見出し画像

旅を通したお金のお勉強

「金は天下の回りもの」とはよく言いますが、それであれば一期一会である旅先でお金は払わないほど得と言うことになります。
一度しか出会わない人にご馳走したりプレゼントしたとしても返っては来ないからです。

しかし実際は、無駄に使い過ぎればいいと言うわけでも、財布の紐を締め過ぎればいいと言うわけでもありません。

ここで紹介するお金の流れについて理解しておくと旅先だけでなく日常生活でのお金の使い方も見えてくるので、単純に6・3・3+4教育を受けてる人よりもお金に詳しくなりますしその流れをある程度コントロールできるようになります。

むしろ旅を通してお金を使うことで自分の手元に入ってくるお金の量が増えたり、自分が使うお金をより自分をハッピーにしてくれるものにしてくれる割合が上がります。

意外と旅行へ行ったとしてもそのお金の流れまで気を配っている人はいないと思うので、今まで東南アジアからヨーロッパまで7カ国ほど長期滞在して貧富両方の生活を体験した私の考えを書いてみます。

1. 生の情報が役に立つ

画像7

(写真:タイ、深夜3時にもかかわらず神聖な山へ群がる人々)

まず第一に、最初に訪れた場所では「情報」と言うものが命取りになります。
そしてこれはネット上に落ちているものではなく、その都度その場所で変わってくるため一次情報を現地で仕入れるかが重要になります。例えばタイでは「人の頭を触るのは失礼」とネットで知ったのですが実際に現地に行くとタイ人の母ちゃんが息子の頭を叩いてたりしました。

この程度ならばいいのですが、例えば私がカンボジアでヒッチハイクをして横断した際はやはりその道が安全かどうかを事前に東南アジアを旅行していた人との食事の際に聞き出していましたし、スペインでは現地の人に「あそこで撮影するなら人通りの少ない路地は気をつけな。先週も暴行事件があって貴重品盗まれた観光客がいたぞ。」といった情報はその土地の人しか知りません。

たとえそれをこのようにネットで知ったとしても現地に行けば忘れてたり意識に上らなかったりしますが、神妙そうなシワを寄せた顔で忠告されれば気が引き締まるでしょう。

これは治安に関する情報だけでなく、自分の目的によってどんな情報が必要かをその都度集めていく必要があります。

例えばせっかく現地に来たのであればそこの食事について知りたいと言うことがあると思いますが、これもネットで調べた情報なら所詮ネットの情報程度しか知ることができないわけです。よくネットの情報と実体験が錯綜することもあって、自分で食べた食事の感想は後で同じタグ付けされたインスタの投稿者のコメントだったりすれば非常にもったいないです。

もう一つ、私は日本にいる時からプレゼントが好きで、「これをあげたら喜ぶのではないか」と予測を立てて実際に的中すると自分も嬉しくなったりします。ちなみに個人的にプレゼントを渡す時は「 タイミング+(相手にとっての)質+量 」を考えてます。

ここから先は

7,071字 / 13画像

¥ 100

この記事が参加している募集

いつも応援ありがとうございます! すごく嬉しいのでお気軽にリアクションしていただければと思いますm(_ _)m