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休み方がわからない私
仕事がある日はそんなことを考えない。
休みの日、いつも私は焦っている。何かしないと時間が過ぎていく。
明日は仕事だ。たった一日の休みに行動しなければ、仕事をするだけの一日になってしまう。
見えない期日を意識しながら、過ごしている。
他人からみれば充実していると言われる。充実?してないよ。それはわたしが恐怖から逃げているだけなのだ。
休みだし、新しい料理を覚えなきゃ、筋トレしなきゃ、掃除しなきゃ、勉強しなきゃ、しないと私は老いてしまう。
なんのスキルもなしに老いていくのは怖くて仕方ない。結婚しているわけでもないから、何を守る責任もない。40歳で今の状況だったらと要らないことを考える。毎日を本気で過ごさないと、私は満足できなかった。
心は疲れていく一方で、気づけば下を向いて買い物に出かけている。
買うつもりのないジュースを持っている。
手を伸ばす。甘いものに。分かりやすく落ち着ける味が愛おしい。
食事は美味しいとか感じなくて、味はあるけど胸に訴えてくるものがなくて寂しく、そして携帯で病気なのか調べる。
その点甘いものは分かりやすいほど、主張が強い。思わず頬が上がる。
これが美味しい食事だと再確認できる。
気づくと散財している。何のために家計簿をつけて自炊しているのかわからなくなる。
自分を責める。ストレスくらいコントロールしろよ!
結果どうやって休むのかわからないまま、仕事に出かける。
ジッとしていること、スマホの無駄な時間は罪悪感は苦しくてたまらない。
無意識にフォトショップの本を読んでいた。もしかしたら、使いこなせるようになれば、今の写真をもっとよくできる。noteに投稿する写真が作れると。
こういう時の判断力は失敗すると分かっている。 気持ちが疲れている時に新しいことをやっても挫折することが。
この得体の知れない恐怖といつまで戦えばいいのか?生きている限り続くものなのか。
温泉に行きたい。でも正月休みだし、空いてたとしても、混んでいる。
落ち着けない。そんな気持ちでモヤモヤしていたら、キーボードを叩いていた。
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