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【MTGアリーナ】電脳灯争戦前哨戦 デッキ紹介と採用カードの説明【フレンドリーブロール】

 大河内ミカドです。普段はVTuberしたり、顔出ししたりしながら、マイナンバーだけを守って生きています。どうぞよしなに。

 先に行われた電脳灯争戦で使用した、フレンドリーブロールのデッキについて、有り難いことにDMをちょこちょこ頂きました。
なんだみんな、神河好きなんじゃん。ウィザーズさん、神河好きな人こんなにいますよ!武士道と転生を何とかしてください!


デッキレシピ

スクショ

電脳灯争戦用 梅澤悟らない

テキスト

テキスト版は後ほど。

デッキコンセプト

〇〇「忍者です」 梅澤悟「よし、通れ」

 NEO神河がスタンダードにいた3年間、大きな活躍をしたかと言われたら微妙だった忍者達。
旧神河ブロックでそれとなく強かったドスケベネズミ《鬼の下僕、墨目》や《静風の日暮》といった明らかなパワーカードが不在だった事もあり、スタンダードではあまり流行らなかったデッキタイプだったと記憶している、多分。

 一方統率者戦では、《梅澤悟》が非常に面白い立場にいる。
旧神河ブロックの忍び衆が使えるのはもちろん、下環境の巨大生物たちへの忍術付与によるビックリドッキリ何が出るかな状態。
 とりわけ、下環境の巨大生物達はゲームエンド級のカードもたくさん存在するので、対戦相手が突然の死を迎えることもしばしば。

 やりたいことはとってもシンプル。
「ブロックされないor飛行」で殴って巨大生物を忍術で踏み倒す。
 今回はブロール向きに調整したデッキを使用しました。

クリーチャー

0~2マナ

 序盤の要。基本的には、「飛行」「ブロックされない」「潜伏」などでアタックを通せるクリーチャーを最低限採用する。
 《羽ばたき飛行機械》《ネットワークの攪乱者》《幽体の船乗り》《変わり身ののけ者》《創意の神童》《幽体のこそ泥》《悪意の大梟》《極楽の羽ばたき飛行機械》《千の顔の影》

《創意の神童》

【ピックアップカード】
《創意の神童》
 X=0で0/1潜伏、X=1でアップキープにドローソースになる。後から引いても、手札に戻っても最低限お仕事できるカード。基本的に相手のパワー0でブロックされる分には盤面リソースが減らないので、こちらも積極的にパワー0で殴っていきたい。

 回避能力持ち以外の0~2マナ帯は、戦場に出たり、存在するだけで恒久的にリソースを確保できるクリーチャーを採用する。本来回避能力持ちに向くはずだった除去をこちらに向ける意図もある。
 《お告げの行商人》《第四橋をうろつく者》《市場の飛行機械職人》《波止場の潜入者》《霧の呼び手》《大群の妨害工作員》《潜入者、悟》《勢団の銀行破り》

《市場の飛行機械職人》

【ピックアップカード】
《市場の飛行機械職人》
 アリーナ限定カード。アップキープ開始時に、手札に羽ばたき飛行機械が現れる。無から有を生み出す。オマケで飛行機械が+2/+0修整を受ける。
 羽ばたき飛行機械は0マナで回避能力持ち。《潜入者、悟》がいればドローすることもできる。修整能力のおかげで、飛行機械でクロックを取っていくことも可能。基本的に2ターン放置されたらおつりがくる活躍。

3マナ~5マナ

 基本的に忍術で出す。出たとき効果や、ダメージを与えた時効果が強いクリーチャーを採用する。後続のでっかいクリーチャーに繋げるための盤面維持やドローを担う。4マナ帯まではたまに素出しする。
 《霧組のナーガ》《月の賢者の養子、ナシ》《正気泥棒》《月刃の忍び》《巧妙な潜入者》《復活したアーティ》《羽の夜のマーハ》

《正気泥棒》

【ピックアップカード】
《正気泥棒》
 コンバットダメージを与えたら相手のデッキを3枚見て、1枚を追放、残りを墓地へ。追放されたカードは、《正気泥棒》の有無に関わらず好きな色で唱えられる。基本的にはただ強いカードを頂く事が多い。
 クリーチャーを選択したとき、そのクリーチャーを忍術で戻すと相手の手札に戻るので注意(前科3犯)。

6マナ~

 ゲームエンド級のデカブツを忍術で出す。もう素出しは考えない。通れば基本圧倒的有利。これを出すために生きている。
 《全てを見通す者、アテムシス》《鬼の下僕、墨目》《墓所のタイタン》《深海の破滅、ジャイルーダ》《原初の潮流、ネザール》《船砕きの怪物》《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》《エインシャント・ブラス・ドラゴン》《蝕むもの、トクスリル》《囁く者、シェオルドレッド》《隔離するタイタン》《核の占い師、ジン=ギタクシアス》《絶え間ない飢餓、ウラモグ》

《全てを見通す者、アテムシス》

【ピックアップカード】
《全てを見通す者、アテムシス》
 ダメージを与えるたびに、手札を公開して、6通りのマナ総量があれば「お前の負け」を強制する。《核の占い師、ジン=ギタクシアス》につなげて出すと大体勝つ、たまに5通りしかないのもまた愛嬌。

PW/インスタント/ソーサリー

プレインズウォーカー

 採用しなくてもいい。でも雰囲気って大事じゃん?
《漆月魁渡》《踊る影、魁渡》
 どちらもトークン生成が可能。性能は悪くないのでお好みで。

インスタント/ソーサリー

 大きく分けて、「打ち消し」「除去」「ドロー」「リアニメイト」の4種類。バランスは環境依存。除去多めだったり打ち消し多めだったりする。

キープ基準

 キープの基準は諸説あり、学会でも未だに検討され続けています。今回は「俺の」キープ基準を紹介します。

0~2マナクリーチャー + 忍術用クリーチャー + 打ち消し呪文 +土地3枚
0~2マナクリーチャー + 打ち消し呪文 + ドロー呪文 + 土地3枚
0~1マナクリーチャー + 忍術持ち + 打ち消しorドロー呪文 +土地3枚

 1マリガンまでは誤差、2マリガンはきついといったところ。
 忍術用クリーチャーがいる場合、打ち消しは≪梅澤悟≫や回避能力持ちクリーチャーを守るために使います。
 打ち消しドローでキープする場合、ドロー呪文で手札を回しつつ忍術持ちor忍術用クリーチャーを狙って引き続けます。キツいように感じますが、一度忍術が通れば基本的にはリソース有利取り始めるので問題ありません。ライフは1残っていればいい。
 忍術持ちでキープする場合、土地は忍術コストを支払える色であることが前提です。今回採用している忍術持ちクリーチャーはリソースを増やすクリーチャーばかりなので、序盤はグルグル忍術で回しながらリソース差を作っていくことを考えます。

気を付けていること

≪梅澤悟≫をどう扱うか考えよう

 統率者が全体に能力を与える系のデッキ全般に言えることだが、統率者本人を統率者領域に戻すかどうかの判断は非常に難しい。
 特に≪梅澤悟≫の場合、死亡・追放についてはほぼノータイムで統率者領域に戻したいが、バウンスやライブラリトップに戻す場合は、あえて統率者領域に戻さない選択肢を取ることもある。
 特に忍術コスト含めた7マナ出る状態(≪梅澤悟≫を唱えるコスト+忍術)の場合、統率者領域に戻してしまうとそのターンは忍術による追撃ができなくなる場合がある。
 また、展開のために≪梅澤悟≫本人を忍術のタネにする選択肢も持っておくことが重要。≪梅澤悟≫がいるより、でっけぇ化け物がいたほうが強い局面は沢山ある。
 数多のパターンを考え、柔軟に対応することが重要だね。

最速は本当に最速?

 3ターン目の≪梅澤悟≫着地は、場合によっては怖かったりする。
特に除去豊富なカラーを相手にする場合、着地した返しのターンで除去されることもままある。
 相手のカラーをしっかり確認して、ディミーアカラーを使う最大のメリットである打ち消し呪文を構えた状態にできるか、常にマナ残量を把握して「最適なタイミング」で≪梅澤悟≫の着地を狙おう(前科たくさん)。

さいごに

 今回は前哨戦に向けた調整だったので、あえて不採用としたカードもたくさんあります。特に執筆時にブルームバロウのアルケミーカードが増えたこともあり、採用カードは少しずつ変えるつもりです。
 常に変化を求め続ける、それが忍者だ!!
 
 
 まぁ、フィニッシャーは忍者じゃないんですけどね。

※電脳灯争戦終了後に、本noteにレシピを追記・更新します。

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