帰省（春）

3月に入り、全てのテストを合格して見事春休みを勝ち取った。
そして、無敵状態で帰省した。

やるべき課題がない。

これは凄いことである。
忙しかったことは間違いないが、ここのところダラダラと課題をこなしていたため、いつも「忙しい感じ」を背負いながら過ごしていた。
帰省の際も必ずパソコンを持って言って何か課題を進めていた。

しかし、今回の帰省は違う。

バイトもない、課題もない、テストもない5日間を捻出することに成功した。

飽きるほどゲームをした（女神転生V）。
ちいかわの新刊を今更読んだ。
友達とカラオケに行った。
別の友達と夕飯を食べた。
吉祥寺で糸屋に行った。

色々楽しんだが、1番大きかったのは、この5日間だけは（休日を含めて毎日6時起きの私が）10時起きの生活にシフトしたことである。
たまにはこんな日があってもいいよね♪
と、毎日ご機嫌で起きていた。

朝起きたら朝ご飯の匂いがする。一人暮らしではありえない。
朝ご飯で3皿使うことも中々ない。

ゆ〜〜〜っくりよく噛んでご飯を食べ、のんびり歯磨きをして、とても短いスパンでお昼ご飯を食べて…。

帰省して一瞬でダメ人間に成り果てていたが、お陰でまた新年度も頑張ろう、という気がメキメキと湧いた。

多くの課題に追われる毎日だからこそ、たまにはダメ人間になることも大切なことなのかもしれない。

よく言われる話だが、メリハリの必要性を強く実感した5日間であった。

※この記事のヘッダーは実家にいつの間にか置いてあったちいかわ達である。10体前後いた。