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肝っ玉お母ちゃんへの道

子育てとは、精神修行である。

と、常々思う。

特に、私の苦手分野である、

「待つ」こと。

これがねーーーー
忍耐いんのよぉ。
不登校の子を持つ親御さんならば、心の底からお分かり頂けることでしょう。



めっちゃイライラする笑。
めっちゃ大変。
ほんとに大変。
めっちゃ大変。


我が家の小学2年生になる繊細息子も、この「待つ」ことが必要なのだ。


THE 忍耐。


お父さんMASKの時も、母は、待ちました。




息子は、自分の知らない、初めてのことが苦手だ。
だから、フリースクールでボードゲームに誘われたりするけど、
ルール説明を聞くのがとにかく苦手なので、輪の中に入ることをしない。


「わからない」ことが嫌だし、
「わかろうとする」ことも嫌。


やだやだやだやだ
わかんないわかんないわかんない
あっという間にネガティブな感情でいっぱいになり、一瞬にして、耳が閉じてしまう。


こうなると、もう、何を言ってもダメ。

全ては「見通しを立てて考えることの苦手」が関係している。
脳の特性を学んでから、彼の頭の中で何が起きているのか少しは理解できるようなった。

「聞いて」→「理解して」→「考えて」→「行動する」
この思考ルートが、ものすごーくゆっくりなのだ。



以前、こんなことがあった。

ある面白そうなゲームがあって誘ってみた。
ルール説明を始めると、途端に息子の表情が引きつり始め、

「やだーーーーー!!わかんない!!
 そんなのおもしろくない!!絶対やらない!!」

と、荒れ狂い、クッションを投げ始めたのである。


こうなったら何を言っても、ムダ。
暴言吐かれようが荒れ狂おうが、とことんスルーしていた。

「面白そうなゲームやろう、って誘っただけなのに」

そんな感情を必死でおさえていた時、
息子が怒り狂って投げていたクッションが私の頭に当たり、


私の髪型は左から強風受けたみたいになった。

さすがに怒りで震えた。
全ての感情を抑え何も言わずにその場から離れた。

息子には何が必要なのか?


それは、ただ一つ。
「待つ」ことだ。



待って、待って、待つのだ。
すると、少し時間経ってから、

「お母さん、、、あのさ、、、」ってくる。


わーってネガティブモードになっていたけど、そこからゆっくり時間をかけて、
「自分」で、理解して、考えて、行動に移したのだ。


「さっきのゲームなんだけどさ、どういうわけ?」

聞く耳が開いた。

時間はかかるけど、その思考ルートを一つ一つ進んでいくことがとても大切で、
これから生きて行く上で絶対必要な力。


ゆっくりでも、いい。
その力をつけていこう。

その力は、あなたを強くする。

お母さんがそばに居なくたって、その力があれば、
あなたはもっともっと外の世界で自分を発揮できるようになる。


お母さんの手を離し、
自分の力で一歩が出るまで、


母は待っているよ。


きっとその時には、


母の「忍耐力」は、あなたによって鍛えられ、

どんな困難にも立ち向かっていける


肝っ玉お母ちゃんになっていることでしょう!!


ラピスラズリの指輪だって
パカって開くよ

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