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幸福の選択肢

この記事では、

幸福とは何か?について僕なりに考え、

それがEmaとどう関係しているのかを書いてみようかと。


幸せとは何か?人生の意味は何か?

誰でも一度(いや、きっとそれでは足りない)は考えたことあるでしょう。

自分は高校生くらいから、漠然と考えるようになりました。

急にどうした


でも、考えても答えは出なくて、

結局昨日と同じようになんとなく過ごしていたら、

あっという間に大学生になっていました。

(友達に相談したら、病んでるとか思われるの恥ずくて言い出せない)


大学生くらいから、読書に目覚めて、

有名無名問わずたくさんの人の本を読んで、

なんとなく得られた一つの回答

「中庸」

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なんか変なこと言い出した


いろんな解釈があるそうですが、

自分が読んだ本では、

「当たり前に感謝して、平凡に至高の幸せを見出す」

とか

「足るを知る」

というような文脈で書かれており、


端的に言えば、西洋的な資本主義の考え方に関する

アンチテーゼとしての意味が強かった印象

(↑憧れの落合陽一風)

落合陽一


これが正しいとか、真実であるとかの議論はおいておいて、

当時の自分にはとても腹に落ちた感覚があって、


波を立てず、上昇もないから、

その反動として起こる下落に対するネガティブもない、

しかし、

その平穏の中に幸せを見出すことができれば、

完全無欠、幸せの真髄にたどり着く


そんな風に感じて、

大学生の後半〜大学院

の間はその考えを中心に据えて自分の人生を設計してました。


実際、その間の人生は結構充実していた部分もあり、

中々いい時間だったと思います。

このまま平穏に、滲み出るような幸せな生活を送っていきたいな、

と思っていましたが、そうは問屋が卸さない

あまーい

生きていくのにはお金が必要で、

モラトリアムで修士まで大学に通っていましたが、

そろそろ社会進出せねばならない時


就活して運よくすんなり内定が決まりました。

こうして必然性に駆られて、

資本主義社会の立派な兵隊として社会に戻るわけですが、

相変わらず姿勢は変えていませんでした。


だけどなんだろう、

なんだかモヤモヤが多くなってきました。


今考えてみると、

これまで距離をおいていたコミニュティ や社会の中に入った訳で、

否応なしに周りと比較することになってしまい、

そうやって無意識の中に心の中に波が立っていました。


「あいつは多趣味でいいなぁ」とか、

「同期より早く仕事ができるようになりたいなぁ」とか

今まではそんなに考えたことないのに、

環境の力は強いものです。

強い


そんな競争に疲れて、

学生時代のあの生活を懐かしんだりもしました。


でも、彼女(7歳上、現在妻)も幸せにしたいし、

彼女との子供や家庭を望んでいた僕にとって、


それなりに給料がもらえて、有給や福利厚生がちゃんとついている

今の会社から出ていく選択肢は取れませんでした。


それに、一度この生活を経験してしまった以上、

どうしてもこの状態と比較する自分もいるだろうとも思いました。


そこで、冷静になって考えてみたんです。

もし、この状態さえも幸せに過ごす方法を見つけることができれば、

それって最強なんじゃね!?

パーフェクトヒューマン


ということで、

色々すっとばしてEmaが出てきます。


Ema(エマ)

感情を色と形だけで表現するキャラクター


このプロジェクトのひとつの目的として、

「感情について考える時間を増やす」

というのがあり、

一言でいうと、その価値は

「日記」です。


日記をつけたりして自分の感情につぶさに目を向けてみると、

当たり前ですが生きている以上

ネガティブな感情からは我々は逃げることはできないことが分かります。


(意識的か無意識的かは関係なく)他人と自分を比べたり、

昨日と何か違う行動(挑戦)をすれば、

当然ネガティブな感情を抱くこともあります。


しかし、これを恐れている限りは、

いつまでも「中庸」的なソリューションしかないことになり、

それでは、昔の自分のように

外的要因に対してあまりにも貧弱です。


確かに、昔の自分を振り返ると、

今日と違うことが起こることに対して異常に敏感になって、

その非日常を作り出す原因(人やイベント)に対して

とてもネガティブな感情を抱いていました。



しかし、感情と向き合う時間をとるようになると、

ネガティブな感情を一度(紙に書いたりして)外に出して

客観視してみることで、

どうしてそうなったか?を考えるようになります。


すぐに解決はできなくとも、

しばらく時間をおいてから見返すと、


その時間も必要だったと思える瞬間が来るはずです。


そこがめちゃくちゃ重要で、

要は、避けられないネガティブなものは、

実は自分をUpdateしてくれる為に

必要な感情だったということに気づくわけです。


よく言われているように、

幸せはお金では買えません。


人間は必ず飽きる生き物なので、

※だからここまで文明が進歩できた


どんなにいい状態にいたとしても、同じ行動をとっている限りは

緩やかに右肩下がりの人生になります。


ちょっとでいいので、

何か新しい行動をして、

日々、自分自身をUpdateする必要があります。

(流石に毎日そうする必要ないと思うけど)


そういう時に、

Emaを通して、ネガティブな感情も含めて、

自分をUpdateさせる為に必要なものだったんだ

という価値観を理解してもらえたら、

これほど嬉しいことはありません。


新しい幸福の選択肢として、Emaが誰かのお役に立てればいいな



そう思いながら、今日もせっせとEmaを作っています。


それではまた〜



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