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日々の気付きを記録する

暮らしのなかで時々湧き起こる「ああ、いまのは大切なことだと思うからどこかに残しておきたい」という気持ち、それを本当にどこかに残してみようという気になって、この度 note をはじめてみるに至りました。 記録することは、表面上はよくある話題になると思うけれど(なにせ暮らしのなかで起こる気付きだから)、その奥では、哲学とか思想といったものを考えていければと感じています。科学的なものと非科学的なものの間を行ったり来たりして、それぞれの世界から様々なものを仕入れてまぜこぜして味わう

    • お灸

      日々過ごしているとたまに、自分の思うように他者を動かそうとし、相手が悲鳴を上げると聖母のような優しさで励まし同情する(ように振る舞う)、といったことを繰り返す人に出会います。 自分はこれまで、そういう人に巻き込まれてしんどい目に遭うことがよくありました。何故いつもそういうところへ飛び込んでしまうのか、事が起こるたびに「人を見る目がない」と落ち込んできました。 今朝もまた、同じような状況に遭遇しました。ただこれまでと少し違ったのは、その光景を目の当たりにしながら、自分は自分

      • 風呂に入る

        いつの頃からか、自分は毎晩風呂に入らないと体中が気持ち悪くて仕方がなくなるようになっていました。 吐き気や高熱があろうとも風呂に入るのは絶対。体を洗わないでいると徐々に全身がべたべたしてくるように感じ、自分から滲み出るけがらわしいものが布団や枕カバーを汚していくような気がして、それが嫌でたまりませんでした。 湯船に浸かることはほとんどなく、シャワーばかり浴びていました。自分にとっての風呂は、皮膚にまとわりつく目に見えない気持ち悪さを徹底的に洗い流すための作業でした。 2

        • 忘れ物

          体調が悪かったり気分がすぐれなかったり、そういう不調を抱えると自分はつい、本来の自分をどこかに忘れてきてしまうことがあります。 本来の自分は何も変わらずここに居るのに、それが全く目に入らなくなって、おかしな自分がどんどんどんどん遠くへ歩いていってしまう。そうしてふと気付けば、自分はどういうものが好きだったか、何をすれば自分が元気になれるのかさえ「まったく見えていない」状態になるのです。これって不思議だなあと、不調から回復する度に思います。 不調な時でもときどき、「これをや

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        日々の気付きを記録する

          美味しいもの

          どういうものが「美味しいもの」として感じられるか、について、ふと考る機会が最近ありました。 自分の場合、その場の雰囲気とか、人とか、お料理のまわりにあるもの全部ひっくるめて「美味しい」と思えた時に初めて「美味しいものを食べたなあ!」と感じることができます。 有機野菜かとか無農薬のものかとかそういうことは、どうでもよくないけど、ちょっとだけどうでもよくて。 どんなにお料理の味がよくても、まわりの雰囲気がギスギスしていたり、自分の気分や体調が悪かったりしたら、食感は最悪です

          美味しいもの

          演算と帰納

          ある日とつぜん「そうか、そういうことか(たぶん)」と閃くことがあるかと思いますが、自分はちょうど昨日〜今日あたりで1つ、頭の中で新たな姿で見えはじめたものがあります。 それは数学です。単なるお勉強としてではなく、人間社会で数学を見つめる目を新たに養い始めたという感覚を得ています。 自分の中では大発見とも言えるその気付きは、新井紀子さんのコンピュータが仕事を奪うを拝読するなかで起こりました。 本書では前半、「言語としての数学」という概念が出てきます。 抽象化というと大変

          演算と帰納

          手当て

          今朝、膀胱炎になりました。血尿付き。 お手洗いに行く度に「木よ・・・土よ・・・オラに力を分けてくれッ・・・!!」と悟空ばりに歯を食いしばる。 程度の差はあれど過去にも幾度か経験あり、これは慢性化しているくさいです。発症の要因はいろいろ挙げられると思うのですが、根底にあるのはストレス(怯えとか)だろうなあと感じています。ず〜っと体の中にこびりついている自分のとても大きなかたまり。 この課題に向き合えるようになるまでには、結構な数の課題を、まるで玉ねぎの皮を一枚一枚はぐよう