【20卒就職プロセス調査】8月度_報告書 就職みらい研究所


【卒業後の志望進路、就職活動実施率(8月1日時点)】

● 8月1日時点における大学生の卒業後の志望進路は「民間企業に就職したい」(83.9%)が最も高く、次いで「公務員として就職したい」(7.6%)の順であった。
● 志望進路のうち、第1志望は、同様に「民間企業に就職したい(83.5%)が最も高かった。
● 8月1日時点における就職志望者の就職活動実施率は18.1%で、前年同月と比べて4.3ポイント低かった。

【志望する従業員規模、志望職種(8月1日時点)】

● 8月1日時点における就職活動中の学生の志望従業員規模は「1000人~4999人」が最も高かった。
● 前年同月と比較し、増減を見ると、「まだ志望する従業員規模が決まっていない」「1000人~4999人」「100人未満」が増加し、「300人~999人」「100人~299人」「5000人以上」は減少した。
● 8月1日時点における就職活動中の学生の志望職種は「事務・スタッフ関連職」が最も高かった。
● 前年同月と比較し、増減幅が比較的大きいものを見ると、増加は「まだ志望する職種が決まっていない」、減少は「営業関連職」「商品企画・マーケティング関連職」であった。

【志望企業を選ぶときに重視した条件(8月1日時点)】

● 8月1日時点における就職活動中の学生が、志望企業を選ぶときに重視した条件は、「勤務地」が最も高く、次いで「職種」「勤務時間・休暇」の順であった。
● 前年同月と比較し、増減幅が比較的大きいものを見ると、増加は「勤務地」「勤務時間・休暇」、減少は「給与水準」「安定性」であった。

● 8月1日時点における就職活動中の学生が、志望企業を選ぶときに最も重視した条件は、「勤務地」が最も高く、次いで「職種」「勤務時間・休暇」の順であった。
● 前年同月と比較し、増減幅が比較的大きいものを見ると、増加は「勤務地」、減少は「業種」「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか」であった。

【辞退やキャンセルをした活動(7月中)】

● 7月に就職活動を実施した学生が、何らかの活動を辞退やキャンセルした割合は、32.1%であった。
● 辞退やキャンセルをした活動内容は「辞退やキャンセルはしていない」が最も高く、次いで「面接」「個別企業の説明会などのうち、対面で開催されるもの」の順であった。
● 前年同月と比較し、増減幅が比較的大きいものを見ると、増加は「辞退やキャンセルはしていない」、減少は「面接」「個別企業の説明会などのうち、対面で開催されるもの」「エントリーシートなどの書類提出」であった。

【就職内定率、進路確定率、選考参加経路、内定企業の志望度、入社意向(8月1日時点)】

● 8月1日時点での就職志望者のうち、大学生の就職内定率は91.2%で、前年同月と比べ3.2ポイント高かった。
● 大学生の卒業後の進路確定率は80.8%で、前年同月と比べ2.3ポイント高かった。
● 内定企業の選考参加経路は、「就職情報サイトからのプレエントリー」が最も高く、次いで「インターンシップからの採用」「人材紹介サービスを通じた採用」の順であった。
● 内定企業の志望度は「第1志望(群)」が最も高かった。
● 内定を取得している企業の入社意向は、「入社したい・計」が92.2%、「入社したくない・計」が3.0%であった。

【学業・就職活動・プライベートの時間割合、地元・地方・海外で働くことについて】

● 7月中の大学生の時間割合を見ると、「学業」が「プライベート」についで多く、39.0で前年同月に比べ2.4ポイント高かった。また、「就職活動」は15.3と前年同月に比べ2.2ポイント低かった。
●各所で働きたい・計の割合を見ると、「地元」61.3%、「地方」32.3%、「海外」24.1%であった。

出典元URL:https://data.recruitcareer.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/katurepo_2020s_201908.pdf

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