花の鎖/湊かなえ

読み切って。
最近、動画で嵌まっている有隣堂の名を解説で見るとこれもまた妙な繋がりを感じてしまうのであった。

この作品、最初は場面がコロコロ変わるので私の頭ではなかなか追いつけなかった。
途中からもしや…と想って頭の中で人物相関図を描くもぼんやりとしか掴めず、紙に書き起こさないと駄目かなと考えながら読み進めていけば物語が繋がり始める中盤からそんな時間も勿体無いとばかりに一気に読み切ってしまった。

母娘の物語に見えて、夫婦の縁、絆、家族の鎖の物語であり最後は綺麗に纏まった様にみえながら私の中にはもんやりと薄霧が立ち込めるようなそんな作品だった。

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