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思いが現実になる話し、みんなも経験済みだよ~

みんなも卒業式の思い出って、ありますか?

コートが必要な3月下旬の冷たい風にあたると、自分の卒業シーズン思い出すことがあるんですが、

どちらかというと卒業した後の二年間のほうが思い出は濃かったように感じてます。

というのも、OBと在学生で卒業式に吹奏楽の演奏を100人くらいの規模でしようってみんなで約束してたんですよね。

わたしは、当時の住所はの熊本だったんですが、月に1,2回は熊本から岡山まで大学まで
合同練習に行ってました。

その時のわたしはというと、

時計が深夜12時を過ぎても働いていて、
「こんな日っていつまで続くんかな?」
ってそんな状況下にいたのですが、

って思いながら、誰もいないオフィスで意識がもうろうとした中。
ある日、LINEが。

「今度大学で演奏あるんだけど、来てもらえない?
OBに募集かけているんだ!」

LINEを見た瞬間、大学になじみがあった人たち、全員の顔を上を見ながら、思い浮かびました。
迷うことなく、「行きます」ってLINEを
返信しました。

風のうわさによると、みんな卒業後は、
岡山にある大学から離れて、
熊本から四国、関西、東北まで
それぞれの地にいたし、

わたしのように遠方での参加もいたし、
ママやパパになった人もいる。

在学生とも合同演奏だったので、
中学生~20代後半まで幅広い世代が
100人前後くらい参加してました。
(中学生、高校生は通っていた大学の○○学園という同じ系列、管理下のもとだったので、自然に協力を仰ぐことができてました。)

そんないろんな状況の人が集まった中、
練習がスタートしたのですが、
今思うと「忙しいからやらない」って、
決断するという選択肢もあって
よかったのかと思いました。

というのも、大学卒業からたったの二年間で、

パパやママになったり、
まだ大学に残っている同級生もいるし、

同じだと思っていた仲間は
実は変化していて、
想定したよりも、みんな生きる方向性が
全く変わってしまった。

練習できるタイミングも違う。

それだけならまだいいのですが、
一人一人の吹奏楽の技量や熱量も演奏者が
中学生~20代後半まで世代が多様で、違います。

他人との技量の差、熱量の差に、目が潤んだ場面や、
「そんなこともできないの?」って、
他人との違いに眉間にしわが寄ったり。

そんな状況の中、100人が都合や技量、
熱量を合わせるのに、
一緒に練習できる日が少なすぎて、
工夫することに、頭に汗をかくことは
想像できたからです。

結局、100人が『やろう。』って思ったので、
やりきることができたのですが、
なぜ『やろう。』って100人全員が思えたのか?

吹奏楽に経験はなくても、しごとや活動をするうえでこのように似た経験はあったんじゃないでしょうか?

一人でできるしごとは残念ながらこの世に
ひとつもありません。
会話をしないしごとはないから。
しごとでの会話でこんなことを気を付けているよ~って意見があったら、聞いてみたいですね。

(話を戻すと)どうしてなんだろうなって、
人と協力する人数が多ければ、多いほど、
大きなサービスを世に届けることができることに興味がある一人の個人事業主として、
改めて要因を考えてみると、

わたしとみんな、一人一人が夢中だったんです。

やりたい。

「有給つかって、白い目で見られても、

岡山にたくさん行けてお金あるんですね、
他のことに使えばいいのにって遠回しで
嫌味を言われても、

会社に深夜12時を過ぎても残る毎日でも、
どんなに誤解されようが、
この演奏に全てをかける意味がある。

またみんなに会えるんだから。
二度とみんなでこの時間は流れないから。
最後に別れ際に、高らかにこれまでの話と
これからの話がしたい。」

その思い一つで、みんなと再会するまで
練習を重ねた。

みんなはそれぞれどんな思いをもって
望んでいたかはわかりませんが、個人個人に

大なり小なりやりたい思いや理由があって、
本番までそれぞれが練習を重ねた。

そして再会まで会っていなかった時間や
生き方がなにも語らなくても、

この人はこんな時間を過ごしていたんだろうなって

お互いが感じるくらいの空気感をだしていて、影響していた。

初回の練習が終わった後に言われました。

まじめに話すこと、真剣に取り組むことが苦手な男のOBの先輩が深々と頭をさげて、
4,5歳年下のわたしに言ってきました。

「本番までやれることやるわ。」

自分(あなた)目標やしごとに取り掛かるときのエネルギー源ってなんですか?

なんだったら、自分(あなた)は燃え続けていられる、行動し続けることができるんでしょうか?

心が燃えることに人生のタイミングが早い
おそいは本当に関係あるんでしょうか?

もう一度当時の演奏メンバーに会えるとしたら、

今までなにやってたん?

高らかに今までとこれからを話したくなるくらい

自分が必要だと思う「練習、試練」を重ねて。
また会うことを約束しよう。

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