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仕事を通して気づく本当の喜び

ホールフーズQEENで勤務し始めて47日が経った。

実際働いた日数は3分の1。その中であらゆる体験をさせて頂いた。

ベーカリーでクッキーを焼いてパッケージング
コーヒーBARでエスプレッソドリンク作り
ディスプレイの整理
ホールボディで在庫の陳列
お客様対応
オンラインショッピングの買い物代行

どれも業務内容はシンプルな内容。ベーカリーに関してはひたすら同じ作業を繰り返して行う作業が中心。

スーパーマーケットで働くってこういうことなんだって人生初めて体験した。

昔の私だったら直ぐ飽きていたことだろう。
同じ作業をずっと続けると、思考が飛んで集中力が欠けるんだって捉えていた昔の自分。

そこの根底には「楽しむ」という意識が消えてしまう。という原因があったことにこの度気づいた。

ベーカリーで単調な作業をしていると大体2時間ほどたったところで自分の集中力が散漫になることに気づく。

ホールフーズではチームメンバー(従業員)の安全を何よりも最大優先事項としている。

休憩を取らないで仕事をすることは厳重な注意をされるくらい、一人一人の健康に細心の注意を払っている。

実は1度私もランチ休憩を取らずぶっ通しで働いたことがある。
上司から理由を聞かれ、どんなに業務が忙しても、自分にしっかり休憩を取らせてあげる事も仕事の一部だと教えて頂き、それからはしっかり休むことに専念する業務体制をとっている。

脳が疲れるタイミングを熟知しているホールフーズの管理体制には、大体2時間~2時間15分で10分の休憩(移動時間を含むと15分)を取り、もう2時間後に30分のランチ休憩を取り、また2時間後に10分の休憩を取るという仕組みになっている。

これがまた抜群に仕事に専念できる状態にしてくれるから、天才!と常々に感じたこの1ヶ月半。

ホールフーズには、厳しい規則と自由な働き方が両立している、とても優れた働く環境が確立されてる。

ベーカリーでもホールボディでもこの規則と自由を自由自在に自分の意志で活動できる環境が確保されていた。

私が所属するオンラインショッピングの代行部では、まったく別の環境が確立されていたことを昨日初めて知ることになった。

オンラインショッピング代行の業務内容は

携帯を片手に持ち
1人1件のショッピングカートのアイテムをアサインされ、ひたすら買い物をする内容。
アルゴリズムに管理されていて、買い物を楽しむ行為を奪われ、ただただ
機械的に買い物代行に従事するという内容。
買い物品数によって平均時間が算出されていて、その平均時間を上回ると自分の評価が上がり、ランクによってホールフーズのギフト券をもらえるという仕組み。

昔の私だったら、アドレナリンを燃やして一気に上に昇りつめることに全力を尽くしていたことだろう。

昨日初めてこのポジションにつき、トレーニングもまだ完全に終わっていない状態で独り立ちした環境下で、とにかく自分ができる限りのことをやろうと挑んだ8時間。

最初の2時間は、知らないことがどんどん出てきて、自分のエネルギーが下がっていくのを体感した。

時間に管理されているため、プレッシャーを感じるメンバーも多い。結局、時間が全て。という基準で自分が評価される部署であるから、皆自分に圧をかけて動くのも理解できる。

昨日の私はというと、そもそもソロデビューした初日に皆と同じことをしようとすること自体、無駄な概念。

自分に無理な圧を掛けること自体が自分の意にそぐわない行為はエネルギーを下げるだけの無意味なこと。

私は時間を意識する事を手放し、業務を理解することに意識を向けショッピングを続けた。

そこから2時間ほどたった時、ふと私の頭の中に「JOY」という言葉が降りて来た。

私、まったく楽しんでない。

心が躍ってない。

ホールフーズの空気もエネルギーの流れも全く感じれてない。

ホールフーズという箱の中で、ただひたすら商品を探しスキャンをして買い物袋に詰め、冷蔵庫や棚にストックし、買い物用カートを操縦してひたすら店内を動き回っているだけ。

全然楽しくない。

この感覚、おかしい、、、。
これ、過去の職場で感じたことある。

仕事が楽しくない環境下で働いていた時に感じた空虚感。

それをふとキャッチした瞬間だった。

ここ最近私が意識を置いていること
「自分のルールを書き換える」

日々凄いスピードで変化して行っている自分の状態に
自分で創ったルールもアップデートしていかないと歪が出ることを感じ始めた私は、この1年で創った私ルールをアップデートすることに専念してる。

ルールは雲と一緒で、どんどん流れ去っていくもの。
がちがちにルールを決めれば自分を雁字搦めにするし、ルールが無くても自分は生きる喜びが無くなる。

その時の自分に合ったルールを定期的にアップデートして行くことが自分を拡大し成長させる秘訣だと気づいたから。

そんな最中のこの出来事。
先ず最初に出て来た想いが

そうは言っても、もう少し時間を費やしてみてから自分の向き不向きを判断すればいいんじゃない??

ひと昔の私だったら、直感で全ての判断を下してた。

直感か、体験か。

この2つを行き来しながら業務を終えた昨日。

クロックアウトして店内に出ると、そこはいつもの大好きなホールフーズに様変わりしてた。

ゆったりと流れるホールフーズの空気感。
皆がそれぞれのペースで買い物して、皆楽しそう表情を浮かべてる。
そんな人達を横目に私も買い物を楽しむ一人になって店内に陳列されているアイテムを見てはワクワクしてる。

これだよね、これ。
これを私はベーカリーでもコーヒーBARでもホールボディでも感じてた。

この自由が昨日の仕事にはなかったんだよね。

帰宅して私の主宰する寺子屋の定例会に入る前に、つい最近出逢った日本人男性シンガーのインスタ投稿の通知が来た。

彼の歌声には彼の魂からのエネルギーを感じる。
心にどーんと響く声。ただ単に上手とかではなく、私の心に瞬時に火をともしてくれる歌声。

その彼がプリンセス・プリンセスのMを歌ってる投稿を聴いて、自然と涙がこぼれて来た。私の魂が喜んでる表れだった。

うわーーー、、、やっぱり今日私、魂が喜んでなかったわー。。。

そんな体験を寺子屋でシェアし、昨日はそのままぐっすり休んだ。

今朝は6時から鳥の囀りで目が覚めそのままラナイに出ると空はピンク・ブルー・オレンジ・イエローのグラデーション。真上には神秘的なまん丸のお月様が顔を出してる。

一気に嬉しくなって喜びのエネルギーが体中を巡って行った。

今12:23pm。

6時間後の私はウェルビーイングの世界にどっぷり浸ってる。
心地よく抵抗のない世界。

仕事に喜びを感じる。

自分の中の喜びを、どんなことで感じるのか?

自分の喜びを
職場、業務内容、職場の人間、消費者、取引先etc….
の中に見つけることができる。

これが「働くを楽しむ」私のルール。

ホールフーズを全身全霊で楽しみながらウェルビーイングの世界にどっぷり浸かろう。

自然と私の想いが固まった。

働く楽しみの醍醐味をこの歳でやっと体験できたこの奇跡を味わい、今をしっかり満喫して今日も満載にツイテル1日を過ごそう!

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