シンガポール暮らしのカラス

シンガポールに来て気が付いた事。カラスが可愛いのだ。

体格はいたって小柄で、日本で見るカラスの三分の一くらい。黒くて嘴と脚がオレンジ色で、ひょっとして九官鳥?と思ってしまう。

マイナというらしい。名前も東南アジア人の元気な女の子みたいだ。

マイナの最大のチャームポイントは大きなおめめである。

まんまるな白目の割合に対して黒目がちいさく常にびっくり顔にみえる。ふざけているのかというくらいコミカルである。南国の鳥らしくマイペースで、人間たちにはお構いなしに自由にペタペタ走る姿がキュートで、鳴き声も高くかわいい。

ホーカー(シンガポール公共の屋台市場)に行くと、残飯を狙うマイナがいたる所にいて、ひょこひょこと歩いている。

シンガポールの人たちには煙たがられているが、わたしは一目見たときから虜になってしまい、近くで見かけるたびに「マイナ~」と呼び掛けたり写真を撮ったりしていた。

現地の人にこの話をすると「マイナがかわいいだって?」と怪訝な顔をされるが、わたしはサンリオにいてもいいくらいマイナがカワイイと思っていた。

そんなある日、LINEのクリエイタースタンプで発見した「シンガポールのマイナさん」。やっぱり、、、。

他にもシンガポール在住の日本人が記した「マイナ観察日記」というブログがあった。ほらほら。

日本人のキャラクターを愛でる精神にささるルックス。

いつかオレンジ色のまんまるおめめの黒猫を飼ったら「マイナ」と名付けよう。