「んじゃ、17時に駅前集合な!」

とカブトの言葉をかき消すように声が響き楽しげな表情の学生たちはカブトがいないかのように素通りしていく。

遠くの方で

「よかった、流石に障がい者いたら場がしらけるからな…」

「お前、まだ言うなよ!」

「いいだろ。卒業したら会うことねぇし」

という声が聞こえる。


「いや、だから!
お前もういいよ!もっと上の人を出せよ!」

「はい、少々お待ちください」

ため息をつくカブト。






■未確認飛行物体マハ 豪華な寝室

カブト「ぬわー!」

カブトは汗をかきながら目を覚ます。
大きなベッドに豪華な装飾のある部屋であることに気がつく。
半身を起き上がらせてあたりを見渡す。

カブト「なんだここは?うちじゃないのか…?
はっ!そういえば俺の右腕……」

右腕を見るとロボットのような腕になっている。

カブト「……!? な…な…なんだこれ!?」

立ちあがろうとするが腕が重くて立ち上がれない。

カブト「重すぎるだろ!一体何キロあるんだこれ!」

寝室のドアからコンコンとノックの音が聞こえゆっくりと扉が開く。

パンやスープなど簡単な食事を持ってくるシナモンが扉を開けて入ってくる。
シナモンはカジュアルな白いコートを着ている。

シナモン「目が覚めたようだな」

カブト「あ!あなたは!
ここはどこっすか?俺の腕は?なんで俺、殺されそうになったんすか?あれ、今日は何日すか?」

シナモン「質問が多いな。まぁ当然だろうがな。私はシナモンだ。
とりあえず1日ぶりの食事を持ってきたから食え。」

シナモンは食事を隣に置く。

カブト「ありがとうございます……って、1日ぶり?
俺、学校が……」

シナモン「心配するな、とりあえず母親と学校には連絡してるぞ」

シナモンはカブトにスマホを渡す。

スマホには母親宛てにメッセージをしたあとが。
そこには
「カブト:ヤッホ!オレっぴ友達の家で泊まりんこ!」
「母:は? あなた誰ですか!ちょっと、カブトはどこですか!」 
と言うメッセージがある。

カブト「おい、母ちゃん全然信じてねぇぞ。
……それより俺に説明しなきゃいけないことがあるんじゃない?」

シナモン「そうだね。まぁ、単刀直入に言うとだね……」

シナモンは少し間を置きつつも続きを話す。

シナモン「私たちはあなたが作った組織で81年後の未来からタイムリープしてきたってことね」

カブト「……えーっと…ん?」

カブトは手が止まり考える様子。

カブト「俺が作った組織?未来からタイムリープ……?」

カブトは目を見開く。

カブト「いやいやいやー!えーっ!
……あぁ、ドラ○もん的な?そんな感じの…」

シナモン「未来に関しては詳しく伝えることが許されていないが、とにかく君は我々にとっても世界にとっても重要人物だということだ
殺されれば未来が変わる」

カブト「あー… 起きたばっかりでまだ頭がついてかねー。なんで俺が?」

シナモン「うん。 まぁこれは君が発見するから伝えても良いだろう……」

シナモンはポケットから回路のようなものが刻まれた石を取り出す。

シナモン「これは霊石、ゴーストストーンと呼ばれるものだ。
未来の君が世界で初めて発見して実用化したんだよ」

カブト「霊石?」

シナモン「どうやら霊感がある人間にしか気づけない石でな、未来の君はこの石を密かに集め続けた。
この石の特徴というのが……」

シナモンの手の上で石が浮かび上がる。

カブト「浮いた!?」

石は突如消える。
カブトの頭の上に固いものが当たる。

カブト「痛っ!」

カブトの頭の付近から徐々に透明化していた石が現れシナモンの手に戻る。

シナモン「この石は人のエネルギーに反応する。
では、この石を加工して道具を作ればどうなると思う?」

カブト「霊石……加工? あ!」

カブトは昨日見た戦いの道具を思い浮かべる。

シナモン「気付いたと思うが、この石は今や石油や金以上に価値があるものなんだよ。
それを世界が気づく前に独占したのが君だったわけだ」

カブト「そうなん…… でもちょっと待て、それを教えたりすると未来が変わるんじゃないのか?
タイムパラドックスってやつ?」

シナモンはニヤリと笑う。

シナモン「さすがだな。まぁ、それはそうなんだけど君の命が狙われた以上は教えてでも生き残ってくれた方が良いという判断だ。
じゃないと我々の組織や君の子孫まで消えてしまうからな」

カブト「お… 俺の子孫!? 俺、結婚すんのか!?」

シナモン「タイムリープは危険な兵器だ。
テロ組織が君たちを殺すためにそれを使ってこの時代にやってきた。
だから我々もこの時代に移動して君たちを護衛しに来たんだ」

シナモンは立ち上がるとカブトに霊石を渡す。
そしてカブトが食べ終わった後の食器を片付けながら語る。

カブト「君たち…って、俺以外にも…」

シナモン「その辺はすまんが答えられん。
そうそう、もう気付いたと思うがその腕も霊石で作ってる。
自分の意思で動かせるようにならないと重いぞ」

シナモンは笑みを浮かべる。

カブト「……は? まじかよ…コツは…?」

シナモン「さぁ、君が発見した技術なんだから君ならできるよ
もう少ししたら家に帰すから準備しておくんだぞ」

そう言うとシナモンは扉から去っていく。

カブト「え!ちょっと、俺どうしたらいいんだ!
重いんだけど!」

返事が返ってこないため右腕に目をやるカブト。

カブト「ふんっ!」

力を込めるがびくともしない右腕。

扉がソローっと開くと隙間からコソコソと声が聞こえる。

カブト「ん?」

扉が開いて若く見える男性チョウジ(27)と顔立ちが似ている妹のコリアンダー(25)が勢いよく入ってくる。

チョウジ「うぉー!本当にカブトさんじゃないすか!若ぇー!」

コリアンダー「ちょっと兄ちゃん、無礼じゃない?」

キラキラした目で駆け寄ってくるチョウジと後ろから呆れた様子でついてくるコリアンダー。

チョウジ「握手してください!…と、右手はダメなんすよね…」

出した右手を左手に変えて握手をするチョウジとカブト。

カブト「えっと… あなたは…」

チョウジ「あぁ、俺はチョウジです!カブトさんには大変お世話に…」

チョウジの頭をチョップするコリアンダー。

コリアンダー「コラ!わかるわけないだろ!
私はこの人の妹のコリアンダー。
私があなたの腕を治して、チョウジが義手を作った感じ。
あ、ついでに足も治してるっすよ」

カブトはその言葉に驚く。

カブト「え!足?」

チョウジ「ああ、一旦この手は外しますか」

チョウジが右腕の二の腕あたりを触ると腕が取れる。

カブト「なんか、すごいな……」

カブトは布団からそっと足を下ろして立ち上がる。

カブト「おぉ…… まじか……」

嬉しそうにするカブトを見て笑顔になるチョウジとコリアンダー。

チョウジ「まぁ、今後一緒に訓練をする仲間って事でよろしくっす!」

カブト「え?一緒に?どう言うこと?」

驚いて顔を見合わせるチョウジとコリアンダー。

チョウジ「え?シナモンさんから聞いてないんすか?」

コリアンダー「あの人、他人に関しては適当な感じだからな……」

チョウジ「とりあえず、命が狙われてる以上は訓練してカブトさんにも強くなってもらうんすよ」

カブト「はぁ…」

コリアンダー「まぁ、現実世界に影響がない程度ってことで学校や日常生活は普段通りな感じで」

カブト「わかりました……」


■カブトの住む町の山 夕方

祠の横の石の前でカブトは石を持って立っている。

カブト「おーい!応答してくれよー」

カブトが呼びかけるも何も返事がない。

カブト「はぁ、やっぱこっちからは無理か……
今日は家に帰りづらいんだよな…」

(回想)
   ×   ×   ×

■深山家 居間 夜

母がカブトにものすごい剣幕で怒っている。

ユキ「あんた何があったの!
昨日から一晩いなくて、心配だったんだよ!
しかも戻ってきたら腕がないし…
でも歩けるようになってるし母ちゃん、悲しんでいいのか喜んでいいのかわからんわ!

カブト「ごめん!えっと…… UFOにさらわれて……あ、でも悪いUFOじゃないんだけど、足治してもらったついでに今義手を作ってもらってるんだ」

ユキ「あ…… そう。 悪いUFOじゃないならいいか」

カブト(え!母ちゃん納得するの!?)

   ×   ×   ×

■カブトの住む町の山 夕方

昨日のことを思い出しているカブト。

カブト「まだちょっと気まずいんだよな…」

チョウジ「何が気まずいの?」

後ろから急に声が聞こえて驚いて振り返るカブト。
そこには現代人らしからぬ黒い宇宙服のようなものを着ているピンク髪の男チョウジ(27)が立っていた。

カブト「うわ!誰っ?」

チョウジ「まぁ、わかんないですよね…
てか、カブトさん、若いな……」

カブト「あの、僕のこと知ってるんすか?」

チョウジ「まぁ、未来で色々と……
それより今日はシナモンさんいないんで俺が連れていきます」

そう言うとチョウジはカブトに抱きつくとそのまま転送する。

■マハ ギリシア神殿のような場所

神殿のような場所に出現するチョウジとカブト。

カブト「あれ?昨日とはまた違う…」

チョウジ「霊石はいろんなとこに置いてますから。
それより今日はあなたに見せたいものがあります」

カブト「俺に見せたいもの?」

■マハ内 チョウジの研究施設

台の上に光に当てられて黒く光る機械の右腕が置かれている。

カブト「おお!これが俺の右腕っすか!」

カブトは腕を見て興奮した様子でチョウジに尋ねている。

チョウジ「ええ、そうですよ。
霊石は動かせるようになりましたか?」

カブト「霊石?」

カブトはポケットから霊石を取り出して少しだけ手のひらで動かしてみせる。石は1mmくらいは浮いているようだ。

それをじっと見つめるチョウジ。

チョウジ「…えっと…まぁ、1日だとこんなもんか……」

そう言うとチョウジはカブトの石を取り上げると今度は義手の右腕を持ち上げる。

チョウジ「この腕だけでなく、我々の道具の多くが霊石を加工して作られてます。
なのでこの腕を動かすにはまず石を動かせるようになってください」

チョウジは片手で軽々と持っている右腕の義手をカブトに渡す。
カブトは左手で受け取るがあまりの重さに地面に触れそうなくらい義手を持つ左腕を下げる。

カブト「お……重すぎる…」

チョウジ「30kg弱ありますからね」

カブト「さ、30kg!?」

チョウジ「さっきカブトさんが動かしてた石は300gといったところですかね。
最低、その100倍の重さを自由に動かせないと義手は動かないですよ」

カブト「ひゃ、100倍って…… まじかよ!」

チョウジ「我々のスーツや眷属は合わせて1トン近くありますから、まだまだ修行は必要そうですね」

口をぱくぱくさせるカブトを見ていたチョウジの頭の中に声が入る。

コリアンダー「お兄ちゃん、聞こえる?」

チョウジ「どうした?」

■東京 歌舞伎町 夜

人通りが多い街を一望できる高い建物の上にピンク髪の女性コリアンダー(25)、メタリックなスーツとゴーグルをつけながら話している。

コリアンダー「多分1人見つけた。
普通に夜のお店に出入りしてるけど、あからさますぎて罠っぽい」

チョウジ「隊長には?」

コリアンダー「連絡した。
とりあえず様子見だけで接触するなって言ってた」

チョウジ「わかった。
なるべく強い霊石には近づくな」

コリアンダー「了解」

■マハ内 チョウジの研究施設

遠くを見て会話をしていたチョウジがカブトの方を見る。

チョウジ「申し訳ないですが、やることができました。
今日のところはこれを持って帰ってください」

そう言うとチョウジはカブトにスーツケースサイズのジュラルミンのケースを渡す。

チョウジ「さっきの義手を作る前に失敗したやつです。
重さは半分くらいですがいい練習になるでしょう」

カブト「はぁ…」

チョウジがケースを半分開けるとメタリックな手のようなものが見える。
チョウジはケースを閉じる。

チョウジ「とにかく急いで今日は帰りましょう。
さあ、ついてきて」

そう言うと早足でその場を去るチョウジ。
それについていくカブト。







もっと優しい言葉をかけてくれてもいいだろ!

優しい言葉?

俺は褒められて伸びるタイプなんだ。

わかった。
今の時代、厳しくしたり怒鳴ることができなくなってきている。
だからこそ、それを経験しているお前は間違いなくこの時代で最も強い人類の1人に近づいている。
それだけは私が保証しよう。

俺が、最も強い人類…?

って、結局それってこれからも厳しくするってことじゃねぇかよ!

あ、ばれたか。
それにお前にいくら体罰しようがこの時代の誰も私を罰することはできない!
楽しいのぅ!

鬼だ!この人!!

でもまぁ、最高に優しい言葉だな。
よしそろそろ続きをやろう。

そういえばあの時、軍人の弱点って言ってましたよね?
弱点ってなんですか?

軍人は支給品を使ってるから大体、見た目で武器の性能が予測できる。
斬撃を前衛に目隠し特攻なんて学校で習ったんだろ。
次の動きとしてガードしたらゴリ押し攻撃、しゃがんだら下へ攻撃を反復練習しているんだ。
だから下にダミー置いて本体は上に移ればロボット相手と同じ、簡単に制することができる。







1話ラスト 
成長→ 欠点がある主人公が成長して敵をぶっ倒す ガッシュ、チェンソーマン、ワンピ、
ピンチ→ これから死ぬこと確定 呪術廻戦 / スパイファミリー / 
衝撃の事実→ 読者も騙された展開、 ダンダダン / 
続きの期待→ これからの成長が期待できる ヒロアカ / 


2話ラスト

一難去ったけど続き気になる / ダンダダン

途中で終わって気になる / ガッシュ

新しい世界の突入 / 呪術廻戦, スパファミリー

達成と予感 / ヒロアカ, ワンピ, チェンソーマン



3話ラスト候補

「俺の眷属ドローンてこれ!?」

「兄はもういない」


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