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赤ちゃんのための感染予防②お口を閉じて鼻呼吸

感染を心配するママへ

大人ならマスクをしたり、
手を洗ったり、消毒したり…

いろいろな感染予防ができるけど、
赤ちゃんの感染予防はどうしたらいい?
と不安に感じていませんか?

そんなママたちに向けて、
「赤ちゃんのための感染予防」
をシリーズでお伝えしています。

私の考える感染予防はこちら👇

①ママの笑顔
②お口を閉じて鼻呼吸
③ベビーマッサージ
④ふれあい遊び
⑤母乳

前回のブログで
「①ママの笑顔」
についてお伝えしました。
今回は、
②お口を閉じて鼻呼吸」についてお話しします。


人は本来、鼻で呼吸する動物です。

口呼吸は、
脳が酸欠になるのを防ぐための最後の手段。
運動中などたくさんの酸素が必要になったときに発動します。

なので、
口呼吸がメインではいけません!

口呼吸がメインになると、
歯並びや噛みあわせが悪くなったり、
姿勢が悪くなったり、
口の中が乾燥して、虫歯や歯周病、口臭の原因になったりします。

さらに、
酸素の吸収率も良くないので、
カラダは常にやや酸欠状態。
その結果、勉強や運動のパフォーマンスが上がらない、おねしょがなくならない
・・・などなど、
口呼吸のデメリットはいろいろあります。
(詳しくは離乳食講座発達あそびクラスへ聞きにきてください。)

今回は、
数あるデメリットの中から、
口呼吸による感染リスクについてのお話です。

鼻呼吸の場合、
鼻がフィルターの役割をしているので、
雑菌やウィルスが入ろうとすると、
くしゃみや鼻水が出て、外に追い出そうとします。

しかし、
口呼吸の場合、
ダイレクトに空気中の雑菌やウィルスが、
のどや気管、肺に入ってしまいます。
お口もぽかんと開いているので、
雑菌やウィルスにオープンな状態です。

そのため、
口呼吸は感染リスクが高いのです!

しかし、
残念なことに、
最近は、口呼吸がメインになっているお子さんが増えています。

なぜでしょうか?

私は
姿勢お口まわりの筋肉
に原因があると考えています。

まず、
姿勢について。
最近、反り返りが強いお子さんが目立つようになってきました。

頭が反り返った姿勢だと、
お口は開きやすくなるんです。

試しに顎を高く上げてみてください。

お口を閉じているのって結構難しいですよね。

逆に、顎を引いた姿勢はどうでしょう?
この姿勢だと、お口は閉じやすくなりますよね。

実は、
歩けるようになるまでの赤ちゃんは、
顎をひいて背中が丸くなる姿勢が1番快適。
反り返った姿勢は、感染リスクを高めるだけでなく、体のコリや歪みを招く原因にもなります。

まるまる姿勢でねんねしたり、
まるまる抱っこしたりすることで、
自然にお口を閉じた鼻呼吸ができるようになりますし、正常な発達を促すこともできるんです!
(まるまる抱っこを体験したい方は抱っこ講座へ遊びに来てください。)

次に、お口まわりの筋肉について
お口まわりの筋肉が弱かったり、
左右差があることで、お口がうまく閉じられないケースもあります。

お口まわりの筋肉を左右差なく作るためには、
授乳の時の姿勢やおっぱいのくわえさせ方、
離乳食の食べさせ方が重要です。

飲んだり食べたりするときに、姿勢や動きにクセや左右差はないでしょうか?赤ちゃんは力強くお口を動かせているでしょうか?


お口まわりの筋肉が気になる場合は、
授乳姿勢やくわえさせ方、
離乳食の食べさせ方を見直したり、
ママがマッサージやふれあい遊びでお口まわりをほぐしてあげたり、
カミカミできる歯固めやおやつを使ったりして、
お口まわりの刺激をするのもおススメです。
(詳しくは、離乳食講座でお話ししています。)

皆さんのお子さんはいかがでしょうか?

お口をぽかんと開けたまま遊んでいたり、寝ていたりしていませんか?

気になる方は、
まるい姿勢お口まわり
を意識してみてくださいね。

さあ、みんなで一緒に、コロナに負けない強いカラダをつくりましょう!!

お問い合わせはお気軽にこちらまで
mikan5494@yahoo.co.jp

【最後にひとこと】
お口を閉じられる体を作ろう

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