見出し画像

末期がん宣告から8年経ちました

ちょうど8年前の年末に夫のがんが判明いたしました

悪性リンパ腫のステージ4ではないかと言うことでしたが、年末で病院がお休みになり詳しい検査や治療をすることができず、クリスマスもお正月も悶々と過ごし地獄の日々でした

その間にもがんは進んでしまうので、何か少しでもできることはないかとゲルソン食事療法を始めたり、とにかく必死でした

あれから8年、今では笑ってお正月を迎えられるようになり、あの時のことが夢ではないかと思うくらいです

とはいえ、悪性リンパ腫の中でも濾胞性リンパ腫は再発率が高いので、夫は常に再発の不安と闘いながら生きております

8年経った今、再発しないために気をつけていること


1.まずは食事


がん治療中ほどは厳しい食事療法はしておりませんが、塩分・糖分・油・タンパク質の摂りすぎには気をつけています

なるべく味付けは薄くし、メインは夫と他の家族は別な料理を用意したりしています(息子はハンバーグ、夫はたらのホイル焼きetc)

市販のものは添加物が多いので、なるべく手作りし、外食も減らせるようにお弁当を作ったりしています


今年の元旦の手作り正月料理


お正月のおせちも、蒲鉾以外は手作りで、薄味を心がけました

お雑煮は出汁をしっかりとって薄味で、伊達巻き・栗きんとん・黒豆もほんの少しの甜菜糖で作りました

きっと他人が食べたらびっくりするようなおせちですが、素材の味が感じられるので家族には好評です

日持ちがしないので、1〜2日で食べ切ります

食べたもので体が作られると思うと、口に入れるものは大事ですね

ですが、あまり厳しく制限すると食べる楽しみも無くなってしまいますので、今は定期検診の血液検査の結果を見て、様子を見ながら調整しています


2.意識して休みをとる


仕事をしていると、休みの日もついつい仕事をしてしまう方も多いかと思います

夫も四六時中仕事のことを考えてしまうようです

忙しいと休日まで仕事を詰め込んでしまいますが、休むスケジュールもうまく入れるようにします

働こうと思えば働けても、あえて意識し体も頭も休ませることが大切です


3.ストレスを溜めない


病気の原因の大きな1つはストレスではないかと感じます

でもストレスってひと言で説明するのは難しくて、これは人によって感じ方が違くて、他人にとっては何でもないことでも自分にとってはすごくストレスになることがあるのです

客観的に見ても、ストレスを溜めている人よりストレスなくハツラツとしている人の方が健康な人が多い気がしますよね

  1. まず自分にとってストレスになることは何かを把握し、なるべく取り除く

  2. 取り除くことができなくても、上手く対応できるマインドを持てるようにする

  3. ストレスを発散する方法を見つける

ストレスをゼロにすることはできなくても、少しでも減らす努力をすると、病気に対しても影響が少なくなる気がします


4.水をよく飲む


夫ががんになってから、色々な方法を試してきました

何が1番効いたのか、何が効果あったのか、自分の中であれこれ思い浮かびますが、ただ夫に効果があっても人によっては効果がないものもあるかもしれません

そんな中、最近つくづく感じるのは「水分を摂ることの大切さ」です

水分が足りないことで起こる病気が多いなと感じています

反対に水分を摂ることで防げる病気も多いです

1日何リットルを飲めば良いということではなく、大量に飲むよりも、こまめに水分補給をするのが大切かと思います

お水に関しては、書きたいことがたくさんあるので、また別記事で書けたらと思っております



病気の治療中にも、再発予防にも、健康な人が病気にならないためにも、上記の4つのことは大切なことだと思います

基本的なことですが、改めて見直してみることをおすすめいたします

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?