【鬱】#7 慢性疼痛 筋筋膜性疼痛症候群について
こんにちは☀️
mikanです。
最近はめっきり秋らしくなってきて朝晩は寒いですね。
バイク日和が続きますが最近あまり乗れてないのでストレスフルです。
仕事も忙しくなってきて時間を確保するのも一苦労です。
仕事に行けてるのはありがたいですけど。
今回は持病の「慢性疼痛」について書いていきます。
・始まり 前腕、手の腱鞘炎
始まりは2015年ころ。
症状は両手の親指と人差し指の腱鞘炎でした。
当時はゲームのやりすぎかなと思って、少し控えたりしてたのですが一向に治らず痛みに耐える日々でした。
そこからいろんな整形外科に行きました。
診察で決まって言われることは、「手をあまり使わないようにね」「湿布出しておきますね」です。
ロキソニンテープのお世話になりましたが一向に治らず。
最終的には手根管症候群と診断され、握力が10kg未満まで低下して箸を握れなくなりました。
ここまでおかしいなとは思ったのですが、決まって処方されるのは湿布のみ。
なんでだろうってずっと思ってました。
通った整形外科は10箇所くらいでしょうか。
当時ほんとどうしようもなく辛くて情緒も不安定で家庭も段々とうまく行かなくなってました。
支えてほしかったんだと思います。
ですが、子供が小さかったこともあり、妻も若干精神的に参っていたのか、私に対してはそこまで意識を向けてもらえてなかった気がします。
助けてって素直に言えばよかったのかもしれません。
症状が重くなるにつれて、向精神薬を処方されることが増えました。デパスとか軽いやつですね。
この頃になると痛みで寝れなくなってきて生活にも支障が出ていたし、運転もかなり危ない状況でした。
もっとリラックスしたり、仕事を休職するとか手段はあったはずなんですが、当時は出世欲が強くなかなかそういう発想には至りませんでした。
真面目な仕事人間かつプライドも高かったので…。
・筋筋膜性疼痛症候群
診断されたのは2016年の春でした。
ちょうど異動したときで、どうしても痛みに耐えられず、ネットで探した有名な病院に行きました。
そこでは鬱と診断されたわけですが、
それとは別に筋筋膜性疼痛症候群とも診断されました。
慢性的に筋肉が過緊張状態となりそれが緩まないために血行不良、神経伝達異常を起こし正常な動作が出来なくなります。
基本的にはオーバーワークが原因ですが、過緊張になる要因は心理的要因もあり、私の場合は両方が当てはまりました。
単身赴任の辛さと、自分に対して興味を示してもらえないこと、それを埋め合わせるように仕事とゲームばかりして睡眠を疎かにしたこと、仕事やゲームで腕や手を酷使したこと。
休みの日には自転車、ランニングでさらに身体を酷使。
休む間がなかったです。
・筋筋膜性疼痛症候群の治療
治療は、神経伝達の正常化と炎症を抑えるのがメインです。
まず腕や手をできるだけ使わない。これはかなりハードルが高かったです。なんせマウス操作もやっとなのですから。
これ以上使わないとなると仕事を休むしかないです。
しかし、この時はプライドが邪魔をして酷使を続けることになります。
気休めにと思って自宅近くの心療内科には通ってサインバルタを40mgまで増やしました。気持ち疼痛が弱くなったので、そのまま仕事は続けていました。
続いて炎症対策です。これはステロイド注射ですね。
診断いただいた病院はかなり遠方だったので、できるだけ近くにある疼痛治療を専門にしている整形外科に通うことになりました。
毎月1回のステロイド注射を指の根元に打ちます。
ただ打ちすぎると、腱が弱くなるため何度も打つことはできません。
様子を見ながら、どうしても耐えられない時に病院に行ってました。
・疼痛治療のため1度目の休職へ
1つのプロジェクトをリーダーとして勤め上げ、なんとか成果を出すことができたため、休みをいただくことを了承してもらいました。
この休みは鬱治療ではなくあくまで疼痛治療という名目です。
サインバルタは継続し、体を休めることに専念しました。
できるだけ手を使わず、その間に身体を鍛えるために腹筋、背筋を毎日行い、筋力強化に取り組みました。
一方、家庭は冷めきっていて、全く興味を示してもらえなかったのを覚えています。
病気について話をしても相手にしてもらえず、ただただ、辛かったです。
痛みは徐々に回復して痛みに対するメンタルは回復してきた一方で、家庭の居心地の悪さや自分を肯定してもらえない、話を聞いてもらえないといつ思いが日に日に強くなり参ってしまいました。
本来は半年程度休みたかったのですが、痛みが多少マシになったので3ヶ月で復帰することにしました。
家にいるのが辛くなったのだと思います。
夕飯とかは作ったりしてたんだけど…。
・疼痛治療のポイント
痛みはいろんなケースがあるので、病院選びは数打った方が良いと思います。私はかなり遠回りしてしまったかもしれません。
あと、家族がベストですが、ダメなら会社の人でも親族、友人など誰でもいいので頼ってください。
特に精神面が関係してる疼痛の場合、外科的な対応だけでは完治しないです。
MPSのホームページは最近更新されていないようですが、今でも有用であると思いますのでリンクを貼っておきます。
気になる方は参考にしてみてください。
先生のHPも載せておきます。
https://junk2004.exblog.jp
これが100%正しいとは思わないですし、いろんなケースがあろうかと思います。
医師も人間ですから。
ただ、私は救われましたし、少なくともここに行ってなければ今こうして普通の生活を送れていたか怪しいです。
自分で探して自分で考えて触れてみて選んだ道なので、これは確信持って言えるかなと思います。
・終わりに
つらつらと書きましたが、病気しないのが一番です。
予防医学に力を入れる、自分のメンタル、フィジカルの面倒を自分でしっかり見る。これに尽きると思います。
そして自分自身が耐えられなくなる前に誰かに頼る。頼れる人をそばに置いておく。そういう関係を日頃から築いておくことが大事です。
私は力不足で遠回りしてしまいましたが、この記事が痛みで辛い思いをしている方の助けになれれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました😊
次回は「飲んでいる薬」について書こうと思います。
ではまた。
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