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予想外だった新生活のはじまり~夫の転勤と言葉のプレゼント編~

4月。就職や転職、子どもの入学、進学など新生活を始められた人も多いですよね。私も、一歩遅れて新生活のスタートを切ることになりそうです。

新生活のはじまり

その日、私はいつものように仕事を終え、子どもを保育園に迎えに行こうとした時、夫からの一本の電話で始まりました。
「転勤、正式に決まった」
そう、夫に転勤辞令が出ました。これから生活が大きく変化します。

生活の変化。それは今まで当たり前に過ごしていた日常から、新しい日常に変わる。結婚や出産、転職など、私の人生に何度も起こってきました。
その時は、比較的すんなり受け入れる事が出来ていました。それは、自ら選んだり、ちょうどいいタイミングで変化がやってきたからです。

でも夫からの電話を切った後、私はとても戸惑っていました。
それは”今じゃないだろう”というタイミングで起こったからです。
今じゃないだろうと思った理由は2つ。1つは私の仕事のこと。就職支援の仕事をして3年。裁量権も持たせてもらえ、お給料も昇給したばかり。何よりやりがいがありたのしく働いている。2つ目は、保育園。園の環境はとても良く、仲の良いお友達もたくさんいて、毎日楽しそうに過ごしている子ども。
転勤について行く行かないは別にして、今の住まいは社宅。引っ越しは必要になり、生活が大きく変わります。
そこには転勤制度に対する怒りや不満、そのルールを変えたいという気持ちではなく、自分の意思とは関係なく”今”の安定した状態を変えないといけないという事に対する戸惑い、自分の気持ちのやり場が見つかりませんでした。

言葉との出会い

そんな時に、twitterでたまたま目に留まった言葉や周りの方との会話で気づきがありました。

尾石晴さんのつぶやき


次に飛躍するために また、やめること決めた。
やめることを決める→余裕ができる→これやってみるか?と試行錯誤増える→気づいたらできてる というサイクルを回す。
やめないと広がらない。
手にいっぱい荷物を持ってると次は入ってこない。

尾石晴さんtwitterより

これを見て”やめる=手放す”こと。私の今の生活は、手にいっぱい荷物を持っているのと同じ状態。何かを手放し余裕や余白を作ることで、新らたな何かに挑戦したり、また新しい大切なものを築くきっかけになるのではないか。と希望が出てきました。

会話の中で


周りの方との会話でこんな言葉に出会いました。

「家族をケアすることも、サポートのひとつ」
「今、大切なものを優先して、それを満喫する時間を過ごしたい」
「苦労して何かを手に入れるんじゃなくて、楽しく何かを手に入れたい」

これを聞いて、自分にはなかった選択肢の幅が広がったり、当たり前になっていた日常を振り返って改めて”今”の私にとって大切なものって何?どういう時間を過ごせば満喫できるんだろう?と考えるきっかけになりました。それが、今の戸惑いの解消や決断のヒントになると思いました。

ここで余談ですが、私は毎年、やりたい事リストを書いてて、気づいたらいつの間にか叶っています。スピリチュアルや脳科学には疎いですが、やっぱりこれって潜在意識が影響してるんじゃないか。と思うのです。
という事は、”苦労して何かを手に入れる”っていう想像をしていると、苦労するっていう現実もやってくる。そう願っているのと同じだ。と!
それなら、私はたのしみながら、手に入れたい。と強く思いました。

今の気持ち

今このタイミングでこんな言葉に出会ったのは、”言葉のプレゼント”をもらったなと感じました。
そして、この言葉たちに心が動かされたという事は、これからの変化を私なりに受け入れ、後悔ない決断をして、たのしみながら新しい生活を始めようとしたいんだという事に気づきました。

持っているものを手放すことへの戸惑いが完全に消えた訳ではありません。でも、ふわっと軽くなりました。

手放すものは、私が時間をかけ努力しながら、0からここまで築いてきた大切なものだから、時間はかかると思いますが、少しつづ受け入れながら新生活への決断や準備をしていくつもりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。






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