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お酒の種類【大人のマナー講座】

年末年始はお酒をいただく機会が増えますよね。

親しい間柄、職場の方、
様々なシーンでいただくことになります。

お酒は、食事の席には欠かせないものであり、
食欲を刺激するだけでなく、リラックスして
楽しい気持ちにしてくれるもの。

こんな時、お酒の基礎知識を知っていれば、
食事の楽しみも広がるのではないでしょうか。

場面や料理にあった飲みものを注文出来れば、
上司からは、
次の重要な接待はあなたに任せようと、
一目置かれるかもしれません。

気になる女性との食事であれば、
こんな素敵な男性となら、またデートしたいと、
尊敬の眼差しで見られるかもしれません。

お酒が飲めない方も、場の雰囲気を楽しむために
お酒の知識だけでも学んでおくと会話が弾むので、
是非この機会に学んでみてくださいね。

ビジネスでもプライベートでも、
必ず役に立つこと間違いなしです。

では、早速お酒の種類から説明していきます。


🔳原料や製法による分類

◇醸造酒

【穀物や果実などを発酵させて作ったお酒】

・乾燥穀物
 ⇒ビール(大麦)、日本酒(米)、
  老酒(餅米、とうもろこし、粟)
・生鮮果実
 ⇒ワイン(ぶどう)、シードル(りんご)

◇蒸留酒

【醸造酒をさらに蒸留してアルコール度を高めたお酒】

・穀物   
 ⇒ウォッカ(ジャガイモ)、ウィスキー(大麦)、
  ジン(大麦、ライ麦)、ラム(さとうきび)、
  焼酎(シャガイモ等)
  
・果実   
 ⇒ブランデー類(ぶどう等果実)

◇混成酒

【醸造酒や蒸留酒に香草や果汁などを添加して作ったお酒】

・醸造酒  
 ⇒クレーム・ド・カシス(黒スグリ)等
・蒸留酒  
 ⇒グランマニエ(オレンジ)、みりん(もち米)等


🔳飲酒シーンによる分類

◇食前酒

【フランス語でアペリティフ】

【英語でアペタイザー】

胃の粘膜を刺激して食欲を促す効果があり、正式な
席や格式の高いお店では食事の前に食前酒を楽しむ
お部屋(ウェイティングバー)が設置されている。
     
ウェイティングバーが設置されていないお店の
場合、テーブルについたらまず食前酒を選び、
それをいただきながらゆっくりメニューを選ぶ
と良い。

<種類>
シャンパン】
・スパークリングワイン
 見た目にも華やかで気分を盛り上げるだけでな
 く、炭酸や適度な酸味が食欲を刺激してくれる。
カクテル】
・キール・ロワイヤル
 (シャンパン+カシスリキュール)
・キール・アンぺリアル
 (シャンパン+フランボワーズリキュール)
・ミモザ
 (シャンパン+オレンジジュース)
・カンパリソーダ
 (カンパリ+ソーダ)
・マティーニ
 (ジン+ヴェルモット)
ワイン】
・シェリー酒(スペイン産)

=食前酒豆知識=
食前酒と食中酒を区別しない場合、
軽めの赤・白・ロゼワインをオーダーすると良い。

◇食後酒

【フランス語でディジェスティフ】

【英語でアフター・ドリンク】

特徴:少しアルコール度が高く、総じて甘口。
アルコール度を高めた甘口のワインであるポート
ワイン、ブランデー、甘めのリキュール類や
クリームを使ったカクテルが代表的。

<ブランデーの種類>
・コニャック(フランス)女性的 
 ⇒アルマニャックより飲みやすい。
・アルマニャック(フランス)男性的 
 ⇒ややクセがある。
・等級順 VO<VSO<VSOP<XO
・りんご原料から作られるものをカルヴァドス
 と呼ぶ。
・ワインの搾りかすを再発酵したものをブラン
 デーと呼ぶ。
(フランスではマール、イタリアではグラッパ)
      

◇カクテル

【ベースとなる飲料に、お酒、果汁、炭酸

 など二種類以上の素材を合わせたもの】

食前、食後以外にも昼向き、夜向き、寝る前用など
種類は様々。

<ベース材料>
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウィスキー、
ブランデー、ワイン

<作り方>
シェイカーでシェイクするか、
大きめのミキシンググラスでステア―
(かき混ぜる)して作る。

<種類>
・ショートドリンクス
 冷やした小さなグラスに入っている。
 冷えているうちにいただく。
 アルコール度数が高い。

・ロングドリンクス
 大き目のグラスに入っている。
 ゆっくり飲んでOK。
 甘めで口当たりが良い。

=カクテル豆知識=
飾りのオリーブやフルーツはカクテルピックを
持って食べても構いません。
種や皮は、紙ナプキンなどに包んでグラスの脇
に置きます。

何を頼んでいいかわからない時は、
バーテンダーさんに、アルコールの強さや味、色
などを相談して作ってもらっても構いません。
既成レシピを「甘めに」、などとリクエストする
のも良いですよ。


🔳グラスの持ち方について

お酒を美味しくいただくためには、グラスの持ち方
も大切になります。
ワインやシャンパンは飲み物がぬるくならないよう
に、グラスの脚の部分を持ちます。
 

◇シャンパングラス

❖脚が長いフルート型
 五本指を軽く伸ばすようにして持つ。

シャンパングラス(フルート型)

  
 ❖丈の短いソーサ―型
  親指・人差し指・中指で支えるように持つ。

シャンパングラス(ソーサ―型)


◇ブランデーグラス

バルーン部分を手のひらで包み込むように持つ。
(包み込むことで温まり、芳醇な香りを楽しむ
 コトも出来る。)

ブランデーグラス


◇ウィスキーグラス

重いので粗相のないように五本指でしっかり掴む
ように持つ。  

ウィスキーグラス


あなたはどのくらいご存じでしたでしょうか。

お酒が飲めなくても、
知識があれば怖くなくなります。
マナーを身につけ、
ビジネスシーンもプライベートも
スマートにこなせるといいですね。


~かおのことが気になるあなたへ~

分かりやすそうに見えて、
なにか掴みどころがないと言われるわたし。
他のnoteも手にとってみてくださいね。
そこにヒントがあるかもしれません。
大切にしてきたベースとなる考え方などお話しています。
どうぞこちらもご覧くださいね。


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