ニチアサの話がしたい vol,105
■今週のリバイス
・大好きな「友達」との別れ
終わってしまった……。
先週の第50話(仮面ライダー50周年記念作である今作が、ちょうど50話で終わるというのも粋な計らいである。)『あくまで家族、いつかまた会う日まで』を以て、『仮面ライダーリバイス』TV本編の全放送が終了してしまった。本当にあっという間の一年だった。しあわせ湯のセットから制作発表会が配信されたのがつい昨日のことのような気がする。シリーズのファンとして毎年仮面ライダーの最終回を迎えるのは感慨深いものだが、今年は元々個人的に好きな「兄妹ヒーロー」という設定や、愛する銭湯が舞台であること、小説家の木下半太さんが脚本が担当をされること、長年サブライダーを担当していたスーツアクターの永徳さんが実質的に主人公ライダーを演じられることなどから、かなり前のめりになって見始めたし、末娘のさくらが仮面ライダージャンヌに変身してからは、その強さと弱さ、双方あるからこその限りない美しさと聡明さな姿に思い切りハートを射抜かれ、彼女のライバルであり後にパートナーになるアギレラとの熱いシスターフッドにも何度も泣かされた。凄くいい!と思うところも「これどうなんだろう?」と疑問に感じるところも清濁併せて、とにかく夢中になって毎週観続けていたら、いつの間にかここまでたどり着いてしまって、まだ終わってしまったことが受け入れ切れていないのが正直なところだ。
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