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パリ・アパルトマン物語 17区の貴族??

フランス語学校のアレンジでホームステイ。
「ホームステイ」といっても、アメリカ的なハートウォーミングなものを期待してはいけない。フランスのは、もっと下宿的な、「間貸し」という営利的な感じ。
フランスはカソリック度が強くて、子どもの数が多い。子どもが大きくなって家を出ていくと、必然的に部屋が余る。
そこで、それらの部屋を貸し出すのである。AirBなどない時代、身元がある程度学校の方でわかってて、ちゃんと授業料が払えるレベル。語学学校なので、ずっと居着くこともない。
朝食は簡単にシリアルやパンを用意。でも、アメリカみたいにフレンドリーに一緒に食べる感じじゃない。ランチは学校のお友達と外。夜はまた一緒にディナーだけど、フランス人の普通の日のおうちディナーは、かなり質素。前菜にサラダ、メインはハムだけ。なんてことも。そして、チーズ。このチーズが、私は食べられないので、かなりひもじい感じ。涙 それで、ランチは外でけっこうちゃんと食べるようになった。
と言っても、フランス語がまだまだなので、せいぜいカフェで、となる。しかも英語メニューがあるところ。そんなカフェが2軒以上あるのが、サンジェルマン・デ・プレだった。

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