【パパ育休】仕事に復帰して3ヶ月が経ちました

育休から仕事に復帰して3ヶ月が経ちました。
なんとか社会復帰を果たし、仕事と育児の両立に奮闘する日々を過ごしています。無事にゴールデンウィークを迎えたので、このタイミングで現在の生活の状況や所感について、備忘のために書き残しておこうと思います。

育児について

子どもは今回で2人目になりますが、1人目の時と明らかに違うのは育児の時間です。育休明けでもかなりの時間を育児・家事に使っており、出勤前と帰宅後にそれぞれ2時間弱、1日あたり3~4時間は育児・家事をしています。
具体的には、出勤前に朝食の支度・家事・上の子の登園準備を、帰宅後に上の子の風呂・寝かしつけをしています。育児の大部分は、上の子の面倒を見るために使っています。

1人目の時は、妻が夜中の授乳や夜泣き対応が大変だったとしても、子どもが寝ている時間に合わせて休息をとってもらうことができていました。そのため、私は子どもの夜泣きがひどい時や、妻の体が本調子でない時にサポートする程度で大丈夫でした。ただ子どもが2人にいなるとそういうわけにはいかず、私が上の子を主体で見る必要があります。

いま大変なのは上の子の寝かしつけです。もうすぐ3歳になるのですが、とにかく元気で、夜の9時や10時になっても大はしゃぎです。背が伸びて電気のスイッチに届き、自分で電気を付けるようになったことで、就寝準備すらままならないこともあります。本の読み聞かせが習慣になっていますが、早くても1時間、長いと2時間近く寝るまでにかかることがあります。

幸い、下の子は同時期の上の子に比べてよく寝てくれています。ただ、今後下の子が大きくなってくると、今度は2人を同じタイミングで寝かせる必要があります。このままだと先が思いやられるなと思いますが…いまは先のことはそこまで深く考えず、目の前の育児を集中してやっている感じです。

仕事について

とにかく、残業をしないようにと心がけています。残業すると、帰宅後に上の子を風呂に入れる時間が遅くなります。そうすると寝かしつけの時間がどんどん後ろ倒しになり、生活が悪循環になるからです。
復帰後に何度か残業したことがありました。やむを得ず妻に子どもの風呂と寝かしつけを代わってもらったことがありますが、「くだびれた」と感想を頂戴しました…笑

残業をしないために、まず個人として仕事の仕方を見直しました。主に以下の3つを心がけています。

  • 短時間の集中を繰り返す(マイクロブレイク)

  • 仕事の切が悪くても定時で退社する

  • 突発休に備えてバッファを積み立てる

短時間の集中を繰り返す(マイクロブレイク)

まずは仕事のパフォーマンスを上げるために、短時間の集中を繰り返すようにしました。具体的には25分集中、3分休息のルーティーンで仕事を進めています。これを実現するために、「集中」というアプリを使っています。

このアプリは育休中のAWS資格取得時にも使っていましたが、業務でも継続して使うことにしました。集中する時間を絞ることで効率が良くなった感覚はあります。ただそれと同じくらい良かったのが「休憩をとる癖がついた」ことです。

いまの生活は、ある意味で仕事が終わった後が本番です。子どもの風呂・寝かしつけという体力的に最もハードなイベントが仕事の後に待っているため、余力を残した状態で仕事を終えなければなりません。集中アプリを活用して短時間の集中、そして休憩をこまめにとる癖がついたことで、体力を温存しながらも効率よく働けていると思います。

仕事の切りが悪くても定時で退社する

2つ目は、どれだけ切りが悪くても定時に上がることです。
私は定時10分前に「終業準備をしてください」と通知するアラームを設定しました。アラームを受信したら、取り掛かっている作業をできる範囲で切りよくまとめ、翌日に向けて作業の整理をして仕事を終えるようにしました。これにより、基本的には定時で仕事を切り上げられるようになりました。

突発休に備えてバッファを積み立てる

3つ目は、突発休に普段から備えておくことです。
子どもが1人の時でさえ、体調を崩した子どもを病院に連れていったり、看病したり、保育園に迎えにいったりするなど、突発休は避けられませんでした。子どもが2人になったことで、これまで以上に突発休の対策をしなければ、自身の業務が積み上がることになり、残業を避けられなくなります。

この対策として、普段からバッファを積み立てるようにしています。平たく言えば仕事を前倒しで進めるということですが、これまで以上に先を見据えてバッファを確保することを心がけています。具体的には、向こう1ヶ月くらいの作業計画を把握し、なるべく1週間程度の前倒しをするようにしています。計画の展開が無い場合は情報を引き出し、計画に落とし込みます。

1週間の前倒しを意識しているのは、以前に子どもが感染症にかかり、1週間近い突発休が発生したことがあるからです。その経験から、普段から1週間近いバッファを設けておくことで、仮に同じような事態になっても、何とかなるような状況を作っておきたいと思っています。

チームの課題には、これまで通り関心を持つ

育休前にチームリーダーを別のメンバーに引き継ぎ、育休から復帰した現在も、引き続きその人にリーダーを継続してもらっています。私は自身のタスクを行いながら、一歩引いたポジションで新しいリーダーのサポートをする立ち位置でやらせてもらっています。この配置転換は、私にとって非常に有難かったです。

ただチームリーダーを降りた後も、チームの課題にはこれまで通り関心を持つようにしています。個人のタスクのみ行ってチームの課題から目を逸らすと、チーム全体の生産性が落ちていくことになり、結果としてチームが炎上⇒フォローが必要になる⇒残業が増えるという悪循環になると思っているからです。

また、普段からチームへの貢献をしておけば、いざという時に助けてもらえる可能性も高くなると思っています。仕事の成果でバッファを積み立てるのと同じように、チームへの貢献についても、普段から信頼のバッファを積み立てることを意識して取り組んでいます。

近しい境遇の人と子育ての苦労を共感する

私が育休中に増えたメンバーで、同じく二児の父親がいます。お互い子育ての大変さを共感し、日々、励まし合いながら仕事ができています。チーム内で近い境遇の方が居るのは、お互いに本当の意味で理解を得ることができますし、とても大きな支えとなっていることを実感しています。

スキルアップについて

復帰後は前述の育児などあり、長期的なスキルアップのために費やす時間は少なくなりました。そんな中でも、何とか時間を捻出しようとしています。
具体的には、会社への通勤時間や休憩時間を活用しながら、AWS SAPの勉強をしています。まだまだ勉強中で受験は先になりそうですが、こちらも無理のないペースで勉強していきたいです。

今後の目標

二児の子を育てながら仕事と両立するのは、思った通り、いやそれ以上に大変な毎日です。ただ、育児を満足にできた日の夜はとてもよく眠れます。例えば、寝かしつけが上手にできた時は達成感があります。育児を通して、日々、自分が意味のあることに時間を使えている感覚があります。

今後はまず1年間、自分の体調を崩すことなく、2人の子の育児と仕事を両立した働き方・ライフスタイルを確立できるよう頑張っていきたいです。


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