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自己肯定感ないんです・・。

安心して発信できる場に参加しました

少し前に 30代を中心に 私の子供世代の方とZOOMで ミーティングをする事がありました。その時に 『 自己肯定感 が 低い。』ということが議題に上がりました。ほとんどの方が、『 このZOOM会のメンバーは、心理的安全生が担保されていて、 発言を変な風に解釈されることもなく、石のような発言が飛んでくることももない。』と言われている状況でした。

発言の多くは、自己肯定感に関すること

そんな中でも、発言されたほとんどの方の発言は、ご自身を『 自分は 自己肯定感が低くて〜』( なんとなく 高くなるといいな〜ってニュアンスで。)でした。『 まだまだです。』 とか『 なかなかです。』など。私から見たら、参加されている方の印象は 今時の普通の若い方で、容姿を理由に叩かれたようにも見えないし、礼儀や素行、性格が悪くて非難されたようにも見えず、本も読み、ネット機材も使いこなし、何より積極的で 向上心が高くて勉強熱心です。

そんな方々の発言をお聞きしているうちに、『 あれっ? 』と思う点が出てきました。整理すると、次の2点です。

① 必ず 自分よりすぐれた方と 自分を比べて『 まだまだ自分なんて。』という

② 自分より 弱い方や、その点において自分より能力の劣っている方からの『 すごいですね!』という言葉は 耳に入らない。( 入れない?)

子供の頃、こんなことありませんでしたか?

ちょっと話を そらしますね。子育てをしている時、自分の子供が 何かの場面で 他のお子様よりすぐれた行動をして 成果を達成した場合、親のあなたは、どんな発言されますか?

多くのご父兄は、『 たまたまですよ〜 』や 『 まだまだですよ!』『 ○○ちゃんの方が すごいですね。』などでしょうか?

たまに『 うちの子 やはり すごいですね!!』を 表す方もいらっしゃいますね。もし そんな場面に遭遇したら、どう思われますか?

きっと、『 天狗になって 嫌だわ。謙遜は美徳ということ知らないのかしら?』と思われるのでは ないでしょうか?

立場を子供側に変えて 考えてみましょう。幼児の頃、 頑張って 成果を出す度に 人前で『 自分は(自分の努力は) 肯定されない、否定するような言葉 を、親が言っている。』 幼いと大人の事情なんて 理解できないですよね?『 いつも 〇〇ちゃんの事ばかり褒める(認めてる)』『 自分は ダメなんだな〜 』と思うのではないのでしょうか? 自己肯定感、育ちますか?   では どうしたら良いでしょう?  他のご父兄から 嫉妬や非難が来て欲しくないし、かつ 子供の気持ちも大切にしたい場合。私の考えは 最後に書きますね😆  謙遜の美徳という文化が あると いろいろ複雑ですよね。

自己肯定感と自信満々と謙遜

で、話は元に戻します。ZOOM参加者の皆さんに 質問してみました。

『 自己肯定と自信満々・自信過剰の違いは なんだと思いますか? 』

『 自信満々で 大げさに言うと、天狗になっている人は 自己肯定感があるって事ですか? 』

みなさんのお返事は、自己肯定感は 自分で完結しているもの、天狗になるのは、『 俺ってすげーだろ〜?』と他人と比べているから自己肯定感があるとは違う、でした。

あれっ? そう、一番最初のご意見と 矛盾しませんか?

『 まだまだです〜』とかの多くは 他人と比べていませんでしたか? もちろん 自分の決めた目標と照らし合わせて 『 まだまだ〜 』と言われる方もいらっしゃいますが。

自己肯定感を持つ事、自意識過剰になる事、 謙遜する事、ごっちゃになっていませんか?

自己肯定感 と 自己を肯定する力。足りなくて 増やしたい場合、どうしましょう? 

他の人が大切にしているものを見ると、どう思いますか?

またまた 話を少し脱線します。私が10歳過ぎの頃、自分で自分の事を『 容姿も、成績も、人気もなくて パッとしないさえないやつだな〜と、』残念に思っていました。そんな時、ある漫画を読みました。登場人物は、キラキラ輝く美しい姉を持つ、自称さえない妹。ある日妹が 姉に訴えます。『 どうして私は こんななの? 』姉のセリフが素敵でした。『 まず あなたが 自分を大切にしましょうね❤️ 』『 あなたが あなたを大切にして磨いてあげなくて だれが あなたを磨いてくれると思うの?』

どう思われましたか? あなたは 他の方が粗末に扱っている態度を見て そのものの価値を高く感じますか? それほどのものでないのに、だれかが 大切にしているのを見ると、『 そうなの? 』と思いませんか?

よくマインドフルネスやこう言った精神的な講座で 自分を大切に抱きしめて、といいますよね? あれって 自己をそのまま受け入れましょう的な事だと思います。ありのままの自分を大切にする事( アナ雪的な☺️)も加えると 違う効果もあると思いませんか? 

さて 途中の私の回答です。( 回答はひとつではありません!)

『 すっごく頑張っていたんですよ。』『 頑張ったから 運も味方してくれたのかな? 』『 チーム全体が いい流れになりましたね!』

蛇足ですが、お子様を褒める時、できた事(成果)ではなくて、行動( 努力)した事を褒めてあげるとよいと思っています。試合結果も 入試結果も、必ず報われるものではありません、でも 努力した事って 確実に血にり、身になっていますよね?それってすごい事だと思うのです。本人は なかなかわからないと思うけれど、親が教えてあげられる事かなって。

俯瞰的に自分を他人として見つめてみる

もし あなたが 今 自己肯定感が低くて どうにかしたいな〜と思っていたら、自分の意識を 体から抜き出して、一つのものとして 大切に磨いてみませんか? このnoteが どなたかのお役になてたら 幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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