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メトロポリタン美術館展

大阪市立美術館で開催されているメトロポリタン美術館展に行ってきた。

絵心があるわけでもないし、造詣が深いわけでもない。

ただきれいだね、すてきだなと思って眺めるだけだけど、心は満たされる。どうしてもPCの画面やスマホの画面ばかり眺める時間が多くなっていて、何もフィルターを通さず自分の目できれいなものを観たくなり行ってきた。

大阪市立美術館自体も古くて、趣きある建物で好きな感じ。

西洋絵画の500年ということで、最初は宗教的な絵画が中心だった。イエスキリストや聖母子。赤ちゃんとお母さんだと思われる絵は、どれも幸せそうで、ふっくらした感じは幸せの象徴なんだなと思った。

人物画が多いような気がした。個人的には風景画の方が好みだけど、人物画もそれはそれで、やっぱり素敵だった。

0からものを創り出す苦しみは想像もできないけど、そうやって苦労して産み出しだのが
時代を超えて、国も超えて多くの人に癒しを与えるというのは、すごいことだなと思う。

私は0から1を創りだせる人ではないし、
ただの凡人だし、

多分普通の人が唯一産み出して後世に残すことができる、子どもを産むことはないので
何も残さないから、なおのことすごいと思う。
語彙力のなさでうまく伝えられないけど。


『髑髏と羽とペンのある静物』
ピテール・クラース
髑髏中心の絵なんだけど、解説が

「人間が現世で成したことは絶えず過ぎゆく時間の中では重要ではないことを表す。」と書いてあって何百年も経っても、こうやって作品を観られているのに、その作品の解説が過ぎゆく時間の中では重要ではない。と言っていて、ほんとそうだなぁと。
そう思うと、一気に気楽になるというか何をやってもたいしたことないんだから、やっぱり生きたいように生きるのが1番だなとも思った。
(と言いつつ、世間体に縛られる私)


最後に
モネの睡蓮があり、やっぱり好きだわ
と思った。

この感想をきっかけに、ぜひ教えてもらった、直島の地中美術館の睡蓮
観たいと思う。

こうやってアウトプットが、またちがうインプットにつながる。

すごく嬉しいなと思った。

メトロポリタン美術館展、行ってよかった。

いつかNYのメトロポリタン美術館にも行きたいな。




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