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会いたい人に、会いに行く

昨年の4月、今まで画面の中にいた人に初めて直接お会いした。昨年6月から半年駆け抜けた講座『企画メシ』の講師でコピーライターの、阿部広太郎さんだ。


きっかけは、オンラインキャリアスクールSHElikesのコピーライター講座で講師を勤めていたこと。今までセンスで成り立つと思っていたコピーライティングで、まさか自分の経験をこんなに掘り下げることになるとは思っていなかった。

そのタイミングで、阿部さんは奇遇にも書籍を出版していた。
『あの日、選ばれなかった君へ』(ダイヤモンド社)だ。

出版に先駆けて、青山ブックセンターでイベントを行うことを知った。

とても迷った。でも、この人の会えるなら。

慣れない場所に迷いながらひとり、イベントに足を運び、最後のサインではいちばん最初に席を立った。
手汗が止まらないほどの緊張で、何を話したかはほとんど覚えていないが、優しく丁寧に向き合ってくれた阿部さんを前に、やっぱり来てよかったと思った。

あれから1ヶ月後に『企画メシ』にエントリーして、翌月から企画生になり、今もこれからも続くだろう最高の仲間たちに出会えている。
あのとき、「この人に会おう」と決断したから。


そして来月、私はまた会いたい人に直接お会いできる。
ライターのいしかわゆき(ゆぴ)さんだ。

きっかけはやはり、SHElikesのイベント登壇。決して難しいことばは使わず、常に等身大でわかりやすく質問や悩みに向き合うゆぴさんが、大好きになった。

ゆぴさんが主催するマーブルスクールのイベントにはかなり参加したし、「イベントの内容って忘れるんだから、実況ポストしてシェアハピしよう!」ということばがきっかけで、Xの実況ポストを始めた。おかげで、とあるイベント内で「エビアンさんの実況ポストスキル欲しい!」と言ってもらえて、誰でも簡単にできることじゃないのかと思い知った。

ゆぴさんの書籍『聞く習慣』は、インタビューライター目線というよりはゆぴさんのコミュニケーションにおけるライフハックを学んでいるような感覚だった。面白すぎて、パートナーにも紹介して読んでもらうほど。

Xやnoteにコメントを送ると必ずリアクションをしてくれて、適度な人間味を持って発信する、私たちにとても近く、けれど常にオンラインの壁があったゆぴさんに、とうとうお会いできる。

今回のライター交流会も、阿部さんのイベント同様、行くかとても迷った。バリバリに活躍されているライターさんたちを前にひとりで気後れしないか、結局何も話せずに終わってしまうのではないか、心配だった。

けれど、直接の出会いはきっと、その後の人生に大きな影響を与える。
このイベントに居て恥じない自分になればいい。

決断した勇気と2,000円のチケットが、この先の未来を変えるように、精一杯の準備をする。

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